入間市内や関東甲信の名所を一望
ハイキングも楽しい丘陵の展望台

埼玉県入間市・飯能市、東京都青梅市の3市にまたがる丘陵にある「桜山展望台」。

富士山から筑波山、東京の建物までさまざまな名所を望むことができます。

周辺では自然観察やハイキングもできますよ。

（トップ画像提供：入間市）

地元FMパーソナリティが発信！入間市の「親子向け観光情報」

加地丘陵のシンボルとして愛される展望台

入間市の市制施行20周年を記念する事業の1つとして1987年に建設された「桜山展望台」。展望台の高さは約20m。加治丘陵のシンボルともなっています。

「桜山」は地元の地名にちなんだ名前で、春には桜や新緑が美しい場所。加治丘陵の四季折々の自然が楽しめる遊歩道の中心として、たくさんの人が訪れています。

高台から茶畑や関東周辺の山々を一望！

眼下に広がる茶畑の緑がまぶしい（写真提供：入間市）

標高189ｍの位置にある展望台を上るとそこには大パノラマが！　晴れた日には富士山や丹沢、秩父連山、筑波山、日光連山など、関東甲信の名峰を望めます。

眼下には入間市の重要な地場産業であるお茶の畑が広がり、池袋の「サンシャイン60」や新宿の高層ビル群、「東京スカイツリー」など、東京方向の眺めも入間市ならではのお楽しみです。

展望フロアには案内板もあるので、子供と一緒に知っている山や建物を探してみましょう。

加治丘陵で自然観察やハイキングも♪

加治丘陵内の自然探勝路（写真提供：入間市）

「桜山展望台」のある加治丘陵は、埼玉県入間市とお隣の飯能市、東京都青梅市にかけて広がる丘陵緑地。古くから農村の暮らしと結びついてきた里山です。

地元の幼稚園や小学校の子供たちにとっては“遠足の名所”でもあります。

加治丘陵は秩父多摩甲斐国立公園の山間部とつながっているため、入間市内でも特に自然が豊か。野生生物の宝庫でもあります。植物や昆虫、鳥など、子供の興味にあわせて観察したり調べたりしてみましょう。

桜山展望台を通る丘陵のハイキングコース（遊歩道）も整備されています。

記事を書いた人

高柳涼子

雑誌編集部出身のフリーランス。ライティングと校閲を中心に、ときどき編集も手がける3児の母です。これまでに関わった分野は、求人、教育、ウェディング、アート、手芸、田舎暮らし、食育、仏教、旅行、料理、子どもなど。仕事を通して新しい世界に触れ、記事や本を読んだ方の役に立つことが何よりの喜びです。