【2024】東京の紅葉名所と穴場23選<br/>奥多摩・六義園・秋川渓谷の見頃も
更新日2024年11月17日/公開日2024年10月24日

【2024】東京の紅葉名所と穴場23選
奥多摩・六義園・秋川渓谷の見頃も

見る
東京都新宿区、東京都世田谷区、ほか

秋の行楽といえば、はずせないのが紅葉狩り。東京都内にも、江戸情緒を残す庭園から、ハイキングが人気の山や渓谷まで、多彩な紅葉スポットがあります。

そこで今回は、日帰りで紅葉狩りを満喫できる都内の名所と穴場を厳選! 例年の見頃や2024年のライトアップ、親子で楽しめる紅葉イベントなどもあわせて紹介します。

地域を一番よく知る、各自治体の役場・役所の担当者からのおすすめ情報も掲載していますので、記事を参考に紅葉狩りを満喫してくださいね。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
※例年の見頃は気候により変動するため、各スポットや気象庁の「紅葉見頃予想」を確認してください

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<東京から日帰り>昇仙峡の紅葉スポットをチェック!

【足立区】花畑記念庭園(花畑公園内)

秋の「花畑記念庭園」
秋の「花畑記念庭園」

足立区にある「花畑公園」は、敷地面積2万3,025平方メートルにもおよぶ広々とした公園です。

園内の西側エリアには、水と緑が豊かな池泉回遊式の日本庭園「花畑記念庭園」が広がり、例年11月下旬から12月初旬にかけて紅葉が見頃を迎えます。

公園内に遊具や芝生広場もあり、親子で秋の一日をのんびり過ごせますよ。

日本庭園の魅力が際立つ紅葉ライトアップ

過去のライトアップ風景
過去のライトアップ風景

紅葉の見頃にあわせてライトアップも実施。葉の色と相性の良い暖色系の光が、雪吊りや滝、石組みを照らし出し、日本庭園の美しさがいっそう際立ちます。

期間中は桜花亭を中心にさまざまなイベントや手作りワークショップが開催されるので、チェックしてみてください。

イベント情報(花畑公園・桜花亭公式サイト)

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都足立区花畑4-40-1
紅葉の見頃:例年11月下旬~12月初旬
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり 【イベント】花畑記念庭園 秋のライトアップ:2024年11月22日(金)~12月1日(日)の金~日曜

【江戸川区】行船公園

園内に広がる「平成庭園」(画像提供:江戸川区)
園内に広がる「平成庭園」(画像提供:江戸川区)

江戸川区の「行船(ぎょうせん)公園」にある「平成庭園」は、池を取り囲む日本庭園で、都内では珍しい枯山水を鑑賞できるスポットです。

「源心庵」(画像提供:江戸川区)
「源心庵」(画像提供:江戸川区)

紅葉の見頃は、例年11月中旬頃から12月中旬にかけて。池のほとりにある純日本建築の「源心庵」は茶会や句会などが行われる建物で、紅葉に彩られた姿もまた風情があります。

江戸川区担当者からのおすすめコメント

「行船公園」内には、平成庭園のほかにも、58種類の動物とふれあえる無料の自然動物園があります。都内の動物園では、ここでしか見れない「オオアリクイ」をはじめ、レッサーパンダやペンギンなどを間近に見ることができます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都江戸川区北葛西3丁目2番1号
紅葉の見頃:例年11月中旬~12月中旬

【北区】旧古河庭園

紅葉の額縁にに飾られた洋館
紅葉の額縁にに飾られた洋館

バラの名所として知られる北区の「旧古河庭園」は、秋の紅葉も見事です。モミジよりひと足早いハゼの紅葉が心字池に映る様子は一見の価値あり。

洋館の周辺から日本庭園を眺めると、色鮮やかな紅や黄、そして緑のコントラストがとてもきれいです。

バラはりえ年12月上旬まで開花。紅葉との共演が楽しみですね!
バラはりえ年12月上旬まで開花。紅葉との共演が楽しみですね!

