茨城県大子町の中心商店街
「大子デパート」を歩いてみよう!
茨城県大子町(だいごまち)の中心部にある商店街「大子デパート」。JR水郡線「常陸大子駅」前から続く商店街には、昔懐かしい雰囲気を残す老舗店舗から、スタイリッシュなカフェまで、個性豊かなお店が集まっています。また、年間を通じて、家族みんなで楽しめる多彩なイベントも多数開催され、多くの人で賑わっているのも商店街の魅力です。
観光地を巡るように、まちの商店街歩きを楽しんでみましょう。
※2023年3月27日時点の情報です、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください
東京都心からのアクセス方法
車の場合
【常磐自動車道】三郷I.C→那珂I.C→国道118号を北上し、JR水郡線「常陸大子駅」前へ
【東北自動車道】川口JCT→宇都宮I.C→国道293号で那珂川町を経て、国道461号に入り、JR水郡線「常陸大子駅」前へ
電車の場合
【JR常磐線】水戸駅でJR水郡線に乗り換え、「常陸大子駅」で下車
商店街「大子デパート」ってどんなところ?
まず気になるのが、「大子デパート」という個性的な名前です。商店街の公式サイト運営や数々のイベントを手掛けるほか、ご自身でも商店街で飲食店を営む櫻山(さくらやま)さんにお話を聞いたところ、「昭和の時代にあった楽しいデパートのように、商店街で買い物を楽しんでほしい」という思いを込めて名付けられたそう。
たしかに、商店街を歩いてみると、歴史を感じる昔ながらの老舗やレトロな雰囲気のお店がたくさん! 一方で、おしゃれなカフェやパン屋なども軒を連ねていて、どの年代でも、誰でも楽しめるのが大子デパートの魅力です。
大子デパートに並ぶ店舗は100軒以上あります。商店街や各店舗では、かわいいイラストMAP(写真参照)を配布しているので、商店街めぐりの際は手に取ってみてくださいね。
親子で行きたい!「大子デパート」注目のお店7選
「大子デパート」にあるお店の中から、親子向けのスポットを紹介します!
※アクセス情報は、商店街の最寄り駅JR水郡線「常陸大子駅」からの距離を記載しています。
パン工房サンローラン【常陸大子駅から徒歩すぐ】
1976年(昭和51年)創業の人気パン屋さん「パン工房サンローラン」。パン以外にも、ケーキや焼き菓子、おにぎり、お弁当など、さまざまなフードメニューを販売しています。
看板商品の「シルクタッチ」は、名前の通り、シルクのようになめらかな食感が楽しめる食パン。フレンチトーストにすれば、とろとろの仕上がりになるそうです。大子町のおみやげとしても人気です。
一日カフェ ゆらぎ【常陸大子駅から徒歩で約2分】
「一日カフェ ゆらぎ」は、毎週土曜と祝日のみにオープンする特別なカフェです。店先や店内に飾られている折り紙は、地元のみなさんが折った作品。店内で開催される折り紙教室は、子供たちにも大人気です。
カフェメニューは、コーヒーや紅茶、ココアなどのドリンク(350円)と、アップルパイとコーヒーのセット(750円)のみですが、店頭で販売している大子町の特産品を使ったお惣菜やお菓子などを店内で食べることができます。ちょっとひと休みしたいときに立ち寄れるスポットです。
daigo cafe【常陸大子駅から徒歩で約4分】
「daigo cafe(だいごかふぇ)」は、1916年(大正5年)に建てられた商家を改装したカフェ。アンティーク調のレトロなインテリアが置かれたおしゃれな店内では、絵本や子供用チェアの貸し出しも行っており、ファミリーに優しい空間です。
おすすめは、りんごの形がキュートな「夢見るりんご」。大子町の特産品である「奥久慈りんご」をコンポートにし、スイートポテトで包んだスイーツメニューです。
Liberte and galla【常陸大子駅から徒歩で約6分】
「Liberte and galla(りべるて あんど ぎゃら)」は、陶芸教室も行っている陶器店です。店舗1階は、オリジナル陶器や輸入雑貨を扱う販売エリア。お店の人から食器選びのヒントを聞いたりしながら、お気に入りを見つけてみましょう。
店舗2階の陶芸教室では、陶芸家の鈴木道之(すずきまさし)さんが丁寧にレクチャーしてくれます。作るものは決まっていないので、感性のおもむくままに自分だけの作品を作ってみましょう。粘土1kgと焼き上げがセットになって2,500円で、粘土は親子で分け合うこともできます。
屋代菓子舗【常陸大子駅から徒歩で約7分】
