熊谷市のおすすめ観光地&穴場5選
2024秋の日帰りドライブにも◎
埼玉県熊谷市は、親子で訪れたい歴史名所が点在するまち。緑あふれる公園や回遊式庭園もあります。
そこで今回は、埼玉県熊谷市の観光スポットを5カ所ご紹介。都心からのアクセスもよく、夏休みやGWなどの家族旅行はもちろん、秋の日帰り観光やドライブにもおすすめです。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
歓喜院 聖天堂
国宝に指定された美しい彫刻を見よう!
高野山真言宗の寺院「歓喜院(かんぎいん)」。一般には「妻沼聖天山(めぬましょうでんざん )」と呼ばれており、東京都「本龍院」、奈良県「宝山寺」に並ぶ“日本三大聖天”のひとつに数えられています。
参拝者の目を引くのは、本殿にある「聖典堂」の日光東照宮を思わせる精巧な装飾。“埼玉日光”とも呼称されており、彫刻技術や近世装飾建築としての高い評価から、平成24年には国宝にも指定されました。
建立当時(1179年/治承3年)の美しさを蘇らせるため、2003年(平成15年)10月から大修理を行い、2011年(平成23年)6月の補修終了が完了してからは一般公開されています。
ママパパの縁結びにも◎春と秋には例大祭を開催
夫婦の縁をはじめとしたさまざまな縁結びのご利益がある場所としても知られ、パワースポットとしても人気。
春と秋には大きな祭りもあり、一年を通じて楽しむことができます。
また、歓喜院聖天堂がある荒沼地区の名物 「聖天寿司」もおすすめ。200年以上も伝わるいなり寿司で、近隣のお寿司屋さんで販売されています。美しい彫刻を眺めた帰り道に、ぜひ立ち寄ってみてください。
■スポット概要
所在地:埼玉県熊谷市妻沼1627
参拝時間:御祈祷・御朱印:9:00~16:30(最終受付15:30)/参拝:平日10:00~15:30、土日祝日9:30~16:30(最終受付は30分前まで)
定休日:なし
料金:700円(小学生以下は無料)
アクセス:
車:①東北自動車道・館林ICから約40分 ②関越自動車道・東松山ICから約50分
電車:JR高崎線「熊谷駅」からバスで約25分
駐車場:無料駐車場あり
片倉シルク記念館
製糸の製造工程を学べる、富岡製糸場の姉妹工場
1873年(明治6年)創業、製糸業を祖業とする「片倉工業株式会社」。同社最後の製糸工場だった熊谷工場の繭倉庫を活用し、新しく歴史を刻み始めたのが「片倉シルク記念館」です。
施設内では繭から生糸になる工程、明治・大正・昭和初期にかけて一大産業となった日本の製糸業の推移などについて、貴重な資料や写真を通じて展示・解説されています。熊谷工場で実際に使われていた機械もあり、片倉工業株式会社の製糸業121年の歴史を感じられるでしょう。
世界遺産に登録された「富岡製糸場」の姉妹工場だった熊谷工場。製糸業の歴史を保存・継承する貴重な建物として、2007年(平成19年)には近代産業遺産にも認定されています。私たちの生活と決して切り離せない、糸の魅力にふれてみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
所在地:埼玉県熊谷市本石2-135
営業時間:10:00~17:00(最終入館16:30)
定休日:月・火曜 ※夏期、年末年始、臨時休館あり
入館料:無料
アクセス:
車:関越自動車道・花園IC、関越自動車道・東松山ICからそれぞれ約30分
電車:JR高崎線「熊谷駅」から徒歩で約15分
大沼公園
沼に浮かぶ弁天島と朱橋が見どころの景勝地
大沼を囲むようにして造られている「大沼公園」。1933年(昭和8年)に大沼の改修が行われて以来、熊谷市民の憩いの場となっています。
沼の中央に浮かぶ弁天島と岸辺とをつなぐ朱色の橋は、見どころのひとつ。穏やかに揺れる水面、深緑の森に朱橋が映える景勝地として人気です。
昔は弁天様と日本最古の板碑がありましたが、現在は複製されたものが設置。埼玉県指定の文化財にも指定されています。
天然のアカマツ林に飛来する野鳥や水鳥を観察しよう
園内はアカマツをはじめとした、四季折々の木々や草花がたくさん! 自然環境保全地域にも指定されており、カモやアヒルといった野鳥や水鳥も飛来。森林浴とバードウォッチングを楽しめます。
遊歩道も整備されているので、自然に囲まれながらリラックスした時間を過ごせますよ。
■スポット概要
所在地:埼玉県熊谷市須賀広624-1
アクセス:
車:関越自動車道・東松山ICから約20分
電車:JR高崎線「熊谷駅」からバスで約20分
駐車場:あり
星溪園
熊谷市の名勝!江戸~明治時代に造られた回遊式庭園
熊谷地方の発展に貢献した竹井澹如(たけいたんじょ)は、初代県議会議長に就任し数々の偉業を成し遂げた政治家です。
そのひとつが、回遊式庭園「星溪(せいけい)園」の作庭。慶応年間から明治初年にかけて造られ、熊谷市指定の名勝にも登録されています。
1623年(元和9年)に起こった荒川の洪水で西側にある土手が崩れ、現在の「玉の池」が生まれ、その周辺を取り囲むように星溪園が造られました。正門をくぐると、竹林や名石に囲まれた美しい玉の池が出迎えてくれます。
親子で歩いて庭園の美しさに感動!
