2024茨城県の紅葉名所と穴場16選<br/>偕楽園、筑波山、花貫渓谷の見頃も
更新日2024年10月04日/公開日2024年10月04日

2024茨城県の紅葉名所と穴場16選
偕楽園、筑波山、花貫渓谷の見頃も

見る
茨城県高萩市

秋の観光といえば、なんといっても紅葉狩り! そこで今回は茨城県にあるおすすめの紅葉名所と穴場を紹介します。

自然豊かな茨城県の紅葉スポットは、王道といえるモミジの名所から、真っ赤なコキアが広がる公園まで、バリエーションが豊富です。

都心から日帰りでドライブできる場所もピックアップしたので、ぜひ秋の週末を利用して、親子でおでかけしてみてください。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
※例年の見頃をご紹介しています。気候により変動することがありますので各スポットや気象庁の「紅葉見頃予想」を確認してください

北関東の観光名所と穴場をチェック!

北山公園【笠間市】

湖に映る紅葉が見所

池に映る紅葉が見どころ(画像提供:おひさま / PIXTA)
池に映る紅葉が見どころ(画像提供:おひさま / PIXTA)

笠間市にある「北山公園」は、360度パノラマで遠く太平洋を望める展望台、休憩施設・キャンプ場・バーベキュー場・全長161mのローラーすべり台などを完備。

園内ではオオムラサキやホタル、白鳥などの生き物から、季節ごとのさまざまな植物を観察できます。遊歩道もあり、散策にもおすすめです。

例年11月中旬~12月中旬にはヤマモミジやカエデの木々が色付き、水面に映る紅葉が美しい「新池」が人気の撮影スポットになります。

自然の起伏を生かしたボリュームある紅葉が見事ですよ。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県笠間市平町1416-1
開園時間:9:00〜18:00(10月〜3月 は16:00まで)
休園日:12月28日~1月5日
料金:入園無料、キャンプ場・バーベキュー場は有料
アクセス:車:北関東自動車道・友部ICから約5分、常磐自動車道・岩間ICから約20分
電車:JR常磐線「友部駅」北口からタクシーで約10分、JR水戸線「宍戸駅」から徒歩で約20分
駐車場:あり
紅葉の見頃:例年11月上旬~下旬

佐白山【笠間市】

頂上には笠間城跡が。見晴らしも良い紅葉スポット

佐白山の紅葉(画像提供:たれわんこ / PIXTA)
佐白山の紅葉(画像提供:たれわんこ / PIXTA)

笠間市にある佐白山(さしろさん)は笠間盆地の中央にそびえ、自然の植物園ともいわれている標高182mの山。

山頂には山城である「笠間城跡」があり、見晴らしも抜群。麓にある「佐伯山麓公園」での紅葉観賞もおすすめです。

全長4kmのハイキングコースでは、例年11月上旬から下旬までモミジやイチョウが色づき、秋の散策に多くの人が訪れます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県笠間市笠間1015-2
アクセス: 車:北関東自動車道・友部ICから約15分
電車:①JR水戸線「笠間駅」からタクシーで約5分 ②JR常磐線「友部駅」からかさま観光周遊バスに乗車、「日動美術館」バス停で下車後、徒歩で約15分
駐車場:あり
紅葉の見頃:例年11月上旬〜下旬

公式サイト

花園渓谷【北茨城市】

渓流を染める真紅の葉が見事

秋の花園渓谷(画像提供:パームツリー / PIXTA)
秋の花園渓谷(画像提供:パームツリー / PIXTA)

北茨城市の花貫県立自然公園に指定されている、花園川上流一帯の渓谷を「花園渓谷」と呼んでいます。

春のシャクナゲや初夏の新緑、秋の紅葉スポットとしても有名で、四季を通じ豊かな自然を満喫できます。さらに、花園渓谷の上流にある「猿ケ城渓谷」と下流の「浄蓮寺渓谷」も見どころです。