秋バラと紅葉のコラボレーションも、同園ならではの見どころ。

2024年11月9日(土)から12月8日(日)の期間には「紅葉とバラ、和と洋の秋」と題したイベントが開催され、津軽三味線の演奏会や庭園ガイドなどが行われます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都北区西ケ原1-27-39
紅葉の見頃:例年11月下旬〜12月上旬
その他紅葉情報:【イベント】紅葉とバラ、和と洋の秋:2024年11月9日(土)から12月8日(日)

【北区】飛鳥山公園

秋の公園内(画像提供:zu_kuni / PIXTA)
秋の公園内(画像提供:zu_kuni / PIXTA)

JR京浜東北線、東京メトロ南北線「王子駅」のすぐ近くにある「飛鳥山公園」は、江戸時代から続く桜の名所。秋には園内の各所で桜の葉やイロハモミジ、トウカエデなどが色づきます。

旧古河庭園からも近く、渋沢通りを歩いて15分ほどです。

「晩香盧」(ばんこうろ)を飾る紅葉(画像提供:雄太 / PIXTA)
「晩香盧」(ばんこうろ)を飾る紅葉(画像提供:雄太 / PIXTA)

渋沢栄一が暮らした地でもあり、邸宅跡地「旧渋沢庭園」のほか、渋沢の喜寿を祝って建てられた洋風茶室「晩香廬」も一見の価値あり。

個性的な遊具や自然豊かな散策路、3つの博物館も揃い、子供も大人も思い思いに過ごせる憩いの場です。

イベント情報:秋の紅葉ライトアップ(2024年11月23日~12月1日)

紅葉の時期には、旧渋沢庭園が特別に夜間も開放され、日没から21時(最終入場20時30分)までライトアップされます。

普段は見ることができない夜の庭園で、赤、オレンジ、黄色に照らされた紅葉が夢のような景色を繰り広げます。

紅葉スポットとしては比較的穴場のスポットで、異世界に足を踏み入れたかのような時間を堪能しましょう。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都北区王子1-1-3
紅葉の見頃:例年11月中旬〜12月上旬
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり 【イベント】秋の紅葉ライトアップ:2024年11月23日(土)~12月1日(日)

【品川区】池田山公園

品川区にある「池田山公園」は、旧岡山池田藩の下屋敷跡を整備した区立公園。

高台から池をのぞき見ることができるように造られた池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)で、樹木、池や滝が美しく配置されており、“しながわ百景”にも指定されています。

五感が研ぎ澄まされるライトアップイベント

例年11月中旬から12月上旬にかけて、公園の象徴でもあるモミジが鮮やかな紅色に染まります。

また紅葉シーズンには、ライトアップイベント「紅葉の燈明-みあかしー」を開催。 視覚だけでなく、お香の香りや水の音などを通じて五感で楽しむ、幻想的なイベントです。

2024年は11月23日(日)~12月1日(日)17時30分~20時30分に行われます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都品川区東五反田5-4-35
紅葉の見頃:例年11月中旬~12月上旬
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり 【イベント】紅葉の燈明-みあかしー:2024年11月23日(日)~12月1日(日)

【新宿区】新宿御苑

新宿御苑の紅葉 (画像提供:Youkey / PIXTA)
新宿御苑の紅葉 (画像提供:Youkey / PIXTA)

東京にある“都会のオアシス”といえば、まず最初に名前が挙がるのが「新宿御苑」かもしれませんね。

ここは江戸時代に徳川家康の家臣・内藤清成の大名屋敷があった場所。

1906年(明治39年)に皇室の庭園が造られ、その後第2次世界対戦を経て国民公園になり、多くの人々に親しまれてきました。

イギリス、フランス、日本の庭園で3タイプの紅葉を楽しめる

NAKEDがプロデュースした2023年の紅葉プロジェクションマッピング「秋色の光」
NAKEDがプロデュースした2023年の紅葉プロジェクションマッピング「秋色の光」

その大きな特徴は、広さ約58.3ヘクタール、周囲約3.5kmもの広大な敷地に、フランス式の整形庭園、イギリス式の風景庭園、そして日本庭園が巧みに組み合わされていること。

明治時代を代表する近代西洋庭園であり、“風景庭園の名作”と称され、海外からも多くの観光客が訪れます。

秋にはモミジやイチョウなどさまざまな木々が色づき、園内が赤や黄色に染まります。紅葉する樹木の種類が多いため、ほかの場所よりも長期にわたって紅葉狩りができますよ。

3つの庭園で、まったく異なる紅葉の雰囲気を楽しめるのも新宿御苑の魅力です。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都新宿区内藤町11
紅葉の見頃:例年11月下旬〜12月上旬 【2024年予想】12月1日頃~
その他紅葉情報:【ライトアップ】2023年は開催、2024年は10月現在未定


