【2024】東京から日帰りで紅葉狩り
10月に見頃を迎える関東の名所8選
秋の観光といえば、なんといっても紅葉狩り。
2024年は、9月初旬に“全国でもっとも紅葉が早い”とされる北海道・大雪山から紅葉のニュースが届き、自宅からおでかけしやすい名所の見頃が気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、例年10月に見頃を迎える紅葉の名所をリサーチ。
東京都内から約2時間半でアクセスでき、日帰りで楽しめるスポットを厳選して、見頃の期間や見どころ、楽しみ方を紹介します。
ひと足早く秋を感じるため、あるいは見頃の時期を見逃さないよう、ぜひ記事をチェックしてみてくださいね!
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
※例年の色づき始め、見頃の時期をご紹介しています。気候により変動することがありますので各スポットや気象庁の「紅葉見頃予想」を確認してください
【神奈川県箱根町】仙石原 すすき草原
箱根町にある仙石原の「すすき草原」では、例年9月下旬からススキの草原が見頃を迎えます。
夏の間は緑色だったススキが初秋になると銀色に美しく輝き、秋の深まりとともに穂が開いて淡い金色の草原へと変化していきます。
一面が黄金色に染まる風景は圧巻。散策路もあり、家族でのんびり歩きながら景色を満喫できますよ。
黄金色の草原と早秋の紅葉が共演
例年10月になると木々が色づき、金色の草原と紅葉が織りなす美しい景色と出会えます。
周辺には、「箱根湿生花園」や「箱根ガラスの森美術館」など家族で楽しめるスポットも多いので、紅葉狩りとあわせて訪れてみてください。
東京都内から車で約2時間半でアクセスでき、秋のドライブにも最適です。
■スポット概要
場所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原
紅葉の時期:【色づき始め】例年9月中旬 【見頃】例年9月下旬~11月上旬
アクセス:車:東名高速道路・御殿場ICから約30分
電車:箱根登山鉄道「箱根湯本駅」からバスで約30分
駐車場:あり(周辺に観光駐車場)
【栃木県那須町】茶臼岳
那須高原の茶臼岳(ちゃうすだけ)は標高1,915mの活火山。関東屈指の紅葉スポットとして人気です。
例年9月下旬から山頂付近が徐々に色づき始め、10月に入ると山全体が赤や黄色に染まる壮大な景色が楽しめます。
紅葉する木はナナカマドやダケカンバ、モミジなど。
都内からは車で約2時間半でアクセスでき、秋のドライブや日帰り旅行にぴったりの場所です。
ロープウェイを利用して登山体験
茶臼岳の魅力は、那須ロープウェイを使って手軽に9合目まで行けること。ロープウェイの「山頂駅」から30分ほど歩けば山頂に到達でき、家族でプチ登山を満喫できます。
途中の散策路から見える紅葉と広大な風景は圧巻で、子供たちも大興奮間違いなし。
登山のあとは那須湯本の温泉に浸かり、旅の疲れを癒やしましょう♪
■スポット概要
場所:栃木県那須郡那須町湯本
紅葉の時期:【色づき始め】例年9月中旬 【見頃】例年9月下旬~10月中旬
アクセス:車:東北自動車道・那須ICから約35分
電車:JR東北本線「黒磯駅」からバスで約60分
駐車場:あり(那須ロープウェイ山麓駅駐車場)
【栃木県日光市】竜頭滝
「竜頭滝」(りゅうずのたき/竜頭の滝、竜頭ノ滝とも表記)は、栃木県日光市にある“日光三名瀑”のひとつ。紅葉の名所として名高い日光市内でも、いち早く木々が色づく場所といわれています。
例年9月下旬に滝上の木々から色づき始め、見頃となる10月初旬には紅葉と滝との美しいコントラストが見られます。
東京都内から電車とバスで約2時間半でアクセスでき、日帰りでも観光できる紅葉の名所です。
「龍頭之茶屋」から望む美しい秋の風景
「竜頭滝」という名前は、滝の上流から流れ落ちる水が大きな岩にぶつかって2つに分かれる様子が「龍の頭」のように見えることから付けられたのだとか。
「龍頭之茶屋」からも、滝と周囲の紅葉が織りなす壮大な景色を眺められます。
