2025奥日光の観光名所・穴場12選<br/>夏に日帰り避暑旅!見どころ満載
更新日2025年08月02日/公開日2024年04月05日

2025奥日光の観光名所・穴場12選
夏に日帰り避暑旅!見どころ満載

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温泉や神社のまちとして有名な栃木県日光市は、夏の避暑地としても人気の観光地。なかでも奥日光と呼ばれるエリアは、中禅寺湖のクルージングや戦場ヶ原のハイキング、周辺の神社など、見どころや体験が満載です。

そこで今回は、奥日光エリアのなかから親子におすすめの観光名所と穴場をご紹介。夏休みの日帰りドライブや、旅行プランを立てる際にも、ぜひ参考にしてくださいね。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

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湯ノ湖

静けさを慈しむ癒しの湖

夏の「湯ノ湖」(画像提供:cumi-cumi / PIXTA)
夏の「湯ノ湖」(画像提供:cumi-cumi / PIXTA)

奥日光の最奥部・湯元温泉の隣に広がる周囲約3kmの静かな湖。三方を山に囲まれているため、湖面には手つかずの自然が鏡のように映り込み、息をのむ美しさです。

湖畔には1周1時間ほどの遊歩道が整備されており、アップダウンも少ないため親子でのハイキングにぴったり。野鳥の声を聞きながら、ひんやりと澄んだ空気の中で深呼吸すれば、心からリフレッシュできますよ。

■スポット概要
所在地:栃木県日光市中宮祠
アクセス:
車:日光宇都宮道路・清滝ICから約40分 
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約85分)、「湖畔前」バス停から徒歩すぐ
駐車場:あり
備考:冬季は積雪・路面凍結があり事故防止のため湯ノ湖周回歩道を閉鎖。車の場合はチェーン・スタッドレスタイヤの用意が必要

湯滝

轟音と水しぶきが大迫力!‘’奥日光三名瀑‘’に数えられる滝

紅葉シーズンの湯滝
紅葉シーズンの湯滝

「湯滝」(ゆだき)は、「湯ノ湖」の湖尻から岩壁を滑り落ちるように豪快に流れ落ちる、高さ70mの名瀑。‘’奥日光三名瀑‘’のひとつにも数えられています。

この滝の魅力は、なんといっても観瀑台から滝つぼを間近に眺められること。「ドォォォォ!」という轟音とともに、大量の水しぶきがミストシャワーのように降り注ぎ、迫力満点です。

大自然のエネルギーを全身で感じられる、夏にぴったりのひんやりスポットですよ。

■スポット概要
所在地:栃木県日光市湯元
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICから約40分 
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約80分)、「湯滝入口」バス停から徒歩で約5分
駐車場:あり

湯本温泉

湯本温泉の源泉(画像提供:tenjou / PIXTA)
湯本温泉の源泉(画像提供:tenjou / PIXTA)

約1200年前に開湯したと伝わる、歴史ある温泉郷。硫黄の香りが立ち込める温泉街は、風情たっぷりで、旅気分を盛り上げてくれます。お湯は、空気にふれると白く濁る硫黄泉で、「美肌の湯」としても有名です。

湯宿はもちろん、日帰り温泉も多いので気軽に立ち寄れるのもポイント。源泉が湧き出す「湯畑」を散策するのも楽しいですよ!

■スポット概要
所在地:栃木県日光市湯元
アクセス:車:日光宇都宮道路・日光ICから約80分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約80分)、「湯元温泉駅」バス停で下車すぐ
駐車場:あり

公式サイト

湯元園地足湯 あんよのゆ

歩いて疲れたら足湯でホッとひと息

無料で気軽に利用できる「湯元園地足湯 あんよのゆ」
無料で気軽に利用できる「湯元園地足湯 あんよのゆ」

戦場ヶ原エリアはハイキングコースや参拝など歩いて回る観光地が多いため、どうしても足は疲れやすいもの。そんな足の疲れを癒すのにおすすめなのが、奥日光・湯本温泉の源泉をひいた「湯元園地足湯 あんよのゆ」です。

無料で利用できる気軽な足湯でありながら、清掃が行き届いているため清潔感もバッチリ! タオルだけで持ってすぐに利用できるのも嬉しいポイントです。

お風呂に長く浸かるのが苦手な子供も、足湯であればのんびりと入ってくれるかも!?

