2024栃木県の紅葉名所と穴場21選
奥日光・鬼怒川・佐野市の見頃も
紅葉の名所といえば、絶対はずせないのが栃木県。
関東随一の人気を誇る「いろは坂」から、世界遺産の「日光東照宮」まで、一度は訪れたい紅葉スポットがたくさんあります。
そこで今回は、栃木県のおすすめ紅葉名所と穴場をご紹介! ドライブ派に人気の場所も多数ピックアップしました。
この秋は、ぜひ親子で紅葉狩りにでかけてみてくださいね!
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
【那須町】茶臼岳
那須高原の茶臼岳(ちゃうすだけ)は標高1,915mの活火山。関東屈指の紅葉スポットとして人気です。
例年は9月下旬に茶臼岳裏側の姥ヶ平から徐々に色づき始め、10月に入ると山全体が赤や黄色に染まる壮大な景色が楽しめます。
紅葉する木はナナカマドやダケカンバ、モミジなど。
都内からは車で約2時間半でアクセスでき、秋のドライブや日帰り旅行にぴったりの場所です。
茶臼岳の魅力は、那須ロープウェイを使って手軽に9合目まで行けること。ロープウェイの「山頂駅」から30分ほど歩けば山頂に到達でき、家族でプチ登山を満喫できます。
途中の散策路から見える紅葉と広大な風景は圧巻で、子供たちも大興奮間違いなし。
登山のあとは那須湯本の温泉に浸かり、旅の疲れを癒やしましょう♪
■スポット概要
所在地:栃木県那須郡那須町湯本
紅葉の見頃:例年9月下旬~10月中旬
アクセス:車:東北自動車道・那須ICから約35分
電車:JR東北本線「黒磯駅」からバスで約60分
駐車場:あり(那須ロープウェイ山麓駅駐車場)
【日光市中宮祠】いろは坂
日光 紅葉の大人気スポット!車窓から眺める圧巻の景色
日光市宇都宮道路・清竜ICから15分ほどの「いろは坂」は日光市街と奥日光を結ぶ観光道路。下り専用の「第一いろは坂」と上り専用の「第二いろは坂」の2つの坂からなります。
通常は片道15分ほどの坂ですが、紅葉期間中は2時間以上にもなる大人気のドライブコース。標高差が440mあるので紅葉のグラデーションも楽しめます。
渋滞は必至ですが、一度は訪れたい日光の紅葉名所。紅葉シーズンの日中は混むので、早朝のおでかけがおすすめです。
特に第二いろは坂途中の「明智平展望台」からの眺めは抜群で、第一いろは坂を望むこともできます。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市中宮祠
紅葉の見頃:【例年】10月中旬~11月上旬 【2024年予想】10月25日
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICから約15分
【日光市中宮祠】戦場ヶ原
日光市にある「戦場ヶ原」は標高1,400mの高地に広がる湿原で、例年9月上旬から草紅葉がスタート。
東京都内から電車とバスで約2時間半でアクセスでき、日帰りで秋の自然を堪能できるスポットです。
広大な湿原に広がる草紅葉は、まるで絨毯のように鮮やかな色彩を見せます。
親子でハイキングしながら自然観察
戦場ヶ原では、自然散策路が整備されており、親子でハイキングを楽しみながら草紅葉や周辺の紅葉を観察できます。
特に「赤沼茶屋」から「湯滝」までのコースは、紅葉と川のせせらぎを感じながら歩ける人気のコースです。
自然の中でリフレッシュしながら、秋の美しい風景を満喫してくださいね!