家族で名物のおぞう煮と団子を食べながら、秋の景色を満喫してみてはいかがでしょうか。
■スポット概要
場所:栃木県日光市中宮祠
紅葉の時期:【色づき始め】例年9月下旬 【見頃】例年10月上旬~中旬
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICから約30分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」から「湯元温泉」行きのバスに乗車(約65分)、「竜頭の滝」バス停で下車すぐ
駐車場:あり(竜頭の滝横駐車場、竜頭ノ滝上駐車場)
【栃木県日光市】湯滝
栃木県日光市にある「湯滝」(ゆだき)は、「湯ノ湖」から流れ落ちる高さ約70m、長さ110mほどの大きな滝。戦場ヶ原から北へ向かうハイキングコースの途中にあります。
標高約1,500mに位置し、例年9月下旬から上流部の木々が色づき始め、10月上旬には滝周辺で美しい紅葉が見られます。
早秋の紅葉と迫力ある滝を見ながら遊歩道を散策
滝の周辺には遊歩道があり、親子でのんびり歩きながら湯滝と紅葉の共演を眺めることができますよ。
東京都内からのアクセスは車で約2時間30分。日帰りでも観光が楽しめます。
■スポット概要
場所:栃木県日光市湯元
紅葉の時期:【色づき始め】例年9月下旬 【見頃】例年10月上旬~中旬
アクセス:
車:日光宇都宮道路・清滝ICから約45分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」から「湯元温泉」行きのバスに乗車(約75分)、「湯滝入口」バス停で下車後、後歩で約5分
駐車場:あり
【栃木県日光市】小田代原
「小田代原」(おだしろがはら)は、「戦場ヶ原」のすぐ近くに位置する標高1,400mの高原湿地帯です。例年9月中旬から、木々に先駆けて草や低木が色づき始め、10月中旬まで見頃が続きます。
広大な湿原を彩る草紅葉は、白、紫、黄金色、緑、そしてオレンジとさまざまな色が入り混じり、美しいグラデーションを見せてくれます。
土に含まれる水分量や土の質が場所によって異なり、それぞれの環境に適した植物が群生するため、縞模様のグラデーションが生まれるのだそうです。
長雨のあとが狙い目!幻の湖「小田代原湖」に黄葉が映る絶景
例年10月上旬にはカラマツやミズナラなどの木々も黄葉し始め、幻想的な景色が広がります。
小田代原は、長雨や大雨で雨水が貯まると湖が出現する“幻の湖”としても有名。湿原の中央に立つ1本のシラカンバ(通称・小田代原の貴婦人)が幻の湖に映る様子は、めったに見られない貴重な光景です。
家族でレンタサイクルを使って自然散策を楽しむのもおすすめです。遊歩道が整備されているため、子供でも安心して歩けるコースが豊富です。
■スポット概要
場所:栃木県日光市
紅葉の時期:【色づき始め】例年9月中旬 【見頃】例年9月下旬~上旬(草紅葉)、例年10月中旬~下旬(カラマツなど)
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICから約40分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」から「湯元温泉」行きのバスに乗車(約65分)、「赤沼」バス停で下車後、徒歩で約35分または低公害バスで約8分 ※低公害バスの運行は4月下旬~11月末
駐車場:あり(県営赤沼駐車場)
【栃木県日光市】戦場ヶ原(草紅葉)
栃木県日光市にある「戦場ヶ原」は標高1,400mの高地に広がる湿原で、例年9月上旬から草紅葉がスタート。
東京都内から電車とバスで約2時間半でアクセスでき、日帰りで秋の自然を堪能できるスポットです。
広大な湿原に広がる草紅葉は、まるで絨毯のように鮮やかな色彩を見せます。
親子でハイキングしながら自然観察
「戦場ヶ原」では、自然散策路が整備されており、親子でハイキングを楽しみながら草紅葉や周辺の紅葉を観察できます。
特に「赤沼茶屋」から「湯滝」までのコースは、紅葉と川のせせらぎを感じながら歩ける人気のコースです。
自然の中でリフレッシュしながら、秋の美しい風景を満喫してくださいね!