【世田谷区】砧公園

秋の「砧公園」はとってもカラフル(画像提供:tenjou / PIXTA)
秋の「砧公園」はとってもカラフル(画像提供:tenjou / PIXTA)

世田谷区にある「砧公園」。環状八号線沿いに広がる園内には広大な芝生があり、家族連れに高い人気を誇ります。

桜の名所として知られていますが、じつは約1,000本のケヤキや、イチョウ、モミジなどがあり、紅葉も見事。

例年11月下旬から12月中旬に見頃を迎えます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都世田谷区砧公園1-1
紅葉の見頃:例年11月下旬~12月中旬 【2024年予想】12月1日頃~

【世田谷区】等々力渓谷

等々力渓谷の日本庭園(画像提供:Q2Photo / PIXTA)
等々力渓谷の日本庭園(画像提供:Q2Photo / PIXTA)

※2024年10月現在、遊歩道は通行止め。日本庭園、等々力不動尊は利用可能

東急大井町線「等々力駅」近くに広がる、東京23区内で唯一の渓谷。東京都の名勝に指定されている観光名所です。

その特徴のひとつが豊かな水源です。30カ所以上の湧水があり、湿地も多いため、湿性植物が植生する自然豊かな場所となっています。

紅葉が飾る等々力渓谷の看板(画像提供:まんぼう / PIXTA)
紅葉が飾る等々力渓谷の看板(画像提供:まんぼう / PIXTA)

例年、紅葉が色づくのは11月中旬から12月上旬です。

ケヤキやモミジの紅葉のほかイチョウの黄葉も美しく、都内とは思えないような心洗われる景色が広がります。

谷沢川沿いの散策路を歩きながら紅葉狩りができ、ハイキング気分も味わえますよ。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都世田谷区等々力
紅葉の見頃:例年11月中旬~12月上旬 【2024年予想】12月1日頃~

【世田谷区】駒沢オリンピック公園

園内の並木道(画像提供:momo / PIXTA)
園内の並木道(画像提供:momo / PIXTA)

東京オリンピックの第二会場をそのまま公園として開放した、総面積41万3,000平方メートルの総合運動場。

中央広場には高さ12mのオリンピック記念塔が建っています。

駒沢通り側のイチョウ並木は、177本の大木がつくりだす圧巻の黄金トンネルで、見ごたえ抜群! 園内にはケヤキを中心に、美しい紅葉をたっぷり堪能できます。

特に公園管理所口から西口にかけてのケヤキ並木や、駒沢通り沿いのイチョウ並木が作り出す黄金のトンネルは見応えがあります。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都世田谷区駒沢公園1-1
紅葉の見頃:例年11月中旬から12月上旬 【2024年予想】12月1日頃~

【千代田区】日比谷公園、皇居、靖国神社周辺エリア

(左上)日比谷公園/(右上)国会議事堂/(右下)千鳥ヶ淵緑道/(左下)行幸通り
(左上)日比谷公園/(右上)国会議事堂/(右下)千鳥ヶ淵緑道/(左下)行幸通り

都心のイメージがある千代田区ですが、じつは自然豊かな公園も多く、心癒される紅葉スポットがいっぱいあります。

特におすすめの名所&穴場は以下の6カ所です。

  • 日比谷公園
  • 北の丸公園
  • 靖國神社
  • 国会議事堂
  • 行幸通り
  • 千鳥ヶ淵緑道

山間部に比べると、都心の紅葉は遅い時期まで楽しめるため晩秋のおでかけにぴったりです。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都千代田区
紅葉の見頃:例年11月中旬から12月上旬 【2024年予想】12月1日頃~

【文京区】六義園

「渡月橋」(画像提供:SUYA / PIXTA)
「渡月橋」(画像提供:SUYA / PIXTA)

文京区駒込にある「六義園」は、江戸時代に造られた大名庭園のなかでも代表的な庭園です。四季折々の多彩な植物を楽しめるスポットで、都内屈指の紅葉の名所です。

イロハカエデのほか、ハゼノキやイチョウなどが色づき、庭園を鮮やかに彩ります。園内各所で鮮やかな紅葉を観賞できますよ。

2枚の大岩からなる「渡月橋」付近の紅葉は風情がありおすすめです。絶好の写真スポットなので、親子で記念撮影を楽しんでみては?