■スポット概要
場所:栃木県日光市中宮祠
紅葉の見頃:例年9月下旬~10月上旬(草紅葉)
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICから約40分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」から「湯元温泉」行きのバスに乗車(約65分)、「三本松」バス停で下車 ※ハイキングの場合は手前の「赤沼」バス停で下車
駐車場:あり(三本松園地駐車場、県営赤沼駐車場など)
【日光市中宮祠】小田代原
「小田代原」(おだしろがはら)は、「戦場ヶ原」のすぐ近くに位置する標高1,400mの高原湿地帯です。例年9月中旬から、木々に先駆けて草や低木が色づき始め、10月中旬まで見頃が続きます。
広大な湿原を彩る草紅葉は、白、紫、黄金色、緑、そしてオレンジとさまざまな色が入り混じり、美しいグラデーションを見せてくれます。
土に含まれる水分量や土の質が場所によって異なり、それぞれの環境に適した植物が群生するため、縞模様のグラデーションが生まれるのだそうです。
長雨のあとが狙い目!幻の湖「小田代原湖」に黄葉が映る絶景
例年10月上旬にはカラマツやミズナラなどの木々も黄葉し始め、幻想的な景色が広がります。
小田代原は、長雨や大雨で雨水が貯まると湖が出現する“幻の湖”としても有名。湿原の中央に立つ1本のシラカンバ(通称・小田代原の貴婦人)が幻の湖に映る様子は、めったに見られない貴重な光景です。
家族でレンタサイクルを使って自然散策を楽しむのもおすすめです。遊歩道が整備されているため、子供でも安心して歩けるコースが豊富です。
■スポット概要
所在地:栃木県日光市中宮祠
紅葉の見頃:例年9月下旬~上旬(草紅葉)、例年10月中旬~下旬(カラマツなど)
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICから約40分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」から「湯元温泉」行きのバスに乗車(約65分)、「赤沼」バス停で下車後、徒歩で約35分または低公害バスで約8分 ※低公害バスの運行は4月下旬~11月末
駐車場:あり(県営赤沼駐車場)
【日光市中宮祠】華厳滝
錦の点描に飾られた雄大な滝
“日本三名瀑”のひとつに数えられている「華厳滝」(けごんのたき/華厳の滝、華厳ノ滝とも表記)。
日光市周辺は“四十八滝”といわれるほど滝が多いエリアですが、なかでも特に有名なのが華厳滝です。
「中禅寺湖」の水が、高さ97mの岸壁を一気に落下する様は迫力満点!
エレベーターで観爆台へ行けば滝つぼの間近まで行くことができ、爆音とともに水しぶきが豪快に上がる様子を見ることができます。
明智平展望台からも華厳の滝と紅葉の造形美を眺めることができますよ。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市中宮祠
紅葉の見頃:【例年】10月中旬~下旬 【2024年予想】10月24日
営業時間:3月~11月8:00~17:00、12月~2月9:00~16:30(最終入場はエレベーター運行終了時間10分前) ※季節・気象状況により時間変更あり
料金:エレベーター往復:中学生以上600円、小学生400円
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICから約20分
電車:東武鉄道日光線「東武日光駅」から東武バス「中禅寺温泉」行きに乗車(約40分)、「中禅寺温泉」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場:あり
【日光市中宮祠】半月山展望台
中禅寺湖と男体山を一望できる展望台
日光市・中禅寺湖の南に位置する標高1,753mの「半月山」は、中禅寺湖や日光の山々を一望できるビュースポット。
中禅寺湖スカイラインの突き当たりにある「半月山駐車場」から、さらに30分ほど歩いた先に、日光屈指の絶景を堪能できる「半月山展望台」があります。
展望台からは正面に中禅寺湖、その奥に男体山がそびえ、中禅寺湖に突き出た八丁出島も見ることができます。さらに、紅葉の時期には山肌が美しく飾られた様子を一望できますよ。
登山初心者に人気のハイキングコースも
ハイキングを楽しみたい親子には、途中にある「半月山第一駐車場」からの散策路がおすすめです。
半月山第一駐車場から山頂までは徒歩で約30分、山頂から半月峠を経て中禅寺湖畔の狸窪(むじなくぼ)までは約1時間。
短時間で奥日光の自然を満喫できる人気のハイキングコースです。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市中宮祠
