日帰りOK!伊豆大島の観光名所5選 <br/>都心から約2時間&秋に親子で満喫
更新日2024年09月09日/公開日2024年03月27日

日帰りOK!伊豆大島の観光名所5選 
都心から約2時間&秋に親子で満喫

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自然とふれあう

豊かな自然に恵まれた伊豆大島は東京・伊豆諸島最大の大きさを誇り、マリンレジャーからハイキング、温泉まで、都会ではできない体験を楽しめる観光地です。

そこで今回は、伊豆大島の人気観光スポットをご紹介! 港区の「竹芝客船ターミナル」から高速ジェット船で約2時間、「調布飛行場」から飛行機で約25分でアクセスできるので、日帰りや1泊でも満喫できます。秋の週末に親子で小旅行を計画してみてくださいね。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

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東京近郊から伊豆大島までのアクセスは?

東京・竹芝客船ターミナルから:高速ジェット船で最速1時間45分、大型客船(夜発)で最短6時間
横浜・大さん橋から:大型客船(金・土曜の夜発)で約6時間30分
久里浜から:高速ジェット船で最速1時間
東京・調布飛行場から飛行機で約25分

※所要時間は目安です。運航状況により前後します

日帰りはできる?

1泊以上がおすすめですが、日帰り旅も可能です。

2024年現在、竹芝客船ターミナルを8時30分の便で出航すると大島には10:35に到着できます。帰りの最終便は大島発15時20分の船。例えば行きの便を飛行機にすれば、滞在時間を伸ばすこともできます。

レンタカーはもちろん、島の主要スポットを巡る観光バスや路線バスもありますし、東海汽船などの日帰りツアーを利用するのも便利です。

波浮港見晴台

港を一望できる絶景スポット

「波浮港」は伊豆大島の南端に位置し、かつて火口湖であった「波浮の池」を開削して開港された小さな港です。

元々は遠洋漁業の中継地として栄えた波浮港は、現在もその面影を残しており、ノスタルジックな風情ある漁港となっています。

「波浮港見晴台」は、そんな波浮港を一望できる絶景スポット。

波浮港の近くにある「筆島」も必見です。筆島は、高さ30mほどの、大島の中でもっとも古い火山「筆島火山」の火道にあった角礫岩の残骸です。筆のような出で立ちの岩が、真っ青な海に浮かぶ絶景となっています。

筆島海岸は「日本の渚100選」にも指定されている景勝地。大島一周道路沿いにあるので、ドライブで大島を観光する際はぜひ立ち寄りたいスポットですね!

■スポット概要
住所:東京都大島町波浮港
アクセス:
車:元町港から都道208号経由で約30分
バス:大島元町港から大島バス「セミナー入口」行きに乗車(約42分)、「波浮港見晴台」バス停で下車後、徒歩すぐ

公式サイト

三原山

伊豆大島のシンボル

三原山は、伊豆大島のほぼ中央に位置する標高758mの活火山で、伊豆大島のシンボル的存在です。最近では1986年に大噴火が発生し、全島避難となりましたが、現在では安全な状態となっています。

三原山にはいくつかのハイキングコースが整備されており、初心者でも気軽にハイキングを楽しむ事ができます。

山頂付近「三原山山頂口」までバスが通っており、遊歩道で火口まで歩く事ができます。山頂では、直径300mの雄大な火口を間近で見る事ができます。

また、一周約2.5kmの「火口一周コース」がおすすめ。御神火を祀る「三原山神社」や、ユニークな形をした溶岩を見ることができます。

なかでも有名なのが、ゴジラのような頭の形をした通称「ゴジラ岩」。じつは三原山はゴジラと縁深いスポットです。

1984年公開の映画「ゴジラ」では、ゴジラは三原山火口に落とされて鎮められています。そして2年後、1986年の噴火で、復活したかのように実際に姿を現しました。

そんな誕生秘話を持つゴジラ岩、よく晴れた日には富士山や伊豆半島をバックに佇む姿を見ることができますよ!