紅葉のライトアップは一見の価値あり!

ライトアップされた秋の六義園(画像提供:kazukiatuko / PIXTA)
ライトアップされた秋の六義園(画像提供:kazukiatuko / PIXTA)

ライトアップされる時間帯は特におすすめ。灯りに照らされ浮かび上がる紅葉がとても幻想的で、暗い水面に映し出される真っ赤な紅葉も必見です。

有名な枝垂れ桜の周辺にはお団子などの屋台やキッチンカーも出店し、夜祭気分も味わえます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都文京区本駒込6-16-3
紅葉の見頃:例年11月下旬から12月中旬 【2024年予想】12月1日頃~
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり(庭紅葉の六義園 夜間特別観賞):2024年11月22日(金)~12月4日(水)

【文京区】小石川後楽園

秋の「小石川後楽園」(画像提供:momo / PIXTA)
秋の「小石川後楽園」(画像提供:momo / PIXTA)

国の特別史跡・特別名勝に指定されている「小石川後楽園」。

初代水戸藩主・徳川頼房が造園に着手し、“水戸黄門”こと2代目藩主の光圀公が完成させた、江戸初期を代表する名園であり、水戸藩上屋敷の庭園です。

湖を模した池・大泉水を中心に中国趣味の漂う景観を随所に取り入れた庭園で、秋が深まるとモミジ約570本、ケヤキ約300本などが色づきます。

その景観は、都内とは思えない美しさ。

園内にあるレストラン「涵徳亭」を背に、「渡月橋」に立って眺めるモミジは格別ですよ。

伝統芸能を楽しめる紅葉イベントも(2024年11月16日~12月8日)

過去の公演の様子
過去の公演の様子

例年11月半ばから12月上旬まで、「深山紅葉を楽しむ」と題したイベントが開催されます。

能楽や江戸糸あやつり人形の公演、大小の独楽を使った曲芸も見どころ。

縁起のよい「三福(さんぷく)団子」を食べながら、紅葉狩りと伝統芸能を楽しんでみませんか?

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都文京区後楽1-6-6
紅葉の見頃:例年11月下旬から12月中旬 【2024年予想】12月1日頃~
その他の紅葉情報:【イベント】深山紅葉を楽しむ:11月16日(土)~12月8日(日)


【文京区】肥後細川庭園

過去に実施されたライトアップの様子(画像提供:文京区)
過去に実施されたライトアップの様子(画像提供:文京区)

神田川沿いの閑静なエリアにある「肥後細川庭園」は旧肥後藩の屋敷跡を活かした池泉回遊式庭園。例年11月下旬から12月上旬にかけてイチョウやモミジ、ハゼなどが紅葉します。

毎年見頃の時期に実施されるライトアップイベント「ひごあかり」は、2024年11月27日(水)から12月1日(日)に開催。園内のヤマモミジやエノキなどが幻想的にライトアップされ、彩り鮮やかな紅葉が池の水面に浮かび上がります。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都文京区目白台1-1-22
紅葉の見頃:例年11月下旬~12月上旬
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり 【イベント】ひごあかり:2024年11月27日(水)~12月1日(日)

【港区】芝公園 もみじ谷

もみじ谷から見上げると…!(画像提供:i-flower / PIXTA)
もみじ谷から見上げると…!(画像提供:i-flower / PIXTA)

日本でもっとも古い公園のひとつ、「芝公園」内にある人工の渓谷。その名の通り、多彩な種類のモミジが植えられており、紅葉の時期は見応えがあります。

東京タワーのすぐ下にあるため、紅葉と東京タワーを一緒に見られるのが特徴。

気軽に立ち寄れる都会の渓谷ですが、川や滝もあり、とても癒されます。

落ち葉の下から小さなトカゲが出てきたり、都心では見かけない昆虫などもいるので、生き物を探すのも楽しい時間。

リフレッシュにぴったりの穴場スポットです。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都港区芝公園4-8-4
紅葉の見頃:例年11月下旬~12月下旬 【2024年予想】12月1日頃~

【港区】神宮外苑イチョウ並木

迫力満点の並木(画像提供:momo / PIXTA)
迫力満点の並木(画像提供:momo / PIXTA)