紅葉の見頃:例年10月中旬~下旬
営業時間:7:00~17:00
アクセス:車:日光宇都宮道路・日光ICから約45分
電車:JR日光線「日光駅」から東武バス「湯元温泉」行きまたは「中禅寺温泉」行きに乗車(約45分)、「中禅寺温泉」バス停で下車、「半月山」行きバスに乗車、「半月山」バス停で下車後、徒歩で約30分
※「半月山」行きバスは季節運行(2024年度は10月1日~11月10日の期間)
駐車場:あり
【日光市中宮祠】日光山中禅寺(立木観音)
坂東観音霊場18番目のお寺
日光市の「日光山中禅寺」は、日光海山の祖・勝道上人(しょうどうしょうにん)が784年に建立したお寺で、世界遺産「日光山輪王寺」の別院です。
御本尊「十一面千手観世音菩薩」(国重要文化財)は、桂の立木を勝道上人ご自身が自ら彫り込んだものとされ、「立木観音」とも呼ばれています。
秋には鮮やかに色づいた男体山、中禅寺湖を静かに眺めることができます。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市中宮祠2587
紅葉の見頃:例年10月中旬~11月上旬
拝観時間:8:00~17:00(11月~3月は16:00)※最終受付は閉門30分前
料金:【三仏堂・大猷院・宝物殿セット券】高校生以上1,000円、小・中学生500円 ※施設ごとの単独拝観券あり
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICから約35分
電車:JR日光線「日光駅」、東武鉄道日光線「東武日光」駅から東武バス「中禅寺温泉」行きに乗車(約45分)、「中禅寺温泉」バス停で下車後、「半月山」行きバスに乗車(約4分)、「立木観音・遊覧船発着所」バス停で下車すぐ
※「半月山」行きバスは季節運行(2024年度は10月1日~11月10日の期間)
駐車場:あり
【日光市中宮祠】英国大使館別荘記念公園
「絵に描いたような景色」と英国文化を堪能できる
奥日光・中禅寺湖周辺は、明治時代の中頃から昭和初期にかけて、各国の大使館をはじめ多くの外国人別荘が建てられた場所です。
中禅寺湖の豊かな自然に囲まれた「英国大使館別荘記念公園」は、奥日光の国際避暑地としての歴史を感じられるスポット。
園内の建物は、英国の外交官で明治維新に大きな影響を与えたアーネスト・サトウの個人別荘として1896年(明治29年)に建てられました。その後、英国大使館別荘として長年使われ、2016年に復元公開されています。
展示やカフェで英国文化にふれる
館内には、奥日光の国際避暑地としての歴史や英国文化についての展示や、駐日英国大使館シェフが監修した紅茶やとスコーンなどを味わえるカフェがあります。
さらに2階の広縁からは、サトウが愛した“絵に描いたような”中禅寺湖畔の風景が広がり、旧大使館別荘時代の雰囲気を体感できますよ。
紅葉の季節になると、建物内から中禅寺湖と見事な紅葉を堪能できます。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市中宮祠2482
紅葉の見頃:例年10月中旬~11月上旬
開館時間:9:00~16:00(5月~11月10日は17:00)
休館日:12月~3月:冬季閉館/4月:月曜 (祝日の場合、翌日以降に振り替え)/5月〜11月:無休
料金:高校生以上300円、4歳~中学生)150円
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICからいろは坂経由で約50分、「県営歌ヶ浜駐車場」から徒歩で約10分
バス:①JR日光線「日光駅」、東武鉄道日光線「東武日光駅」から「湯元温泉」行きまたは「中禅寺温泉」行きバスに乗車(約50分)、「中禅寺温泉」バス停で下車後、「半月山」行きバスに乗車、「イタリア・英国大使館別荘記念公園前」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場:あり
【日光市中宮祠】イタリア大使館別荘記念公園
中禅寺湖と紅葉を同時に
中禅寺湖畔の木々に囲まれた、イタリア大使の別荘跡。1階は、暖炉を持つ食堂、書斎、居間がワンルームとなっており、開放感あふれる広縁につながっています。
2階は湖に面して寝室が並び、湖の景観を最大限に生かした設計。ゆったりとした避暑地生活を彷彿とさせます。
周りの自然に溶け込む、地元特産の日光杉を使用した市松模様の外壁も見どころです。テラスからは表情豊かな中禅寺湖と紅葉を楽しめますよ。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市中宮祠24
紅葉の見頃:例年10月中旬~11月上旬
開館時間:9:00~17:00(4月、11月11日~30日は16:00まで)