ハイキングや登山で疲れた身体を、足からじっくり癒してくださいね。

■スポット概要
所在地:栃木県日光市湯元官有無番地
アクセス:
車:日光宇都宮道路・日光ICから約80分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約80分)、「湯元温泉駅」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場:あり。無料(普通45台)

竜頭ノ滝

紅葉とミツバツツジが見事な滝

紅葉で有名な滝ですが春も絶景!(画像提供:magos / PIXTA)
紅葉で有名な滝ですが春も絶景!(画像提供:magos / PIXTA)

「竜頭ノ滝」(りゅうずのたき/竜頭滝、竜頭の滝とも表記)も‘’奥日光三名瀑‘’のひとつで、湯川が中禅寺湖へ流れ込む場所にあります。

約210mにわたって岩場を流れ落ちる滝で、滝つぼ近くの大きな岩でふた股に分かれる様子が、竜の頭に似ていることからこの名が付きました。

一度は訪れてみたい秋の「竜頭ノ滝」
一度は訪れてみたい秋の「竜頭ノ滝」

滝沿いには遊歩道があり、散策も人気。春は新緑とトウゴクミツバツツジ、夏は深緑、秋は紅葉と四季折々の見どころがあります。「竜の頭はどこかな?」と親子でじっくり観察するのも楽しいですよ。

滝の正面にあるお茶屋さん「龍頭之茶屋」からの眺めも抜群で、お団子を食べながら休憩するのもおすすめです。

■スポット概要
所在地:栃木県日光市中宮祠
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICから約30分 
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約65分)、「竜頭の滝」バス停から徒歩で約2分
駐車場:あり

明智平展望台

奥日光を望む絶景スポットへロープウェイでGo!

明智平ロープウェイ
明智平ロープウェイ

「明智平」は上り専用第2いろは坂の「いろはにほへとちりぬるを~」の20カーブを超えた終点近くにある展望スポット。ここからロープウェイに乗ると、約3分で標高1,373mの展望台に到着します。

「中禅寺湖」や「華厳滝」も一望できます
「中禅寺湖」や「華厳滝」も一望できます

展望台から見えるのは、中禅寺湖と華厳の滝が織りなすパノラマの大絶景! その雄大な景色は、日光でもっとも美しいともいわれています。

「あそこに見えるのが華厳の滝だよ」と、これから訪れる場所を親子で指さしながら眺めれば、旅のワクワク感がさらに高まりますよ。

■スポット概要
所在地:栃木県日光市細尾町深沢709
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICから約20分 
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約40分)、「明智平」バス停から徒歩すぐ
駐車場:あり


中禅寺湖

遊覧船から中禅寺湖周辺の観光スポットを見学

中禅寺湖のクルーズ船(画像提供:ばりろく / PIXTA)
中禅寺湖のクルーズ船(画像提供:ばりろく / PIXTA)

奥日光のシンボルともいえる「中禅寺湖」は標高1,200m超えの位置にある湖です。日本有数の高所にあることから‘’天空の湖‘’とも呼ばれています。

夏でも涼しい湖畔を散策するのも気持ちいいですが、親子旅なら「中禅寺湖クルージング」が断然おすすめ。中禅寺湖を一周するルートが主となり、一周している間には“日本百景”に認定された美しい自然を眺められるのがポイントです。

秋の中禅寺湖
秋の中禅寺湖

船上からは男体山や菖蒲ヶ浜、英国大使館別荘記念公園なども眺めることができるため、多くの観光スポットを巡る時間がない場合は中禅寺湖クルージングを利用してみましょう。