青山通りから明治神宮外苑まで続く並木道は、東京都心を代表する風景のひとつ。通りの両側には、約300mにわたって146本のイチョウが立ち並びます。

秋の晴れた日は、「聖徳記念絵画館」を背景に並ぶ黄金色のイチョウと、青空とのコントラストがとてもきれい。ここを歩くだけで、心も晴れやかになりますよ。

黄葉の見頃は例年11月中旬から12月初旬です。シーズン中には毎年「神宮外苑いちょう祭り」も開催されます。

また、秋だけでなく、四季折々のさまざまな景色を見せてくれるのも「神宮外苑イチョウ並木」の魅力です。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都新宿区霞ケ丘町1-1
紅葉の見頃:例年11月中旬から12月初旬 【2024年予想】11月26日頃~

【奥多摩町】氷川渓谷

夕日を浴びてオレンジ色に輝く「氷川渓谷」(画像提供:Ran / PIXTA)
夕日を浴びてオレンジ色に輝く「氷川渓谷」(画像提供:Ran / PIXTA)

多摩川沿いに広がる「氷川渓谷」は、キャンプや魚釣り、川遊びなどの人気スポット。

例年11月中旬から下旬に紅葉が見頃を迎えます。

JR青梅線「奥多摩駅」から徒歩6~7分で到着でき、都内からもアクセスしやすいため、紅葉シーズンになるとたくさんの人が訪れます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町氷川
紅葉の見頃:【例年】11月中旬~下旬 【2024年予想】例年通りかやや遅い

公式サイト

【奥多摩町】数馬渓谷

うっとりするほど神秘的な渓谷美(画像提供:AQ-taro Images / PIXTA)
うっとりするほど神秘的な渓谷美(画像提供:AQ-taro Images / PIXTA)

JR青梅線「白丸駅」から歩いて10分ほどの「数馬渓谷」では、例年11月上旬から下旬に紅葉がピークを迎えます。

多摩川の真上に架かる「数馬峡橋」は絶景スポットとして有名。紅葉した山々に囲まれながら、エメラルドグリーンの清流が流れる様子は圧巻です。

ハイキングコースも整備されており、歩きながら景色を眺めるのも気持ちがいいですよ。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町白丸
紅葉の見頃:【例年】11月上旬~下旬 【2024年予想】例年通りかやや遅い

【奥多摩町】惣岳渓谷

「しだくら橋」を彩る真っ赤な紅葉(画像提供:sayamamine / PIXTA)
「しだくら橋」を彩る真っ赤な紅葉(画像提供:sayamamine / PIXTA)

同じく奥多摩町にあるダイナミックな渓谷「惣岳(そうがく)渓谷」は、JR青梅線「奥多摩駅」から奥多摩湖の中間ぐらいにあり、例年11月上旬から下旬に紅葉の見頃を迎えます。

長さ67.15mの吊り橋「しだくら橋」から見る渓谷も魅力的。「奥多摩むかし道」を親子で歩きながら、紅葉狩りを楽しむのもおすすめです。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町境 
紅葉の見頃:【例年】11月上旬~下旬 【2024年予想】例年通りかやや遅い

公式サイト


【奥多摩町】鳩ノ巣渓谷

紅葉シーズンの「鳩ノ巣渓谷」(画像提供:kanako / PIXTA)
紅葉シーズンの「鳩ノ巣渓谷」(画像提供:kanako / PIXTA)

巨石や奇岩の間を清流が流れ、“奥多摩随一”の渓谷美と称されることも多い「鳩ノ巣渓谷」。

JR青梅線「鳩ノ巣駅」から歩いて約4分でアクセスでき、青梅街道を降りるとすぐに見えてきます。

紅葉の見頃は例年11月上旬から下旬で、カエデやモミジの鮮やかな紅葉が見事な名所です。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町棚澤
紅葉の見頃:【例年】11月上旬~下旬 【2024年予想】11月19日~

公式サイト


【国分寺市】殿ヶ谷戸庭園

錦秋の「殿ヶ谷戸庭園」(画像提供:hirorin / PIXTA)
錦秋の「殿ヶ谷戸庭園」(画像提供:hirorin / PIXTA)

国の文化財に指定されている「殿ヶ谷戸庭園」は、卓越した造園手法が使われている回遊式林泉庭園。

国分寺崖線と周辺の湧水を活用し、武蔵野の自然な森林美を守りながら造成されています。

「紅葉亭」から庭園を望む(画像提供:hirorin / PIXTA)
「紅葉亭」から庭園を望む(画像提供:hirorin / PIXTA)