休館日:12月~3月:冬季休館/4月:月曜(祝日の場合は翌日以降に振替)/5月~11月:無休
料金:高校生以上300円、4歳~中学生150円
アクセス:車:日光宇都宮道路・清滝ICからいろは坂経由で約50分、「県営歌ヶ浜駐車場」から徒歩で約10分
電車:JR日光線「日光駅」、東武鉄道日光線「東武日光駅」から「湯元温泉」行きまたは「中禅寺温泉」行きバスに乗車(約50分)、「中禅寺温泉」バス停で下車後、「半月山」行きバスに乗車、「イタリア・英国大使館別荘記念公園前」バス停で下車後、徒歩で約10分
※「半月山」行きバスは季節運行(2024年度は10月1日~11月10日の期間)
駐車場:あり
【日光市中宮祠】竜頭滝
色とりどりの紅葉が魅力
栃木県奥日光にある「竜頭滝」(りゅうずのたき/竜頭の滝、竜頭ノ滝とも表記)は、湯ノ湖の「湯滝」、中禅寺湖の「華厳滝」とならぶ奥日光の“三大名瀑”のひとつ。
急斜面を2つに分かれて落ちる水流は、その名の通り竜のようです。例年5月~6月はトウゴクミツバツツジ、9月下旬には紅葉に彩られた美しい景観が楽しめます。
観爆台からは紅葉に彩られた滝つぼを見ることができますよ。近くには茶屋もあり、ひと息つくのに最適です。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市中宮祠
紅葉の見頃:【例年】10月上旬~中旬 【2024年予想】10月13日~
アクセス:電車:JR日光線「日光駅」からバスに乗車、「竜頭の滝」バス停で下車
駐車場:あり
【日光市川俣】瀬戸合峡
断崖絶壁と紅葉
鬼怒川の上流に位置する「瀬戸合峡」は、凝灰岩が浸食されてできた峡谷で、深度約100mにもおよぶ切り立った岸壁が、約2㎞にわたって広がっています。
紅葉の名所として“とちぎの景勝100選”に選定されている場所です。
峡谷内にある川俣ダム正面に架けられた吊橋「渡らっしゃい吊橋」からの眺望はまさに絶景で、間近にせまる断崖をダイナミックに感じることができます。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市川俣
紅葉の見頃:例年10月中旬~11月上旬、2024年の予想:10月下旬~11月中旬
アクセス:バス:東武鉄道鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」から「治温泉」経由「女夫渕温泉」行きバスで約1時間15分
駐車場:あり
【日光市川俣】間欠泉
川俣温泉の名物「間欠泉」と紅葉の共演
川俣温泉街の中心、鬼怒川沿いの岩と岩との間から勢いよく熱湯が噴き上がる「間欠泉」(かんけつせん)。
60~70分おきに1~2分間、白い蒸気や高温の温泉を噴き上げ、湯柱は20~30mの高さに到達することも。
「噴泉橋」のほか、「間欠泉展望台」からも見ることができます。
足湯につかりながら噴泉のタイミングをじっくりと眺めるのもいいですね。
白い蒸気と紅葉のコラボを見ようと、紅葉シーズンには多くの観光客でにぎわいます。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市川俣
紅葉の見頃:例年10月中旬~11月上旬
アクセス:電車:東武鉄道鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」から市営バス「女夫渕温泉」行きに乗車(約90分)、「間欠泉」バス停で下車すぐ
駐車場:なし
【日光市鬼怒川温泉】鬼怒楯岩大吊橋
温泉街と楯岩を結ぶ橋から望むパノラマの紅葉
日光市鬼怒川温泉の「鬼怒楯岩(きぬたていわ)大吊橋」。温泉街と、名勝「楯岩」を結ぶ全長約140m、高さ約40mの歩道専用吊橋です。
吊橋からは鬼怒川の清流と温泉街、遠くに鶏頂山をはじめとする高原山系の美しい山並みを一望できます。
秋は見事な紅葉を眺めながら、開放感とスリルを味わえる名所です。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:日光市鬼怒川温泉大原1436
紅葉の見頃:例年10月下旬~11月中旬
アクセス:電車:東武鉄道鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」から徒歩で約12分
駐車場:あり
【日光市所野】霧降滝
葛飾北斎も描いた絶景
古くから華厳滝、裏見滝(うらみのたき)とともに“日光三名瀑”のひとつに数えられている「霧降滝」(きりふりのたき/霧降の滝、霧降ノ滝とも表記)。
霧降川にかかる滝は上下2段になっていて、上段は約25m、下段が約26m、高さは約75mあります。
たたきつけられた飛沫が霧のように舞い上がる様子はとても幻想的。紅葉と滝のバランスの良さも魅力のひとつです。
