【2024GW】鴨川市の人気観光スポット5選!親子におすすめ&日帰りOK
更新日2024年04月22日/公開日2024年03月29日

【2024GW】鴨川市の人気観光スポット5選!親子におすすめ&日帰りOK

体験する
歴史・文化を感じる

太平洋に面した市街地が広がる千葉県鴨川市。「鴨川シーワールド」をはじめファミリー向けのレジャー施設もたくさんあり、観光都市として知られています。

今回は、そんな鴨川市にある観光名所のなかでも、特色のあるスポットをご紹介!  春休み明けの気軽な日帰り旅はもちろん、GW&夏休みなどの家族旅行にもぴったりです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

【2024GW】関東近郊の観光スポットをチェック!

【2024GW】東京近郊の観光スポットをチェック!

【鴨川】鴨川シーワールド

鴨川の代名詞、海獣たちのテーマパーク

関東地方での知名度がバツグンに高い水族館。イルカやアシカ、そして国内では珍しいシャチにベルーガなどの海獣類の飼育に力を入れていることが特徴です。

夏にはイルカと一緒に泳ぐ体験型プログラムがあったり、巨体のシャチが尾ひれで大量の水を観客にかけてずぶぬれにしたりと、ダイナミックなショーは見どころのひとつ。繁殖も積極的に推進しており、時期によってはイルカの出産を間近で見ることもできます。

また、なるべく自然環境を再現した展示を行なっている水族館でもあります。そのビジョンに基づいて野生動物の保護活動を行なっており、ウミガメの卵の保護と放流は毎年恒例となっていますし、生息域から離れて関東近海に迷い込んで衰弱してしまったオットセイやトドを保護したとニュースで報道されることもあります。

■スポット概要
住所:千葉県鴨川市東町1464−18
アクセス:電車:JR外房線「安房鴨川駅」から無料シャトルバスで約10分。
車:館山自動車道君津ICから房総スカイライン、鴨川有料道路を通り、国道128号線経由で約35km。
駐車場:あり。1,200台(1日1,000円)
料金:1DAYチケット:高校生以上3,300円、小中学生2,200円、4歳〜未就学児1,300円、60歳以上(要証明)2,700円、3歳以下無料
営業時間:9:00〜16:00(季節により一部営業時間は異なる、最終入園は閉館1時間前)
定休日:不定休

公式サイト

【鴨川】魚見塚一戦場公園

景勝地に位置する、のどかな公園

鴨川市の嶺岡山系東端の景勝地に位置する、魚見塚一戦場公園。

南房総の恵まれた自然を生かして作られたこの公園には、その昔石橋山合戦で敗れた源頼朝が房総に逃れ、この場所で地元の豪族との戦いに勝って天下取りの足掛かりを作ったという歴史が残っています。

園内には体育館、テニスコートなどのスポーツ施設の他、センターハウス・多目的広場・公園遊歩道なども整備されています。きれいな芝生広場もあり、子供たちと一緒に体を動かすのにぴったり。

春には芝生広場のソメイヨシノが潮風に飛花され、家族連れに人気のお花見スポットにもなっています。

■スポット概要
住所:千葉県 鴨川市 貝渚3277
アクセス:電車:JR外房線・内房線「安房鴨川駅」から徒歩で約30分。
バス:JR外房線・内房線「安房鴨川駅」から「日東バス太海フラワー磯釣りセンター」行き、鴨川松島下車、徒歩約10分。

公式サイト

【鴨川】魚見塚展望台

鴨川市街が一望できる絶景スポット

魚見塚一戦場公園内に位置する魚見塚展望台は、鴨川の街並みが一望できる絶景スポットとなっています。「魚見塚(うおみづか)」の名前の由来は、かつて漁師たちが沖合いにくる魚の群れを見張っていたことから。それだけ海の眺めがよい場所ということで、眼下には前原海岸や鴨川松島、仁右衛門島などが広がり、どこまでも続く大海原を一望できます。

シンボルとなっている女神像「暁風」は、鴨川出身の彫刻家、長谷川昴氏によって製作されたもの。暁の潮風を受ける仏の化身(乙女)を表現しています。

絶景や女神像など見どころ満載の魚見塚展望台ですが、ここは恋人たちが愛を誓い、誓いの証として誓いの鍵を施錠するという「誓いの丘」としても有名。鴨川市街の夜景を眺めるビューポイントでもあり、夜間にはライトアップも行われます。