園内の高台には数寄屋造り風の茶室「紅葉亭」があり、井戸水を利用したししおどしを眺めることができます。

約200本ほど植えられているイロハモミジが紅葉するのは、例年11月下旬から12月上旬。紅葉以外にも四季を通じて美しい自然を楽しむことができます。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都国分寺市南町2-16
紅葉の見頃:【例年】11月下旬から12月上旬 【2024年予想】12月1日~

【立川市、昭島市】国営昭和記念公園

立川市と昭島市にまたがる「国営昭和記念公園」。東京ドーム39個分という広大な敷地面積を誇り、四季折々のさまざまな魅力がある人気スポットです。

園内はとても広く、紅葉スポットもたくさんあるため、レンタサイクルで紅葉狩りをするのもおすすめです。

今回は、園内のおすすめスポットを3カ所紹介します。

見どころ1:カナールイチョウ並木

立川口ゲートを入ってすぐの場所にあります(画像提供:ふくいのりすけ / PIXTA)
立川口ゲートを入ってすぐの場所にあります(画像提供:ふくいのりすけ / PIXTA)

公園内にはイチョウ並木が2カ所あり、そのひとつが立川口から入ってすぐの場所にある「カナールイチョウ並木」です。 

噴水と水路の両側に2筋のイチョウ並木が続いており、例年11月上旬には全長200mの黄金色のトンネルを形成します。

落葉したイチョウが作り上げる黄色いじゅうたんも美しく、見応えがありますよ。

見どころ2:かたらいのイチョウ並木

見頃になると一面が黄金色に(画像提供:genki / PIXTA)
見頃になると一面が黄金色に(画像提供:genki / PIXTA)

もう1カ所のイチョウ並木は、西立川口と昭島口の中間にある「かたらいのイチョウ並木」。例年11月中旬には約300mのイチョウ並木が黄金色に色づき、トンネルを形成します。

名前の通り、親子で語らいながら歩きたくなる素敵なスポットです。

見どころ3:日本庭園の紅葉

池に映る紅葉もきれい(画像提供:kazukiatuko / PIXTA)
池に映る紅葉もきれい(画像提供:kazukiatuko / PIXTA)

池を中心とした広大な日本庭園は、風情あふれる紅葉スポット。

秋にはモミジやカエデ、アカマツなどが真っ赤に染まり、情緒あふれる和の空間が広がります。

池に沿った道を親子でのんびり散策しながら、風情あふれる紅葉を観賞してみてくださいね。水面に映る真っ赤な紅葉が趣深く、絶好の撮影スポットでもあります。

イベント情報:黄葉・紅葉まつり&秋の夜散歩2024(2024年10月31日~12月1日)

紅葉の時期には「黄葉・紅葉まつり」も開催されています。

16時30分から21時に行われる「秋の夜散歩」では、ライトアップされた紅葉の名所を散策できますよ(サイクリングコースは利用不可)。

見どころいっぱいの紅葉スポットを巡り、思い出に残る一日を過ごしてくださいね♪

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都立川市緑町3173
紅葉の見頃:【例年】11月上旬~12月上旬【2024年予想】11月26日頃~
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり(黄葉・紅葉まつり期間中) 【イベント】黄葉・紅葉まつり&秋の夜散歩2024:2024年10月31日(木)~12月1日(日

【八王子市】高尾山

登山道1号路の登山口付近(画像提供:Masa / PIXTA)
登山道1号路の登山口付近(画像提供:Masa / PIXTA)

都内有数の人気紅葉スポットといえば、なんといっても高尾山!