地元で愛され続けている老舗お菓子屋さん「屋代菓子舗」。店内で手作りしている和洋菓子やパンの種類がとっても豊富で、どれもお手頃な価格で販売しています。
人気商品のひとつが、濃厚な味わいのチョコレートケーキ「ショコラ」。ココア味のスポンジ生地と、なめらかなガナッシュクリーム、チョコレートを4層に重ね、しっとりとした口あたりに仕上げています。
Michiru bakery【常陸大子駅から徒歩で約8分】
2021年12月にオープンしたパン屋さん「Michiru bakery(みちるべーかりー)」では、マーガリンとショートニングを使わずに作るパンを製造・販売しています。
看板商品は、12時間以上もの時間を費やし、手間暇かけて作られた「やましょく」。トーストはもちろん、サンドウィッチにしたり、スープとあわせたりと食べ方は無限大です。
咲くカフェ【常陸大子駅から徒歩で約8分】
豊かな緑に囲まれている「咲くカフェ」は、1970年代に建てられた民家をリノベーションしている古民家風カフェ。店内にはテーブル席とソファー席、屋外にはテラス席が用意されています。
たっぷりのメープルシロップがたまらない「バタールのふわとろフレンチトースト」が人気。食後のデザートに、おやつ時間に、親子でシェアして食べられるスイーツメニューです。
大子デパートを満喫できる「親子向けおすすめイベント」4選
定期開催の人気イベントのほか、まちを代表する年に1回の特別イベントを紹介します!
大子フードチャレンジ Season1/2021年10月1日(金)~2023年9月30日(土)開催
「大子フードチャレンジ Season1」は、大子町にある飲食店27軒を巡るスタンプラリーイベント。2021年10月1日(金)~2023年9月30日(土)の2年間にわたって開催! 大子デパートにある飲食店も参加しています。
参加店舗で販売されている1冊100円のスタンプブックを購入したら、いよいよチャレンジスタート。店舗を回る順番、食べるメニューまでが指定されているというかなりハードなルールが設けられていますが、今まで食べたことがない料理や絶品メニュー、魅力的なお店に出会える絶好のチャンスです!
スタンプラリーをコンプリートすると、特産品「大子漆」の漆器(15,000円相当)が贈呈されます。
大子ラクダマーケット/偶数月の第2日曜(予定)
大子町役場の西側駐車場で開催される「大子ラクダマーケット」は、大子町の人が作ったものか、大子町で作られたものだけが並ぶ地域密着型の朝市。偶数月の第2日曜に定期開催されています。
大子町で採れた新鮮な農産物や、大子町に住む作家さんが作ったハンドメイド雑貨などが購入できます。
らっしゃい大子百円街/年4回ほど開催
大人から子供まで、多くの人が商店街に集まる大人気イベントのひとつが「らっしゃい大子百円街」。商店街にあるおよそ50店舗が、イベント当日限定で100円商品を販売するというスペシャルデーです。
買い物をするごとに貯まるスタンプラリーでは、5店舗分のスタンプを集めると、ハズレなしで必ず景品が当たるガラガラ抽選会に参加できます。抽選会場のそばには、100円で挑戦できる輪投げコーナーもあり、お祭り気分を味わえます。
例年、年に4回ほど開催。最新情報は、大子デパートの公式サイトでチェックできます。
■らっしゃい大子百円街
開催場所:「大子デパート」内の参加店舗
※抽選会場は常陽銀行大子支店駐車場
開催日時:例年は年4回の定期開催
百段階段でひな祭り/3月3日(平日の場合は直前の土曜または日曜)開催
商店街にある「十二所神社」で、毎年3月3日(平日の場合は直前の土曜または日曜)の1日限りで開催される特別イベントが「百段階段でひなまつり」です。境内に続く百段階段(参道)にひな人形がずらりと飾られる豪華絢爛な風景が話題を集め、毎年3万人もの観光客が訪れています。商店街のみならず、大子町を代表するイベントのひとつです。
また、商店街にある各店舗の軒先や、事業所にひな人形が並ぶ「まちなか飾り」なども同時開催されています。
個性あふれるお店やイベントが満載の「大子デパート」。家族でぶらりと散策して、大子町の新しい魅力を見つけてみてくださいね。
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
- ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。