■スポット概要
住所:千葉県鴨川市貝渚3277
アクセス:電車:JR外房線・内房線「安房鴨川駅」から徒歩約30分。
バス:JR外房線・内房線安房鴨川駅からバスで約10分、「八岡」バス停下車、徒歩約15分。
車:館山道君津ICより約40分。

公式サイト

【長狭】大山千枚田

都心から最も近い、絶景の棚田

「東京から最も近くにある棚田」として有名なスポットです。山に囲まれた急こう配の斜面に375枚の棚田が並び、自然と人間の力が合わさってできた優美な光景を作り出しています。

また、日本唯一といわれる雨水のみで耕作を行なう天水田でもあります。近年になっても農業機械などがほとんど入っていないため、昔ながらの特徴や生態系を数多く残しているという特徴をもっています。

毎年10月末頃には、1万本ものLEDキャンドルや松明で夜間にライトアップを行なう「棚田の夜祭り」を開催。さらに、棚田のオーナーになったり、農作業やかまどでのご飯炊きを体験したりといったアクティビティも用意されています。

■スポット概要
住所:千葉県鴨川市平塚 大山千枚田
アクセス:電車:JR「安房鴨川駅」東口から市内バス「平塚本郷」行きまたは「金束」行き「釜沼」下車、徒歩約20分。
車:①富津館山道路「鋸南保田IC」から約25分。②館山自動車道「君津IC」から約45分。
料金:無料
営業時間:常時

公式サイト

【江見・太海】仁右衛門島

渡るのは意外とお手軽、伝説の残る島

鴨川市太海の沖合200mほどの距離にある島。千葉県の名勝に指定され、新日本百景にも選ばれているスポットです。実は個人所有の土地ですが、歴史的な伝説などが残っているため観光地となっています。手漕ぎの船で島へ渡って見学できるほか、ここで釣りや水遊びを楽しむ人々もいます。

見どころのひとつが、「頼朝の隠れ穴」。1180年に石橋山の戦から敗走した源頼朝が、現在の鴨川市貝渚でさらに夜襲を受けた折、仁右衛門島にかくまわれたという伝説が残っています。島主の仁右衛門が頼朝一行を厚くもてなし再挙を助けたことで、頼朝から『平野』の姓が与えられたとのこと。そして現在も、島を所有されている方は代々「平野仁右衛門」を名乗っています。

このほかにも、日蓮聖人にゆかりのある場所や、1840年に建立されたという松尾芭蕉の句碑をはじめとする多数の文学碑、珍しい植物などを見ることもできます。島の周囲は約4km、数十分で周れる場所ですが、密度の高い観光スポットとなっています。

■スポット概要
住所:千葉県鴨川市太海浜445
営業時間:8:30~17:00
定休日:なし。気象条件による臨時休業あり
アクセス:電車:JR内房線「太海駅」から徒歩で約12分。
料金:大人1,350円、中学生1,050円、5歳~小学生950円 ※往復の渡船料

公式サイト 

【江見・太海】道の駅・鴨川オーシャンパーク

足湯や水遊びも楽しめる憩いの場

扇形の建物が特徴的な道の駅、鴨川オーシャンパーク。中心にある3階建ての物産館では地元の海産物や銘菓、工芸品など地場産品の販売のほか、レストランや展望テラスなどがあります。ピラミッドのようなユニークな外観はサザエのようにも見えます。

敷地内の漁民公園には、「鴨川温泉なぎさの湯」を使った足湯もあります。本物の温泉を使っていて、筋肉痛や疲労回復にも効果あり。歩き回って疲れた足を、ここで癒しましょう。

また、鴨川オーシャンパークの建物の周囲は「千年磯」で囲まれています。「千年磯」は、かつての磯を再現した人工磯の潮だまりプール。水鉄砲やアルキメデスのポンプ、足踏み水車といった親水遊具や水景施設があり、子供たちが水遊びを楽しめる場になっています。

■スポット概要
住所:千葉県 鴨川市 江見太夫崎22
営業時間:9:00〜18:00(レストラン9:00〜17:00)※季節により異なる
定休日:年中無休
アクセス:電車:JR内房線「江見駅」から徒歩で約20分。
バス:JR外房線「鴨川駅」あるいは「太海駅」から日東バス(お花畑行き)乗車、「太夫崎」バス停下車すぐ。
駐車場:あり。大型5台、普通車87台