都心から電車で約1時間とアクセスしやすく、初心者向きの登山コースもあるため、年間を通してたくさんの観光客が訪れる人気観光地です。

特に毎年11月中旬からの紅葉シーズンには多くの人が紅葉登山にやってきます。

体力に自信のない人や小さな子供連れでも、リフトやケーブルカーで中腹まで登れるのが魅力。「山全体が真っ赤に染め上がるダイナミックな紅葉が見たい!」という家族にもおすすめのスポットです

山の各所に点在する紅葉スポットのなかから、特におすすめの穴場を紹介します。

見どころ1:ケーブルカーやリフトから見るモミジ

紅葉の中を走るケーブルカー(高尾山の紅葉/画像提供:八王子市https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)
紅葉の中を走るケーブルカー(高尾山の紅葉/画像提供:八王子市https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)

「高尾山ケーブルカー」は、ふもとの「清滝駅」から中腹にある「高尾山駅」までの距離271mを約6分で登ります。

また、「清滝駅」で切符を購入して、近くの「山麓駅」からリフトに乗ることもできます。

ケーブルカーとリフトの周りにはイロハモミジが植えられており、車内から紅葉狩りを楽しめます。

ただし紅葉シーズンの週末はケーブルカー、リフトともに混雑するので、乗車するのに並ぶかもしれません。

スポットの詳細をチェック!(姉妹サイト「いこーよ」)

見どころ2:高尾山薬王院の境内

山門(画像提供:mono / PIXTA)
山門(画像提供:mono / PIXTA)

1号路の山頂付近にある「高尾山薬王院」付近の紅葉は特におすすめ。秋の青空に、薬王院の建物と真っ赤な紅葉が映える絶景スポットです。

高尾山に来たら、ぜひ参拝しに訪れてください。

スポットの詳細をチェック!(姉妹サイト「いこーよ」)

見どころ3:十一丁目茶屋&霞台からの眺望

「十一丁目茶屋」付近からの眺望(秋の夕暮れ/画像提供:八王子市https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)
「十一丁目茶屋」付近からの眺望(秋の夕暮れ/画像提供:八王子市https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/)

山の中腹にある「十一丁目茶屋」のテラス席は、おすすめの紅葉狩りスポット。甘いものを食べながら、あたり一帯に広がる紅葉を眺めるひとときは格別です!

隣には「霞台」という展望台があり、壮大な景色を見渡すことができます。

見どころ4:「もみじ台」の紅葉

「もみじ台」の紅葉(画像提供:Q2Photo / PIXTA)
「もみじ台」の紅葉(画像提供:Q2Photo / PIXTA)

山頂から、陣馬山・高尾山コースに入り、10分ほど歩くと「もみじ台」に到着。その名の通り紅葉の絶景スポットです。

山頂に比べると混雑していないので、ゆっくりと紅葉を観賞したい親子におすすめ。お茶屋さん「細田や」で名物のなめこ汁を頂きながら紅葉狩りをするのもいいですね。

イベント情報:高尾山もみじまつり(2024年10月26日~12月8日)

高尾山もみじまつり(画像提供:Dayo / PIXTA)
高尾山もみじまつり(画像提供:Dayo / PIXTA)

紅葉シーズンにあわせ、毎年「高尾山もみじまつり」が開催されています。

地域の伝統芸能や市内の学生によるステージを楽しめるほか、高尾山薬王院の貫主が登山の安全や疫病退散を成就できるよう柴燈護摩を執り行います。

貴重な機会なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

イベントの詳細をチェック!(姉妹サイト「いこーよ」)

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都八王子市高尾町
紅葉の見頃:【例年】11月中旬から下旬 【2024年見頃予想】11月19日頃~
その他紅葉情報:【イベント】高尾山もみじまつり:10月26日(土)~12月8日(日)

【日野市】京王百草園

モミジの赤が際立つ「京王百草園」
モミジの赤が際立つ「京王百草園」

日野市にある「京王百草園」(けいおうもぐさえん)は、約2万6,000平方メートルもある日本庭園。四季折々の花々が楽しめるスポットで、特に秋は、紅葉を目当てにたくさんの人が訪れます。

「紅葉まつり」は見どころ満載!

例年、紅葉の見頃にあわせて「紅葉まつり」を開催。プロジェクションマッピングによる「デジタル掛軸」や、お香に癒されながら散策できるエリアなど、見どころが盛りだくさんです。

会期中は、ほかにもさまざまな催しが企画されるので、家族でおでかけしてみてはいかがでしょうか。

■スポット概要&紅葉情報
所在地:東京都日野市百草560
紅葉の見頃:例年11月上旬~12月上旬
その他紅葉情報:【ライトアップ】あり 【イベント】紅葉まつり:11月9日(土)~12月1日(日)

東京の紅葉スポットは個性豊かな名所揃い。親子でお気に入りの紅葉スポットにおでかけして、秋を感じてみて下さい♪

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年11月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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