
地上30mから眺める大パノラマ!
沼津港を象徴する日本最大級の水門
北に富士山、西に駿河(するが)湾が広がる静岡県沼津市の沼津港。なかでもひときわ目を引くのが、沼津港大型展望水門「びゅうお」です。
もともとは、津波対策として造られた施設ですが、普段は観光スポットとして人気! 絶景が楽しめる展望スペースや、写真撮影が楽しいトリックアートなど、見どころを紹介します。
※内容は一部変更になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
沼津港大型展望水門「びゅうお」とは

沼津港のランドマークである大型展望水門「びゅうお」は、東海地震の津波対策の一環として2004年(平成16年)に造られました。
地震計と連動して動くようになっており、津波につながる地震が発生した際は、幅40m、 高さ9.3m、重量406トンの巨大な扉が地震発生から約5分で閉じ、津波をシャットアウトします。
また、「びゅうお」という名前の由来は、眺望や景色を意味する「view(ビュー/)」と、「魚(うお)」を組み合わせたもの。豊かな自然や海産物が楽しめる沼津らしい名前です。
「びゅうお」3つの楽しみ方
「びゅうお」には、エレベーターで上がった高さ30mのフロアに2カ所の展望施設があります。親子におすすめの楽しみ方を紹介します。
【楽しみ方1】展望エリアで360度の大パノラマを堪能

展望エリアは建物の両端に2カ所あり、360度の眺望を楽しめます。大きな窓の外、眼下には、駿河湾の真っ青な海が広がり、晴れた日はキラキラと輝き、開放感たっぷりで気分爽快(そうかい)です。

眺められる景色は、沼津港や市街地、沼津アルプスの山々、箱根連山など。見る場所によってさまざまな表情の景色を楽しめます。

また、天気が良いと、富士山を眺めることもできます。雲に隠れてしまうことが多い富士山ですが、運よく見えた際には、美しさと大きさに歓声を上げて喜ぶ人も多いそう!
【楽しみ方2】「深海スカイエリア」で空中散歩

2つの展望エリアを繋ぐ連絡通路「深海スカイエリア」。足元には、グラフィックシートで表現された深海の光景が床一面に広がっており、まるで海の上を歩いているような気分になります。
深海の景色は、スマホのカメラを通して見ると、まるで本当の海を覗いているかのよう。夜は床面がライトアップされて幻想的です。
【楽しみ方3】トリックアートで記念撮影

展望エリアの数カ所にトリックアートが用意されています。描かれているのは、日本一深いといわれる駿河湾にちなんで深海をイメージした作品。ぜひ、記念に撮影をしてみてくださいね!

ほかにも、駿河湾の歴史などを学べるスペースもあり、沼津のことを深く知ることができます。
外から見て、その大きさを見ておどろき、中に入って眺望を満喫できる「びゅうお」。沼津に訪れたら、ぜひ足を運んでみてくださいね。
とりっぷノート♪暗くなったらライトアップ

夜は20時まで営業しています。ライトアップされる「びゅうお」もきれいですが、暗くなってから展望施設を訪れるのもおすすめ! 夜の海や市街地の夜景などを眺めることができ、日中とは違う景色を見られます。(いこーよとりっぷ編集部・浜田彩)
記事を書いた人

浜田彩
いこーよとりっぷ編集部員/好奇心の赴くままに生きる娘2人のママ。大人も子供も楽しめて、おトク感があるおでかけ場所の情報収集中! 郷土料理や地酒、二次元が好き。限定ものにとことん弱い。
スポット基本情報
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スポット名 | 沼津港大型展望水門「びゅうお」 |
ふりがな | ぬまづこうおおがたてんぼうすいもんびゅうお |
住所 | 静岡県沼津市本字千本1905-27 |
電話番号 | 055-963-3200 |
営業時間 | 10:00~20:00(木曜のみ~14:00) |
定休日 | なし |
料金 | 高校生以上100円、小・中学生50円、未就学児は無料 |
アクセス | 【車】東名高速道路・沼津ICから約25分 【電車】JR東海道本線、御殿場線「沼津駅」から、伊豆箱根バスに乗車(約10分)、バス停「沼津港」下車後、徒歩で約6分 |
駐車場 | 駐車場あり |
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