のんびり派には、足こぎのスワンボートも人気。普段は見ることができない、船上から見る景色で日光の自然を満喫してみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:栃木県日光市中宮祠2478
運行期間:例年4月中旬~11月30日
アクセス:電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約45分)、「中禅寺温泉」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場:なし

華厳滝

“日本三名瀑”に数えられる観光名所

中禅寺湖から注ぐ「華厳滝」(画像提供:momo / PIXTA)
中禅寺湖から注ぐ「華厳滝」(画像提供:momo / PIXTA)

滝めぐりが人気の日光を代表する名瀑といえば「華厳滝」(けごんのたき/華厳の滝、華厳ノ滝とも表記)。中禅寺湖の水が高さ97mの絶壁を一気に流れ落ちる滝で、自然が作り出す雄大さと、華麗な造形美を兼ね備えています。

まっすぐに落ちる「直瀑」の迫力と、岩壁から染み出すように流れる伏流水が作り出す繊細な「十二滝」が織りなす光景は、この滝ならではの特徴です。

エレベーターで滝つぼへ!大迫力の音と四季折々の絶景を間近に

ごうごうと水が流れ込む滝つぼの様子(画像提供:Brunch / PIXTA)
ごうごうと水が流れ込む滝つぼの様子(画像提供:Brunch / PIXTA)

「華厳滝」では、専用エレベーターに乗って約100m下の観爆台へ行くことができます。観爆台からは、滝つぼが目の前に広がり、轟音(ごうおん)とともに水しぶきが弾ける大迫力の光景を間近で体感できます。

また、四季折々に見せる表情の違いも大きな魅力です。春にはヤシオツツジが山肌をピンク色に彩り、5月は生命力あふれる新緑、6月はイワツバメが滝の周りを飛び交います。

紅葉シーズンの絶景も必見です(画像提供:ばりろく / PIXTA)
紅葉シーズンの絶景も必見です(画像提供:ばりろく / PIXTA)

また、紅葉の時季は夏と並ぶベストシーズン。冬期(1~2月)には十二滝が凍って「ブルーアイス」と呼ばれる青い氷の柱が並ぶ、幻想的な姿を楽しむことができますよ。

■スポット概要
所在地:栃木県日光市中宮祠
アクセス
車:日光宇都宮道路・清滝ICから約20分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約40分)、「中禅寺温泉」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場:あり

イタリア大使館別荘記念公園

イタリア人も絶賛する美しいバカンス空間

「中禅寺湖」のほとりにある「イタリア大使館別荘記念公園」は、1997年(平成9年)までは実際にイタリア大使の別荘として利用されていた場所です。

当時の設計図をもとに、床板・建具・家具などを可能な限り再利用して復元した「イタリア大使館元別荘」は、日光周辺の杉が多く使われているにも関わらず西洋風の独特の雰囲気が漂います。

細部に見られるこだわりはもちろん、インテリアなども必見のポイントです。

中禅寺湖を望むカフェも魅力的

建物から眺める中禅寺湖も趣があります
建物から眺める中禅寺湖も趣があります

また、おすすめはコーヒーやクッキーがいただける「Caffe Como」。美しい景色を見ながらの、優雅なティータイムは格別ですよ。

カフェからは中禅寺湖が覗けるため、当時のバカンス中の大使たちは美しい湖面を見ながらくつろぎのひとときを過ごしていたことでしょう。

歴代のイタリア大使が“世界一の風景”と絶賛した景色を楽しんでみるのはいかがですか?

