遊びも学びも楽しめる<br/>水と森のテーマパーク

遊びも学びも楽しめる
水と森のテーマパーク

さかな公園
さかなこうえん
体験する
学びにつながる
山梨県南都留郡忍野村

山梨県忍野村にある「さかな公園」は、”水を知り、水とたわむれ、水を育む”を合言葉にした、水と森のテーマパーク。

富士の豊かな湧水を使用した公園内には、遊具のほか水族館や学習館もあり、親子で遊びながら学べるスポットです。

東富士五湖道路・山中湖ICから車で約5分とアクセスの良い場所に位置しています。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

水と森について楽しく学べるテーマパーク

敷地総面積約3.2ヘクタールの「さかな公園」内には、富士山の湧水を活用した小川やじゃぶじゃぶ池のほか、傾斜を利用した長い滑り台やロープを使用したアスレチックなど、子供が楽しめる遊びがそろいます。

また、自然環境について学べる施設が整備されており、学びのスポットとしても人気です。

富士の湧水を使った水槽展示を行う「富士湧水の里水族館」と、忍野村の自然や文化などを学べる「森の学習館」を詳しく紹介します。

森の中にある水族館「富士湧水の里水族館」

淡水魚専門の展示施設「富士湧水の里水族館」は、山梨県内の河川や湖沼にすんでいる生きものや、県内で養殖されている魚を中心に展示しています。

館内は2階建てで、1階はドーナツ型の「二重回遊水槽」、魚の生息環境を再現した「流水水槽」などを設置。

一方2階には、淡水魚の生態などを紹介する「シアターホール」と、顕微鏡を使ってプランクトンなどが観察できる「マイクロアクアリウムコーナー」があります。

多種多様な水槽が勢ぞろい!ユニークな仕掛けも

1階中央にある大きなドーナツ型の「二重回遊水槽」では、希少魚のイトウや、富士の介、チョウザメといった大型の魚から、ニジマスのような小さな魚まで約3,000匹が泳いでいます。

魚がいる水槽をよく見ると、“ある仕掛け”が施されています。

大きさが異なる魚を1つの水槽に入れるとケンカが起こる可能性もあるため、内側と外側に空間が分かれた二重構造になっているんです。

魚の大きさによって空間が仕切られているので、小さな魚にとっても安心・安全な環境が保たれているんですね。


水槽の水には、富士の湧水を使用。水の透明度が高いので、すべての魚が一緒に泳いでいるように見えます。

山梨県内を流れる川の源流から中流までを再現した「流水水槽」では、上流エリアにヤマメやアマゴ、中流エリアにオイカワ、ウグイなどが泳いでいます。季節によっては産卵行動を観察することもでき、魚の生態学習にぴったり!

2階にある「マイクロアクアリウムコーナー」では、プランクトンを顕微鏡で観察できます。これまで知らなかった水生生物たちの意外な生態や、驚きの体の仕組みが学べます。

ほかにも、子供の知的好奇心をくすぐる企画展も随時開催されています。おでかけ前にチェックしてみましょう。

■富士湧水の里水族館
営業時間:【7月~9月】9:00〜18:00、【10月〜6月】9:00〜17:00
定休日:火曜(祝日の場合は翌日)
電話番号:0555-20-5135
料金:大人420円、小・中学生200円、幼児(乳児・未就学児)無料

公式サイト

入場無料&自然について学べる「森の学習館」

入場無料で利用できる「森の学習館」は、忍野村の自然や文化が学べる施設。八角形をした建物の天窓からは陽光が差し込み、明るく開放的な空間です。

施設内では、自然を利用した遊び体験で知識を深めることができます。

遊びながら学べるコーナーがいっぱい!

「動物はく製コーナー」では、ツキノワグマなど忍野村に生息する動物のはく製を間近で観察でき、実際に触ることもできます。

ニホンジカの角や動物の毛並みに触れることで、固さや質感を自分自身の手で感じられ、子供にとっても大きな学びにつながりますね。

「手と鼻くすぐりコーナー」では、マツボックリやドングリなどの木の実を手に取って観察したり、木材や針葉樹の葉などの香りの嗅ぎ分けができます。

ゲーム感覚で楽しみながら、触覚・嗅覚を使って自然をダイレクトに体感できる貴重な展示エリアです。

ほかにも、忍野村の暮らしや風習、方言など、さまざまなテーマについてまとめた資料を壁面展示しています。総合的な視点から忍野村を深く知ることができます。

■森の学習館
営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
定休日:火曜(祝日の場合は翌日)
電話番号:0555-84-7261
料金:無料

公式サイト

とりっぷノート♪ここがポイント

入園無料で楽しめる自然豊かな「さかな公園」。公園内を流れる小川には、カエルやトンボなどの生き物がたくさん生息しています。

親子で自然観察などを楽しみながら、1日ゆっくり過ごしてみてくださいね。(いこーよとりっぷライター・飯田佐智)

記事を書いた人

飯田佐智(Clay)

小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ(おつまみ♪)を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。

スポット基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
スポット名さかな公園
ふりがなさかなこうえん
住所山梨県南都留郡忍野村忍草3098-1
電話番号0555-84-7794
※電話窓口は「忍野村役場観光産業課」です
営業時間9:00〜17:00
定休日火曜(祝日の場合は翌日)
料金無料
アクセス【車】東富士五湖道路・山中湖ICから車で約5分/【電車】富士急行線「富士山駅」下車後、富士急バス「内野行(お宮橋経由)」乗車(約17分)、バス停「さかな公園」下車徒歩5分
駐車場駐車場あり
公開日2022年07月04日/更新日2023年08月22日