秋の紅葉では、カエデ、イヌブナ、ヤマモミジ等が自然のグラデーションを作り出し、息をのむような絶景になります。

また、赤や黄に色づいた葉が渓流を流れる様は、えもいわれぬ風情を醸し出します。

親子で紅葉ハイキング♪

麓に建つ「花園神社」も必見。同社の奥から始まる七ツ滝ハイキングコースや、栄蔵室ハイキングコース(花園渓谷から車で約15分)は比較的傾斜が緩やかで、親子でチャンレジしやすいですよ。

晴れた日には栄蔵室の展望富士見台から富士山を眺めることができます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県北茨城市花園
アクセス:車:常磐自動車道・北茨城ICから約30分
電車:JR常磐線「磯原駅」からタクシーで約35分
駐車場:あり(60台)
紅葉の見頃:例年11月上旬〜中旬

公式サイト

袋田の滝【大子町】

迫力の滝と紅葉を同時に楽しめる観光名所

色とりどりの紅葉がきれいな「袋田の滝」(画像提供:二匹の魚 / PIXTA()
色とりどりの紅葉がきれいな「袋田の滝」(画像提供:二匹の魚 / PIXTA()

高さ約120m、幅73mの大きさを誇り、“日本三名瀑”のひとつに数えられている名勝「袋田の滝」は、大子町の観光・紅葉スポットとして有名です。

4段の岩壁を美しいラインで流れ落ち、より近くで見れば地面を叩きつける荒々しい水しぶきに魅了されること間違いなし。

冬の凍結した滝も美しいですが、秋は勢いよく流れる滝と、真紅の紅葉を同時に楽しめるおすすめシーズンです。3つある観瀑台のなかでも、第2観瀑台は紅葉と滝のバランスが良く人気の写真スポットです。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県久慈郡大子町袋田3-19
アクセス:車:常磐自動車道・那珂ICから約50分
電車:JR水郡線「袋田駅」からバスで約10分
駐車場:あり
営業時間:8:00~18:00(11月は17:00まで、12月~4月9:00~17:00)
休園日:なし
料金:【袋田の滝トンネル利用料】高校生以上300円、小・中学生150円
紅葉の見頃:例年11月上旬~中旬
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり【イベント】大子来人~ダイゴライト~:2024年10月1日(火)~令和7年1月31日(金)

永源寺【大子町】

境内を埋め尽くすもみじは必見!大子町の「もみじ寺」

“もみじ寺”と呼ばれる「永源寺」ならではの絶景(画像提供:qumran1307 / PIXTA()
“もみじ寺”と呼ばれる「永源寺」ならではの絶景(画像提供:qumran1307 / PIXTA()

大子町にある「永源寺」は大子七福神の紅一点、弁財天をまつるお寺です。インドでは水の神様だったのが、日本に伝来してから弁舌や音楽を司る芸能の神として信仰されました。

通称“もみじ寺”と呼ばれる紅葉の名所。秋が深まると、境内を埋め尽くすモミジが真っ赤に染まり、素晴らしい景観を作り出します。

JR水郡線「常陸大子駅」裏の高台にあり、境内から大子町を一望できる点も魅力。まち全体の紅葉も眺められるお得スポットです。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県久慈郡大子町大子1571
アクセス:電車:JR水郡線「常陸大子駅」から徒歩で約10分
駐車場:あり(30台)、特設駐車場あり
紅葉の見頃:【色づき始め】例年10月下旬【見頃】11月上旬〜中旬

奥久慈男体山・湯沢峡【大子町・常陸大宮市】

ハイキングコースが豊富

錦秋の奥久慈男体山(画像提供:NISH / PIXTA)
錦秋の奥久慈男体山(画像提供:NISH / PIXTA)