滝の正面に観瀑台、近くには滝を眺められるレストランもあり、浮世絵師・葛飾北斎も描いたという絶景をゆっくり観賞できます。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市所野
紅葉の見頃:例年10月中旬~下旬
アクセス:車:日光宇都宮道路・日光ICから約15分
電車:JR日光線「日光駅」、東武鉄道日光線「東武日光駅」から東武バス「霧降高原・大笹牧場」行きに乗車(約10分)、「霧降滝入口」バス停で下車後、観瀑台まで徒歩で約15分
駐車場:あり
【日光市湯西川】湯西川温泉
平家の里など見どころたくさん
「湯西川温泉」は平家の落人伝説のある温泉で、1573年(天正元年)に平家の子孫が温泉を発見したといわれている歴史ある温泉です。
里山に囲まれた温泉に浸かりながら、ブナ、モミジの紅葉を見ることができます。
特に戦に敗れ逃げのびた平家の人々の生活様式を再現した「平家の里」では、茅葺き屋根と紅葉が風情あふれる絶景を作り出し、人々を魅了します。
「湯西川ダム」では、周りの山々が鮮やかに色づき、ダムの湖面に映える絶景をみることができますよ。
水陸両用バスでダム湖クルージングを楽しめる「湯西川ダックツアー」も親子に人気。ひと味違った、湖上から見る紅葉もおすすめです!
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市湯西川
紅葉の見頃:例年10月中旬~11月上旬
アクセス:電車:東武鉄道鬼怒川線「鬼怒川温泉駅」から日光交通ダイヤルバスで約50分
駐車場:あり
【日光市細尾町】明智平ロープウェイ・明智平展望台
ロープーウェイからの大パノラマは必見!!
第二いろは坂を、ほぼ上りきったところにある明智平。ドライブインになっていて駐車場も広いため、ドライブの休憩にもぴったりです。
ここからロープウエイに乗ると、約3分で「明智平展望台」に到着! 標高1,373mの人気展望スポットです。
男体山や中禅寺湖そして中禅寺湖から流れ落ちる華厳の滝など、秋の美しい山肌を一望できますよ。
また、展望台から先は茶の木平方面に遊歩道が設けられていて、中禅寺湖まで歩くことができます。所要時間は、茶の木平まで約1時間30分(反対方面は約55分)です。
展望台から約20分の地点に鉄塔があり、こちらもちょっとした展望ポイントになっています。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市細尾町深沢
紅葉の見頃:【例年】10月中旬~11月上旬 【2024年予想】10月31日~
営業時間:ロープウェイ9:00~15:30(上り最終15:10、下り最終15:30発) ※荒天や点検整備のため運休あり。混雑具合により時間変更あり、要問合せ
料金:大人片道600円、往復1,000円/子供片道300円、往復500円アクセス:車:第2いろは坂終点近く
電車:JR日光線「日光駅」または東武鉄道東武日光線「東武日光駅」から東武バス「湯元温泉」行きまたは「中禅寺温泉」行きバス乗車約40分、「明智平」バス停下車すぐ
駐車場:あり
【日光市湯元】湯滝
迫力ある滝つぼと紅葉を同時に
湯ノ湖の南端にある高さ約70m、長さ約110mの滝です。三岳溶岩流の岩壁を、勢いよく湖水が流れ落ちる様は一見の価値あり。
滝つぼに下りることができ、爆音とともに流れ落ちる滝を間近で見ることができます。
バス停「湯滝入口」から徒歩で約5分というアクセスの良さも人気の秘密です。「戦場ヶ原」から北へ向かうハイキングコースの途中にあるので、散策しながら両スポットを観光するのもおすすめ。
10月上旬~中旬には滝周辺のカエデ、シラカバ、ミズナラなどが色づき、秋の行楽客で賑わいます。
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市湯元
紅葉の見頃:【例年】10月上旬~中旬 【2024年予想】10月18日~
アクセス:電車:JR日光線「日光駅」・東武鉄道日光線「東武日光駅」から「湯元温泉」行きバスに乗車(約60分)、「湯滝入口」バス停で下車後、徒歩で約5分
駐車場:あり
【日光市藤原】龍王峡
泊りがけで楽しめる紅葉名所
「龍王峡」は両側にそびえる切り立つ崖が壮大な渓谷。川治温泉と鬼怒川温泉の間、約3kmにわたって広がっています。
例年10月下旬から11月中旬にかけて、両側を染める紅葉とエメラルドグリーンの川のコントラストが絶景となっています。
周囲にハイキングコースが整備されており、定番の「むささび橋巡回コース」では神社や滝、有名な「むささび橋」などを巡ることができます。
また、周辺には、鬼怒川温泉や川治温泉などの宿泊施設のほかレジャースポットも充実しているので、泊まりでゆったりと観光を楽しむことができますよ!