■スポット概要
場所:栃木県日光市中宮祠
紅葉の時期:【色づき始め】例年9月中旬 【見頃】例年9月下旬~10月上旬(草紅葉)
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICから約40分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」から「湯元温泉」行きのバスに乗車(約65分)、「三本松」バス停で下車 ※ハイキングの場合は手前の「赤沼」バス停で下車
駐車場:あり(三本松園地駐車場、県営赤沼駐車場など)
【群馬県片品村】菅沼
群馬県片品村にある「菅沼」(すがぬま)は、標高1,731mに位置する湖です。
日光白根山の溶岩によるせき止め湖で、原生林に囲まれた神秘的な沼は、透明度の高さから“神秘の湖”とも称されます。
例年は9月中旬から紅葉がスタート。見頃となる9月下旬~10月上旬には湖を囲む木々が赤や黄色に染まり、エメラルドグリーンの湖面に映り込む風景が美しいと評判です。
カヌーやSUPで秋の訪れを体感
カヌーやSUP、釣りなどのレイクアクティビティも人気です。
澄んだ湖の上を進むと、紅葉の景色に囲まれ大自然に抱かれたような気分に。水深とともに変化する水の色も美しく、とても癒されます。
アクセスは都内から車で2時間40分ほどで日帰りも可能。近くには「菅沼キャンプ村」もあり、泊りがけの家族旅行にもおすすめのスポットです。
■スポット概要
場所:群馬県利根郡片品村東小川
紅葉の時期:【色づき始め】例年9月中旬 【見頃】例年9月下旬~10月上旬
アクセス:車:関越自動車道・沼田ICから約70分
電車:JR上越線「沼田駅」からタクシーで約90分
駐車場:あり(菅沼駐車場)※冬期(12月下旬~4月下旬)は道路閉鎖
【群馬県みなかみ町】谷川岳
群馬県みなかみ町にある「谷川岳(たにがわだけ)」は、“日本百名山”のひとつで、秋には美しい紅葉が楽しめるスポット。東京都内から車で約2時間半でアクセスでき、日帰り旅行にもおすすめです。
標高は1,977mで、例年9月下旬に山頂付近から色づき始めます。
ロープウェイ・リフト・トレッキングで楽しむ谷川岳の紅葉
ロープウェイとリフトを乗り継いで、気軽に絶景を楽しめるのも嬉しいポイント。
谷川岳ロープウェイで標高1,300mの「天神平駅」まで行き、そこからさらにリフトで標高1,500m付近にある天神峠の展望台へ向かいましょう。
また、「天神平駅」から天神峠まではリフトを利用せずに歩いて登ることも可能。短い距離のトレッキングなので、登山初心者でも比較的チャレンジしやすいですよ。
例年10月上旬~中旬は、天神峠の展望台から紅葉に染まる山々を見物するのがおすすめ。10月中旬以降になると、ロープウェイから眺める景色も赤、黄、オレンジ色に包まれます。
標高差があるため、長い期間見頃が続く名所です。
■スポット概要
場所:群馬県利根郡みなかみ町湯桧曽
紅葉の時期:【色づき始め】例年9月下旬 【見頃】例年10月上旬~11月上旬
アクセス:車:関越自動車道・水上ICから約25分
電車:JR上越新幹線「上毛高原駅」から「谷川岳ロープウェイ」行きバスで約50分
駐車場:あり(谷川岳ロープウェイ山麓駅駐車場)
紅葉とあわせてロープウェイやハイキング、カヌーといったアクティビティも楽しめるスポット揃い。親子でたくさんの名所におでかけして、秋を満喫してください♪
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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