大子町の東南部、常陸太田市との堺にある標高654mの奥久慈男体山。山の西側、南側は断崖絶壁で、その名の通り男性的な景観です。

山全体の紅葉を眺めるのもいいですが、ハイキングしながらの紅葉狩りもおすすめ。

木々の間を縫うように進む道もあり、紅葉を間近に見ることができ、中腹から、山頂まで変化に富んだ紅葉を楽しめます。ハイキングコースを登りきった山頂からの眺めも最高です。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県常陸太田市・久慈郡大子町
アクセス:車:常磐自動車道・那珂ICから国道118号を経由で約60分、国道118号沿い「湯沢入口」「滝倉入口」から登山口最寄りの駐車場へ
紅葉の見頃:例年10月下旬~11月中旬

公式サイト


八溝山【大子町】

茨城県最高峰の山からの眺め

八溝山の紅葉した木(画像提供:akira / PIXTA)
八溝山の紅葉した木(画像提供:akira / PIXTA)

栃木・福島県との県境にそびえる八溝山(やみぞさん)。茨城県内最高峰の高さ1,022mを誇り、山頂からはパノラマの絶景を満喫できます。

お城を模した山頂の展望台をはじめ、「八溝嶺神社」、「日輪寺」、ブナ・ダケカンバの原生林など、見どころ豊富な自然の宝庫。

また、8合目付近には、環境省の“名水100選”に選ばれた八溝川湧水群があります。

紅葉の見頃は例年10月下旬~11月上旬。ブナ、ダケカンバ、ナラ、カエデなどの鮮やかな紅葉を楽しめます。色づいた木々に囲まれた久慈川源流は、とてもきれいです。

■スポット概要
所在地: 茨城県久慈郡大子町・福島県東白川郡棚倉町
アクセス:電車:JR水郡線「常陸大子駅」からバスに乗車(約50分)、「蛇穴」バス停(登山口)で下車後、徒歩で約2時間30分
車:常磐道・那珂ICから約1時間50分
駐車場:あり
紅葉の見頃:例年10月下旬〜11月上旬

花貫渓谷【高萩市】

汐見滝吊り橋からの紅葉は圧巻

紅葉とともにスリルも味わえる吊り橋(画像提供:Photo_N / PIXTA)
紅葉とともにスリルも味わえる吊り橋(画像提供:Photo_N / PIXTA)

高萩市の「花貫渓谷」は紅葉の名所として毎年たくさんの観光客が訪れます。「花貫ダム」から「名馬里ヶ淵」(なめりがふち)、「小滝沢キャンプ場」にかけて美しい景観が続きます。

遊歩道も整備され、紅葉ハイキングにもぴったり。

一番の見どころは「汐見滝吊り橋」。全長60mの木製の吊り橋で、四方八方を色とりどりの木々が飾ります。

間近にせせり出した枝も迫力満点。橋からは、勢いよく流れ落ちる「汐見滝」の姿や小さな淵をぬって流れる花貫川の清流を眺めることができます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県高萩市大能地内
アクセス:車:常磐自動車道・高萩ICから約20分
電車:JR常磐線「高萩駅」からバスに乗車(約35分)、「鳥曽根上」バス停で下車後、徒歩で約10分
駐車場:あり(紅葉まつり期間中のみ有料)
紅葉の見頃:例年11月中旬~下旬
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり:2024年11月9日(土)~24日(日) 【イベント】花貫渓谷紅葉まつり:2024年11月1日(金)~12月1日(日)

筑波山【つくば市】

ケーブルカーやロープウェイから眺める紅葉も見事

紅葉のトンネルを走るケーブルカー(画像提供:HeNe / PIXTA)
紅葉のトンネルを走るケーブルカー(画像提供:HeNe / PIXTA)

つくば市のシンボル・筑波山は男体山、女体山の2峰からなる景観が珍しく、“日本百名山”のひとつです。

秋には男体山の高低差495mを結ぶケーブルカーの車窓から、ゆったりと紅葉狩りを楽しめます。

筑波山ロープウェイ(画像提供:kazo / PIXTA)
筑波山ロープウェイ(画像提供:kazo / PIXTA)