■スポット概要
住所:東京都大島町野増
アクセス:車:大島空港から約20分

裏砂漠

日本で唯一の砂漠!ロケ地にも利用される絶景スポット

「裏砂漠」はその名の通り黒い砂で覆われた砂漠。あまり知られていませんが、国土地理院発行の地図に唯一「砂漠」と表記されている日本唯一の砂漠なのです。度重なる噴火による火山灰と黒い軽石に覆われています。

裏砂漠は三原山のふもとにあり、付近は特別保護地区として車両の乗り入れが禁止されています。

そのため、アクセスは「温泉ホテルルート」か「月と砂漠ライン」を通り、駐車場まで車で乗り入れ、徒歩で裏砂漠まで向かいます。

荒涼とした黒い地面が一帯にひろがる裏砂漠。異世界感がはんぱないです!

真っ青な海と、空の境界線が一体となった神秘的な絶景を見る事ができます。ここが日本だとは到底思えない、圧倒的スケールを肌で感じる事ができます。伊豆大島に行ったら必ず訪れたいスポットです。

■スポット概要
住所:東京都大島町元町1‐1‐14
アクセス:車:元町港から約35分

公式サイト

千波地層断面

噴火の歴史を物語る「バームクーヘン」

「千波地層断面」は伊豆大島の南西側、島一周道路沿いにある地層切断面。この地層切断面は、過去1万5000年以上の間に繰り返し発生した噴火の火山灰や軽石が積もり、現れたものです。

起伏に富み一見褶曲しているようですが、火山体斜面の尾根と谷の繰り返し地形を覆って降り積もった堆積物が斜面勾配と直角に切られて見せた断面となっています。

高さ30m、長さ800mにわたって続き、100層ほど積み重なった見事な縞模様は、まるでバームクーヘンのよう! 路面壁の一部分は約1万5000年から2万年以前の部分のものといわれています。

伊豆大島の噴火の歴史を物語る、貴重なスポットとなっています。写真を撮るなら晴れた日の午後がおすすめです!

■スポット概要
住所:東京都大島町野増上センバ−412
電話:04992-2-1446
アクセス:車:元町港から約15分

都立大島公園

ヤブツバキが自生する自然豊かな公園

大島公園は、伊豆大島の東部に位置する総面積327ヘクタールの都立公園です。園内は大きく分けて椿園や動物園のある大島公園地区と、キャンプ場があるゴゼ川地区にわかれています。

伊豆大島といえば椿が有名ですが、公園内の「椿園」には、椿の園芸品種約1,000種、ヤブツバキ(自生種)約5,000本の椿があります。

椿の見頃は例年1月から3月頃。赤・ピンク・白など色とりどりの椿が花を咲かせます。

入園無料の「大島公園動物園」で動物とふれあえる

公園内にある「大島公園動物園」では、約60種350点の動物が飼育されています。溶岩をそのまま生かした国内最大級のサル山で飼育されているワオキツネザルやレッサーパンダなどを間近で見ることができます。

この動物園の魅力は、動物たちを間近で観察し、ふれあえること。日本屈指の大きさを誇るフライングゲージに入り、鳥類を至近距離から観察したり、「なかよし広場」では動物たちとふれあったりと、生き物を身近に感じることができます。

無料でありながら、これだけの動物を身近に感じることができるのはすごいですよね! 子供連れから大人まで、幅広い世代が楽しめるおすすめスポットです!

■スポット概要
住所:東京都大島町泉津福重2
営業時間8:30〜17:30年中無休
料金:無料
アクセス:車:元町港から約30分、岡田港から約15分

公式サイト

伊豆大島には自然あふれる魅力的なスポットがいっぱい。都心から2時間と好アクセスながら、ハイキングやトレッキング、海の絶景、秘境砂漠など、都心ではできない体験が待っています! ぜひ親子で訪れてみてください。

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年11月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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