玉の池の周囲に整備された散策路を、親子でゆっくりと歩いてみましょう。四季折々の草花に癒されるとともに、東屋や雪見灯篭、石塔など、美しい庭園の姿に驚くはずです。
また、「星渓寮」、「松風庵」、「積翠閣」の3つの建物は、お茶会など日本文化教養の場としても使われています。趣深い庭園や建物に腰掛けながら、星溪園の美しさを愛でてみてはいかがでしょうか。
日本文化を体験できる「夕涼み会」など、親子におすすめのイベントも開催されています。
■スポット概要
所在地:埼玉県熊谷市鎌倉町32番地
開園時間:9:00~17:00(11月1日〜2月末日は16:00まで)
定休日:月曜(祝日の場合は翌日)、12月27日~1月4日
料金:入園無料(一部室内は有料)
アクセス:
車:関越自動車道・東松山ICから約35分
電車:JR高崎線「熊谷駅」から徒歩で約18分、秩父鉄道「上熊谷駅」から徒歩で約3分
駐車場:あり
道の駅 めぬま
2,000株のバラ園と熊谷グルメを堪能!
熊谷市の特産品やお土産を買い求めるならここ! 国道407号線に面した「道の駅 めぬま」がおすすめです。
大きな敷地内には「めぬま物産センター」と「めぬまあぐりパーク」の2つの施設があります。めぬま物産センターでは、地元の農家さんが栽培した新鮮な作物を販売。大和芋や人参など、美味しい野菜がお得なお値段で手に入りますよ。
一方、めぬまあぐりパークには特産品やお土産がずらり。レストランフロアには、地粉で作られたうどんや特産野菜を使ったジェラートなどめずらしいグルメがたくさん! 夏に販売される「雪くま」というかき氷も大人気です。
バラをはじめ、季節の花も見どころ
施設の屋外にある 、約400種類・2,000株のバラ園(入園料無料)もおすすめ。バラは例年4月下旬から初冬まで咲きますが、特に4月下旬〜5月下旬の春バラと、10月中旬〜11月中旬の秋バラは見事です。
ほかにも可憐な一年草や、河津桜、クリスマスローズなど、一年を通して鮮やかな草花が観光客の目を楽しませてくれます。
四季の花々や熊谷市の美味しいグルメを堪能しに、一度は訪れておきたい観光スポットです。
■スポット概要
所在地:埼玉県熊谷市弥藤吾720番地
営業時間:
・めぬま物産センター直売所:9:00〜17:30(1月~2月は17:00まで)
・食堂:10:00〜15:00
・めぬまあぐりパーク:平日 10:00~17:30(10月~3月は17:00まで)、土日祝日:9:30~17:30(10月~3月は17:00まで)
定休日:
・めぬま物産センター直売所:12月31日〜1月5日
・食堂:毎月第1水曜、不定休あり
・めぬまあぐりパーク:毎月第1水曜、12月30日〜1月3日
料金:入場無料
アクセス:電車:JR「熊谷駅」からバス「道の駅めぬま」下車
車:①関越自動車道「花園IC」から約30分。②東北自動車道「館林IC」から約30分。③東北自動車道「羽生IC」から約30分。
駐車場:あり
熊谷市には、今回ご紹介した以外にも訪れてみたい観光スポットがたくさんあります。下調べをしっかりして、楽しい一日をすごしてください♪
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年10月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
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