女体山を登るロープーウェイからは、美しく染まった山肌を上から見下ろすことができ、登山とはまた違った感動があります。

山頂から御幸ヶ原にかけてはブナをはじめとした落葉紅葉樹が多く、11月上旬から紅葉を楽しめ、また「筑波山神社」脇の「宮脇駅」周辺のモミジも見事です。

ケーブルカー、ロープウェイを利用すれば山頂付近まで楽にアクセスできますよ。この秋は、関東平野を一望する筑波山で紅葉狩りを楽しんでみては。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県つくば市筑波
アクセス:車:常磐自動車道・土浦北ICから約40分、北関東自動車道・桜川筑西ICから約40分
電車:つくばエクスプレス「つくば駅」から筑波山シャトルバスで約40分
駐車場:あり
紅葉の見頃:【色づき始め】例年10月下旬 【見頃】例年11月上旬〜下旬
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり 【イベント】筑波山ケーブルカー ナイトクルージング&もみじライトアップ:2024年11月2日(土)~12月1日(日)までの土日祝日、11月18日(月)~22日(金)※雨天中止

西蓮寺【行方市】

歴史を感じる大イチョウ

大イチョウは「西蓮寺」のシンボル(画像提供:T-Stone / PIXTA)
大イチョウは「西蓮寺」のシンボル(画像提供:T-Stone / PIXTA)

行方(なめがた)市にある天台宗の「西蓮寺」は、782年(延暦元年)創建と伝わる古刹で、数多くの文化財を所蔵しています。

仁王門は、1543年(天文12年)に楼門として造られ、1790年(寛政2年)に山門となり、その後仁王門にあらためられ現在に至ります。

境内に立つ2本のイチョウは樹齢1,000年といわれる大木で、県の天然記念物に指定されています。秋の黄葉は見応えがありますよ。

■スポット概要
所在地:茨城県行方市西蓮寺504
アクセス:車:常磐高速・石岡・千代田ICから国道355号線経由で約60分
駐車場: あり(約100台)
紅葉の見頃:例年11月下旬〜12月上旬

籠岩【常陸大宮市】

石仏がいらっしゃる奇岩へ紅葉登山

どころどころがえぐられた奇岩(画像提供:ミサヨ / PIXTA)
どころどころがえぐられた奇岩(画像提供:ミサヨ / PIXTA)

奥久慈男体山の南に連なる籠岩山の一角にある籠岩(かごいわ)。

湯沢峡にそびえる岩壁は、集塊岩が長年の風雨によってえぐられ、無数の穴が空いているのが特徴です。まるで籠の目のように見えることから、この名がついたと伝わります。

周囲はハイキングコースになっていて、籠岩山を一望できる展望台から降りると籠岩の入口 があります。

岩窟には阿弥陀如来と思しき石仏をはじめ、全17体の小さな石仏が安置され神秘的な雰囲気。

秋になると岩を囲むように紅葉が広がります。山頂の展望スペースからの眺望も素晴らしいですよ。

一度は訪れてみたい場所ですが、急勾配や滑りやすい場所が多く、登山初心者には難しいというクチコミも。チャレンジする親子はしっかり装備を整え、詳しく下調べをしておでかけください。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県常陸大宮市
アクセス: 車:常磐自動車道・那珂ICから約1時間
電車:JR水郡線「山方宿駅」から車で約30分
紅葉の見頃:例年10月下旬~11月下旬
駐車場:あり(5台分)

公式サイト

西山御殿(西山荘)【常陸太田市】

徳川光圀公が晩年を過ごした庭園

静かな時が流れる「西山御殿」(画像提供:おひさま / PIXTA)
静かな時が流れる「西山御殿」(画像提供:おひさま / PIXTA)

国指定の史跡・名勝である「西山御殿」は、水戸黄門こと水戸徳川家2代当主・光圀公の隠居所。1691年(元禄4年)から1700年(元禄13年)に没するまでの晩年を過ごしました。

