利島の海を眺望できる無料のプール
ウォータースライダーや子供用も！

東京の伊豆諸島に属する利島（としま）。

その玄関口である利島港から徒歩で約6分の距離にある「前浜親水レクリエーション施設」は、夏季限定で開放されるプールです。

25mプール、子供用プール、さらにウォータースライダーまであり、利用は無料！　地元住民をはじめ観光客にも親しまれている夏の人気スポットです。

観光客も利用可能！海を臨む、無料プール施設

海が見える高台に作られたプール

利島は断崖絶壁に囲まれているため自然の砂浜がなく、水で遊べる場所が少ない島。そこで、住民が水に親しむ機会を増やし、観光客にも楽しんでもらおうと「前浜親水レクリエーション施設」が作られました。

海水を利用したプール施設で、夏季限定で開放されます。

神津島から砂を輸送して作った人工ビーチ「カケンマ浜」と並び、子供たちが水に親しめる貴重なスポットです。

「前浜親水レクリエーション施設」への行き方と利用方法

村落から利島港を目指して道を下ると、木々の間からプールと海が見えてきます

民宿や商店、郵便局などがあるエリアから、カケンマ浜や利島港方面に向かう途中にあり、ヘリポートからもすぐの場所にあります。

受付で氏名など必要事項を記入します

入口に置いてある「施設使用申込書」に名前や年齢などの必要事項を書き込むだけで、受付は完了。

島民はもちろん観光客も利用可能なので、子供同士で友だちの輪が広がりそうですね！

プールは25mと子供用の2種類。なんとウォータースライダーも！

水泳の授業でも使用される25mプール

施設内には25mプールと子供用の浅いプール、ウォータースライダーが併設されています。

しっかり泳げる25mプールは、利島村の小中学校の授業でも使用されているので、水泳の練習をしたい親子にもぴったりです。

ウォータースライダーと子供用プール

子供用プールの中心には、利島周辺に棲むミナミハンドウイルカ（別名：ミナミバンドウイルカ）をモチーフにしたオブジェが。

水深は約30cm。小さな子供でも足がしっかりつくので安心して楽しめますよ。

子供用プールの利用には年齢制限をもうけていませんが、オムツがとれていない場合はプール用オムツにはきかえるといったマナーを守りましょう。

また、子供がプールで遊んでいる時は、必ず大人がそばで見守りを。

子供たちから人気のウォータースライダー

ぐるっと円を描く大きなウォータースライダーは子供から大人気！　身長や年齢制限はありません。親子で一緒にすべっても楽しそうですね。

とりっぷノート★おすすめポイントを紹介

夕焼けとそれを映し出す水面が幻想的でした

晴れた日の夕方には、プールに続く緩やかな坂道で見事なサンセットを見ることができます。

プールは16時半までと、夕日より少し早く閉まってしまうので、一度海までお散歩してから戻るなど、少し時間をずらして訪れてみてください。

「大石山遺跡」から見たヘリポートと海

近くにある「大石山遺跡」も絶景スポットとして知られているので、あわせて散策するのもおすすめです。（いこーよとりっぷライター・岡本ハナ）

記事を書いた人

岡本ハナ

1983年フィリピン生まれ。4児（2男2女）の母。 大学在学中に読者モデルとして活動するかたわら、web制作会社でライターアシスタントとして勤務。現在は、映画や音楽などエンタメ情報、子供関連（不妊治療、発達障がい児など）をテーマに各メディアで執筆。料理下手だが、料理人の夫に感化されて料理＆食育を勉強中！　多国籍料理が好き。