公式サイト

【天津小湊】天津小湊観光案内所

天津小湊エリアの見どころを紹介

1955年に天津町と小湊町が合併して誕生した、天津小湊町(あまつこみなとまち)。2005年に隣接する鴨川市と合併し新たに鴨川市となったこの場所は、漁港に近く旬の新鮮な海産物が食べられるほか、野鳥やリスなどが棲む豊かな森に囲まれ、山菜などの山の幸を味わうこともできます。

また日蓮聖人の生誕の地としても知られていて、エリア内には、聖人ゆかりの数々の名勝が点在。恵まれた自然に、食に、寺社仏閣にと見どころ満載のスポットです。

「天津小湊観光案内所」では、そんな天津小湊地域の見どころを丁寧に案内してくれます。JR「安房小湊駅」からは、徒歩で約6分ほど。観光前の情報収集に役立てましょう。

■スポット概要
住所:千葉県 鴨川市 内浦405-16 観光会館
アクセス:電車:JR「安房小湊駅」から徒歩で約6分。

公式サイト 

【天津小湊】誕生寺

日蓮生誕の地に発する、由緒あるお寺

鎌倉時代にあたる1276年、日本仏教を代表する日蓮宗の宗祖である日蓮聖人の生家跡に建立された寺院です。なお、当初は日蓮の生家跡に建立されましたが、地震や津波で今の場所に移転されました。なお、本来の生家跡とされている土地は現在、海中に沈んでいます。

県内最大規模の仁王門は1706年に建てられたもので、大火の被害も免れた誕生寺最古の建物。2体の仁王像に加えて、江戸時代の彫刻職人として有名な左甚五郎の作とされる般若の面も楼上にあり、千葉県の指定有形文化財に指定されています。

このほかにも、本堂にある仏像や天井画、祖師堂の日蓮像、壁画をはじめとする文化財などの見どころがたくさんあります。

近年ブームになっている御朱印を求めて訪れる人も多いほか、15分から体験できる写経や、早朝の法話への一般参加も可能となっています。

■スポット概要
住所:千葉県鴨川市小湊183
アクセス:電車:JR「外房線安房小湊駅」から直通バスあり。

公式サイト 

【天津小湊】鯛の浦

理由は今も謎、世界でも珍しい鯛の群生地

弁天島の周辺がマダイの生息域となっており、国の特別天然記念物に指定されています。というのも、マダイというのは本来であれば海の深いところを単独で回遊している魚であって、ここのように水深10m~20mと浅い海域にたくさんのマダイが群れているというのは世界的にも珍しい現象なのです。そして、その理由は今のところ解明されてはいません。

ちなみに、この現象は古くから知られており、鯛の群れを見物させる船も出ていました。また、この鯛たちは日蓮聖人の化身といわれており、700年以上にわたって禁漁が守られています。網にかかってしまった鯛を供養する「鯛供養」も毎年1月に行われています。

そして現代でも、遊覧船から見物できるようになっています。生息域に近づいた遊覧船で係員の方が船のふちをたたくと海面近くに大量の鯛が現れ、エサを撒くと勢いよく食いついてくる様子を見ることができます。

■スポット概要
住所:千葉県鴨川市小湊183−8
アクセス:バス:JR外房線「安房小湊駅」から徒歩約20分。
料金(遊覧船):中学生以上1,200円、小学生600円

公式サイト

【天津小湊】とんねる水族館

トンネル全体に描かれた、色とりどりのお魚たち

鴨川市の水族館といえば「鴨川シーワールド」が有名ですが、ほかにも一風変わった「水族館」があるのをご存知でしょうか?

無料でたくさんのお魚を見ることができる穴場の水族館、その名も「とんねる水族館」。小湊から天津へと抜ける実入り(みいり)トンネルの歩道トンネルを海中に見立て、色とりどりのお魚達が回遊する絵が描かれています。

このトンネルの壁画は、日本美術家連盟会員の大森良三氏と女子美術大学の学生有志を中心に、地元の青年団、ボーイスカウト、鴨川市職員、市民のボランティアなどにより製作されたもの。協力したボランティアは総勢延べ900人!2003年に始まったプロジェクトは、2年間の歳月をかけ、2005年の11月に完成しました。

全長233.5mの長いトンネルの中を鮮やかに彩るたくさんの魚たち。ユニークな海中散歩を楽しんでみませんか。

■スポット概要
営業時間:常時
料金:無料
アクセス:電車:JR外房線「安房小湊駅」から徒歩で約14分。

公式サイト

遊びや体験、学びが満載の鴨川市。ぜひ家族でおでかけしてみてくださいね!

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年1月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。