簡素な茅葺屋根の木造平屋建の造りで、書斎の丸窓からは築山と心字の池が見えます。ここで光圀公は「大日本史」編さん事業の監修をしたといいます。

華美を嫌った光圀公ならではの静かな庭で、しっとりとした紅葉を楽しんではいかがでしょうか。公式サイトから事前予約のうえ、おでかけください。

■スポット概要
所在地:茨城県常陸太田市新宿町590
アクセス:電車:JR水郡線「常陸太田駅」からタクシーで約5分
車:常磐自動車道・日立南太田ICから約30分 ※電車の本数が少ないため車でのアクセスを推奨
開館時間:9:00~16:00
休館日:年中無休 ※悪天候による臨時休業あり
料金:高校生以上1,500円、小・中学生900円
駐車場:あり
紅葉の見頃:例年11月上旬〜下旬

公式サイト

竜神峡・竜神大吊橋【常陸大宮市】

高さ100mからの絶景ポイント

水色の橋と紅葉の対比は見ごたえあり
水色の橋と紅葉の対比は見ごたえあり

奥久慈県立自然公園内にある常陸太田市の「竜神峡」は、竜神川をせき止めた「竜神ダム」の上にかけられている国内最大級の歩行者専用の橋です。

ダム湖面からの高さ100m、全長446m(中央支間375m)の橋の上からは、四季折々のパノラマが広がります。

吊橋に設置されている3カ所の「のぞき窓」をのぞいてみると、約100m下に湖面を見ることができスリル満点!

「竜神峡紅葉まつり」で紅葉と新そばを堪能

下から見た「竜神大吊橋」
下から見た「竜神大吊橋」

秋には原生林が錦に彩られ、天気がよければ遠く阿武隈山系の山並みの紅葉も見渡せる絶景スポットです。

例年、紅葉の見頃にあわせ、11月の1カ月間「竜神峡紅葉まつり」と「新そばフェア」が同時開催されています。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県常陸太田市天下野2133-6
営業時間:8:30~17:00(最終受付16:40)
定休日:なし
料金:高校生以上320円、小・中学生210円
アクセス:車:常磐自動車道・日立南太田ICから約45分
電車:JR水郡線「常陸太田駅」からバスに乗車(約45分)、「竜神大吊橋下車」バス停で下車後、徒歩で約20分
駐車場:あり(265台)
紅葉の見頃:例年11月中旬~下旬
その他紅葉情報:【イベント】竜神峡紅葉まつり:例年11月1日~30日

国営ひたち海浜公園【ひたちなか市】

真紅のコキア畑でひと味違った紅葉を満喫

真っ赤に紅葉したコキア畑(画像提供:genki / PIXTA)
真っ赤に紅葉したコキア畑(画像提供:genki / PIXTA)

ひたちなか市の太平洋岸にある「国営ひたち海浜公園」。

春のネモフィラ、スイセン、チューリップ、夏ヒマワリ、秋にはコキア、コスモス、冬のアイスチューリップなど、彩り豊かな花々が四季を通じて楽しめます。

また、海抜100mからの眺望を楽しめる大観覧車をはじめ、28種類のアトラクションが揃う遊園地「プレジャーガーデン」のほか、林間アスレチック広場やバーベキュー広場などを完備。一日中楽しめる広々とした公園です。

「みはらしの丘」では、緑色のコキアが例年9月下旬から色づき、10月には燃えるような赤に。丸くてかわいらしい紅葉が、丘一面を飾ります。

もちろん写真映えもバッチリです。

さらに、例年10月上旬から中旬は約280万本のコスモスが咲き乱れ、秋風にそよぐ姿がみられます。ひと味違う紅葉を見たいなら、国営ひたち海浜公園に決まりです!