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市藤原
紅葉の見頃:例年10月下旬〜11月中旬
アクセス:車:日光宇都宮道路・今市ICから国道121号経由で約40分
電車:野岩鉄道会津鬼怒川線「龍王峡駅」からバスで約5分
【日光市山内】日光二社一寺(日光東照宮・日光二荒山神社・日光山輪王寺)
世界遺産を飾る紅葉は必見
世界遺産「日光の社寺」の中心である「日光東照宮」「日光二荒山(ふたらさん)神社」「日光山輪王寺(りんのうじ)」は、日光を代表する観光スポット。
“二社一寺”とも呼ばれ、特に紅葉シーズンには多くの観光客で賑わいます。
鮮やかに色づく木々が世界遺産を飾る景色は風情があり、感動を覚える美しさ。
神橋と紅葉は相性抜群!
なかでも見どころなのが、二荒山神社の建造物である「神橋」(しんきょう)の赤い欄干と紅葉のコラボです。
渡橋料は大人300円、高校生200円 、小・中学生100円。紅葉の絶景写真を、親子でたくさん撮影しましょう!
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県日光市山内2303(日光山輪王寺)・2301(日光東照宮)・2307(日光二荒山神社)
紅葉の見頃:【例年】11月上旬~下旬 【2024年予想】11月4日~
アクセス:車:日光宇都宮道路・日光ICから約10分
電車:JR日光線「日光駅」、東武日光線「東武日光駅」からバス
駐車場:あり
【さくら市】今宮神社 大公孫樹
さくら市にある「今宮神社」の大公孫樹(おおいちょう)は、栃木県銘木百選にも選ばれている樹齢600年以上の大木。
秋になると見事な黄葉を観賞できる名所です。
2024年は、11月10日(日)から17日(日)まで期間限定のライトアップを実施。灯りに照らされた夜の黄葉は、昼とは異なる幻想的な雰囲気が魅力。
ぜひ親子で足を運んでみてください。
【佐野市】蓬莱山
例年11月下旬まで紅葉が楽しめる神聖な山
“日本三蓬莱”のひとつに数えられる佐野市の人気紅葉スポット・蓬莱山(ほうらいさん)。日光開山の祖である勝道上人によって開かれ、一大霊場として栄えた山です。
佐野市街から車で1時間ほどかかりますが、例年11月中旬~下旬になると多くの観光客が紅葉狩りに訪れます。
周辺には遊歩道が整備されているので、ゆったりと散策しながら秋の訪れを感じることができますよ!
■スポット概要&紅葉情報
所在地:栃木県佐野市作原町
紅葉の見頃:例年11月中旬~下旬
アクセス:車:北関東自動車道 ・佐野田沼ICから約45分
電車:①JR両毛線、東武佐野線「佐野駅」からタクシーで約57分 ②東武佐野線「田沼駅」からタクシーで約45分
駐車場:あり(無料、10台)
奥日光や鬼怒川などの定番だけでなく、ほかにもたくさんの紅葉名所がある栃木県。観光スポットも豊富なので、親子で楽しい旅を計画してください♪
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年1月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人
いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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