300年以上の歴史を持つ伝統行事
見附市&長岡市で大凧合戦開催
新潟県見附市(みつけし)と長岡市で、2024年6月1日(土)〜3日(月)の3日間、300年以上の歴史がある伝統行事「見附今町・長岡中之島大凧合戦」が開催されます。
会場は、見附市と長岡市を流れる刈谷田川(かりやたがわ)堤防上。見附市今町(いままち)地区側の堤防と、対岸の長岡市中之島地区側の堤防で行われます。
「見附今町・長岡中之島大凧合戦」の見どころをたっぷりご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、主催者へお問い合わせください
「見附今町・長岡中之島大凧合戦」ってどんなまつり?
毎年6月の第1土曜〜月曜の3日間わたって開催される「見附今町・長岡中之島大凧合戦」は、大きな六角凧を空中で競い合わせる大凧合戦です。
刈谷田川をはさんで、両岸から揚げた凧が絡み合えば合戦開始! どちらかの凧糸が切れるまで引っ張り合い、激しい空中戦が展開されます。
凧は、武者絵や美人画などが主な絵柄ですが、近年では、キャラクターやマスコットなどが描かれることも多くなり、色とりどりの大凧が大空を舞います。
六角大凧はどのように作られる?
大凧づくりは、毎年3月から準備をはじめ、4月に本格的に作業に取り掛かります。白凧が出来上がると、合戦開始までに絵付け作業が行われます。
なお、六角大凧は、“百枚張り”と呼ばれる凧で、かつて100枚の美濃紙を貼り合わせていたことから、このように呼ばれています。
「見附今町・長岡中之島大凧合戦」の歴史について知ろう
今から300年以上ほど前、信濃(現在の長野県)の紙商人が、端午の節句でたまたま見附市今町に立ち寄った際、刈谷田川堤防で大凧を作り、大空に揚げたのが起源といわれています。
現在の大凧合戦の形になったのは、1783年(天明3年)。江戸時代にたびたび決壊していた刈谷田川の堤防の地固めの策として、人を集め凧揚げを行って以来、年中行事として今に至ると伝えられています。
なお、2015年に新潟県の無形民俗文化財に指定されています。
2024年の「見附今町・長岡中之島大凧合戦」の開催情報をチェック!
2024年の「見附今町・長岡中之島大凧合戦」は、6月1日(土)〜3日(月)の3日間にわたって開催されます。堤防には、無料の観覧席も設置されており、迫力満点の大凧合戦を堪能できますよ。
ほかにも、6月1日(土)と2日(日)の9時〜22時まで、会場周辺に露店なども立ち並び、たくさんのファミリーで賑わいます。
合戦中は、まち全体がお祭りムード一色に。地域の伝統行事を体験しに、親子で足を運んでみましょう。
■見附今町・長岡中之島大凧合戦
開催期間:2024年6月1日(土) 〜 3日(月)
開催時間:大凧合戦は13:00〜17:00
※露店などの出店は、6月1日と2日の両日9:00〜22:00
開催場所:中之島大橋下流(刈谷田川堤防上)
※新潟県長岡市中之島地区/見附市今町地区
料金:観覧無料
記事を書いた人
飯田佐智(Clay)
小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ(おつまみ♪)を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。
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