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4
開園時間:9:30〜17:00(7月20日〜9月1日は18:00まで、11月1日〜2月は16:30まで)
休園日:火曜(祝日の場合は翌平日)、12月31日~1月1日、2月の第1火曜の前日から直後の金曜 ※開園時間、休園日は変更あり。公式サイトでご確認ください
アクセス:
車:①北関東自動車道~常陸那珂有料道路・ひたち海浜公園ICすぐ ②常磐自動車道・日立南太田ICから約15km
電車:JR常磐線「勝田駅」「東海駅」からバスに乗車、「海浜公園西口」下車
駐車場:あり
紅葉の見頃:【色づきはじめ】例年10月中旬〜下旬【見頃】例年11月上旬〜中旬
その他紅葉情報:【ライトアップ】情報なし【イベント】あり(コキアでホウキづくり、<Flowerフォトポイントガイド>〜コキア〜など

茨城県立歴史館【水戸市】

金色に輝く50mのいちょう並木が立派

葉が落ち始めると、まるで黄色の絨毯のよう(画像提供:Photo_N / PIXTA)
葉が落ち始めると、まるで黄色の絨毯のよう(画像提供:Photo_N / PIXTA)

水戸市にある「茨城県立歴史館」は、1974年に歴史博物館と文書館の機能をあわせ持つ施設として作られました。

茨城の原始古代から近現代までの歴史を常設展示するほか、特別展なども開催しています。

11月頃には、同館の見どころのひとつである約50mのいちょう並木が黄葉を迎え、「歴史館いちょうまつり」が開催されます。

土日祝日を中心に和楽器の演奏会、お茶会、体験遊びなどが開催され、美しい風景とともに日本の伝統文化にふれることができます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県水戸市緑町2-1-15
開館時間:【歴史館】9:30~17:00(最終入館16:30)【庭園】2月20日~9月30日6:00~19:00、10月1日~2月19日7:00~18:00
料金:一般・大学生180円(特別展、企画展は別途)、高校生以下無料 ※庭園は入園無料
休館日:月曜(休日の場合は翌日)、年末年始ほか
アクセス:車:常磐自動車道・水戸ICから約15分
電車:JR常磐線「水戸駅」からタクシーで約10分、または偕楽園方面行きバスに乗車(約10分)、「歴史館偕楽園入口」で下車後、徒歩で約2分
駐車場: あり(124台)
紅葉の見頃:例年11月中旬〜下旬
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり 【イベント】歴史館いちょうまつり:2024年11月2日(土)~24日(日)

偕楽園 【水戸市】

約170本の木々が色づく紅葉スポット

「もみじ谷」の秋(画像提供:Photo_N / PIXTA)
「もみじ谷」の秋(画像提供:Photo_N / PIXTA)

石川県金沢市の「兼六園」、岡山県岡山市の「後楽園」とともに“日本三名園”のひとつに数えられる「偕楽園」。水戸藩第9代藩主・徳川斉昭公により、領民の休養の場所として開園されました。

四季折々の魅力がある偕楽園では、秋になると「もみじ谷」で約170本のモミジが色づきます。例年、紅葉のライトアップも行われ、夜のモミジを幻想的に照らします。

水戸市の中心にありながら、秋の深まりを体感できるスポットです。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:茨城県水戸市常磐町1丁目
開園時間:【偕楽園本園】 2月中旬~9月30日6:00〜19:00、10月1日~2月中旬 7:00〜18:00 【偕楽園本園を除くエリア】 常時開放 ※イベント開催時は変更あり【好文亭】9:00〜17:00(10月1日~2月中旬 は16:30まで)
休園日:12月29日~31日
料金:【偕楽園本園】 高校生以上320円、小・中学生160円【好文亭】高校生以上230円、小・中学生120円
アクセス:車:①常磐自動車道・水戸ICから約20分 ②北関東自動車道・茨城町東IC、水戸南ICから約20分
電車:JR常磐線「水戸駅」から偕楽園行きバスで約20分
駐車場:あり
紅葉の見頃:例年11月上旬~中旬
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり

ハイキングコースや名勝など多彩なロケーションで楽しめる茨城県の紅葉狩り。親子で一緒に、思い出に残る秋の観光プランを練ってみてください♪

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年11月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

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