■スポット概要
所在地:栃木県日光市中宮祠2482
アクセス
車:日光宇都宮道路・清滝ICから約25分の「歌が浜駐車場」から徒歩で約15分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約50分)、「立木観音入口」バス停で下車後、徒歩で約35分
駐車場:あり

英国大使館別荘記念公園

中禅寺湖を眺めながらプチアフタヌーンティー

英国大使館別荘記念公園
英国大使館別荘記念公園

「イタリア大使館別荘記念公園」から徒歩4分ほどの「英国大使館別荘記念公園」は、明治時代に英国外交官の別荘が建てられた場所で、奥日光の国際避暑地としての歴史を伝える公園です。

美しく復元された建物は、中禅寺湖畔の絵のように美しい場所に佇んでいます。

2階の展示で歴史を学んだあとは、1階のカフェで本格的なスコーンと紅茶をいただくのがお約束。「英国文化体験ミニアフタヌーンティー」などのセットも人気です。親子で優雅なティータイムを過ごせると同時に、知的好奇心も満たしてくれるおすすめスポットです。

■スポット概要
所在地:栃木県日光市中宮祠2482
アクセス
車:日光宇都宮道路・清滝ICから約25分の「歌が浜駐車場」から徒歩で約10分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約50分)、「立木観音入口」バス停で下車後、徒歩で約35分
駐車場:車:東北自動車道・宇都宮ICから日光宇都宮道路に入り、清滝IC、いろは坂経由約50分

戦場ヶ原

男体山と赤城山の神々が争ったという逸話が残る湿原

その昔、中禅寺湖を巡り、男体山と赤城山の神々が争った戦場であったという逸話により「戦場ヶ原」という名前が付けられました。

もともと湖だったものが湿原となったこともあり、通常の草原よりも多彩な自然を楽しむことができます。

「戦場ヶ原」を緩やかに流れる湯川は水と緑の景観が涼やか
「戦場ヶ原」を緩やかに流れる湯川は水と緑の景観が涼やか

植物の種類は350種を超え、野鳥の種類も多く存在する戦場ヶ原はハイキングコースが整備されているため、のんびりとお散歩気分で日本本来の自然を楽しめます。

本来が湖ということもあり、比較的涼しい場所となっているため、残暑が残っている夏から秋にかけての避暑地として訪れてみるのもおすすめ。

例年9月下旬から10月には、風に揺れるススキが色づき見頃を迎えます。一面を黄金色に染めるススキと雄大な男体山が共演し、まさに絶景です。

■スポット概要
所在地:
栃木県日光市中宮祠
アクセス:
車:日光宇都宮道路・清滝ICから戦場ヶ原展望台まで約30分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約50分)、「三本松」下車、戦場ヶ原展望台まで徒歩で約1分
駐車場:あり

日光二荒山神社中宮祠

樹齢1,100年の御神木にも“勝ち運アップ”のご利益が

日光にある多くの神社の中でも、特にパワースポットとして有名なのが「日光二荒山神社中宮祠」(にっこうふたらさんじんじゃちゅうぐうし)です。

中禅寺湖の北に位置し、男体山を望む景勝地としても人気があります。男体山頂上の奥宮と日光市内の本社の間にあるため「中宮祠」と呼ばれています。

日光二荒山神社中宮祠では勝運上昇のご利益がある「いちい(一位)の木」と呼ばれる御神木が祀られています。樹齢は1,100年ともいわれ、その大きさと迫力は悠久の時を感じさせます。

また、「幸運の社(もり)」と呼ばれるスポットには、悩みや迷い、開運に効くという何本ものご神木や神社が集まっています。

「カラワケ割り」で家族の厄落とし

なかでも「カワラケ割り」と呼ばれる厄落としは、お皿に厄の文字を書いて投げ割るという豪快なもの。厄落としと同時にストレス解消にもなりそうですね。

ほかにも金運アップや子孫繁栄などさまざまなご利益があるといわれるパワースポット。戦場ヶ原エリアを回る時には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:栃木県日光市中宮祠2484
アクセス:バス:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバスに乗車(約50分)、「二荒山神社前駅」バス停で下車後、徒歩で約1分
駐車場:あり

多くの観光名所が点在する日光市。親子でたくさんの魅力的なスポットにおでかけしてくださいね。

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年1月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2025年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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