色とりどりのあじさいが咲き誇る
川崎市を代表する「あじさい寺」
神奈川県川崎市多摩区の南東部に広がる長尾丘陵に建つ「長尾山 妙楽寺」。「長尾の里あじさい寺」の名前で親しまれ、境内には約1,000株のあじさいが植えられ、6月に見頃を迎えます。
川崎市を代表するあじさいの名所「長尾山 妙楽寺」の見どころをご紹介します。
源氏に由緒のある歴史ある寺院
「長尾山 妙楽寺」は、中世初期には存在したと言われる歴史ある寺院。源氏代々の祈祷所として保護されていたとも言われています。
近年は、境内に植えられているあじさいが有名になり、毎年6月中旬から下旬にかけて見頃を迎えるあじさいを鑑賞しに、多くの人が訪れます。
境内を埋め尽くす1,000株のあじさい
「長尾山 妙楽寺」の境内に植えられているあじさいは、28種類約1,000株。28種類のあじさいの中には、なじみの深い西洋アジサイやガクアジサイのほかに、野山で自生していることが多いヤマアジサイや細長い三角形の形で花が咲くカシワバアジサイなど、珍しい品種もあります。
寺院は高台にあるため、境内の見晴らしの良いところからは川崎市内を一望でき、晴れた日には東京スカイツリーまで見渡せることも!
毎年6月第三日曜日の父の日に合わせて開催される「長尾の里 あじさいまつり」
毎年6月第3日曜日の父の日には、「長尾の里 あじさいまつり」が開催され、地元子供たちによる太鼓の演奏も行われます。あじさいの苗の販売や和菓子、地元産の野菜などの販売も。
6月は、梅雨の時期で雨が続きますが、鮮やかに色とりどりに咲くあじさいがぐずついた天気を忘れさせてくれますよ。
父の日に行われるお祭りにも、家族そろってお出かけしてみてはいかがでしょうか。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
スポット基本情報
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スポット名 | 長尾山 妙楽寺 |
ふりがな | ながおさんみょうらくじ |
住所 | 神奈川県川崎市多摩区長尾3-9-3 |
電話番号 | 044-922-3653 |
アクセス | JR南武線「宿河原駅」「久地駅」より徒歩20分 JR南武線/小田急線「登戸駅」より川崎市バス「登05または登06菅生車庫」行き「切通し上」下車徒歩10分 小田急線「向ヶ丘遊園駅」より東急バス「向01梶ヶ谷駅」行き、「切通し上」下車徒歩10分、または川崎市バス「溝06溝口駅前」行き「長尾」下車徒歩10分 東急田園都市線「梶ヶ谷駅」より東急バス「向01向ヶ丘遊園駅南口」行き「切通し上」下車徒歩10分 |