こだわりフード&かわいい雑貨<br/>ものづくりのまち川口のマルシェ
更新日2022年04月13日/公開日2022年02月10日

こだわりフード&かわいい雑貨
ものづくりのまち川口のマルシェ

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埼玉県川口市で、毎月第2土曜日曜に地域の生産者や地元で活躍する職人たちが作ったクラフト作品などを販売するマルシェ「(ARTISAN)FARMERS MARKET KAWAGUCHI」が行われています。スーパーやショッピングモールでは出会えないオンリーワンの品々がいっぱい! いつもの週末を特別な時間にしてみませんか?

鋳物産業で栄えた川口だからこそ職人気質が活きる、こだわりの品がいっぱい!

マルシェが開催されるのは、川口市にある株式会社大泉工場の本社敷地内。JR赤羽駅、川口駅より国際興業バスに乗車し、「梛木の橋」バス停で下車。バス停から徒歩3分ほどで着きます。無料駐車場もあるので、車でのおでかけもできますよ。

マルシェには、地元川口の生産者たちが多く出店し、その数は約80店にも。野菜や果物などの農作物から、ハンドメイドの雑貨まで、取り扱う品は多種多様です。

お買い物をしながら、生産者であるお店の人と直接コミュニケーションを取れるのもマルシェの魅力のひとつ。話をする中で、新たな発見があったり、地域の交流に繋がることもありますよ。

生産者から直接買える新鮮野菜

新鮮な旬の野菜は地元で生産された無農薬野菜や、こだわりの野菜がズラリ。

なかでも、覗いてみたいのが自然栽培を行う「かしの木ファーム」。自然栽培とは、農薬や肥料を一切使わずに育てる栽培方法のこと。本来持つ植物と土の力を最大限生かすため、味が濃く、香りも強いのが特徴なのだとか。野菜本来の味を味わえると評判のお店です。

買い物の休憩に、人気のキッチンカーグルメ

お買い物ついでに、その場で食べられるフードも注目ポイント。地元で人気のキッチンカーが約20店舗も出店し、それぞれ自慢の料理を披露します。注目は「¡Vamos!」のキッチンカー。世界77か国を旅した女性料理人が作る多国籍料理は、カラフルでワクワクするものばかり。

¡Vamos!のファラフェルサンド
¡Vamos!のファラフェルサンド

おすすめは、中東の定番料理の「ファラフェルサンド」。「ファラフェル」とは、ひよこ豆にスパイスを混ぜて丸めて揚げたコロッケのような食べ物で、ヘルシーな中東料理。その周りに野菜をたっぷりとサンドする「ファラフェルサンド」は、マルシェでもベジタリアンメニューとして提供されています。

丁寧な手しごとの技が光る、ハンドメイド雑貨も見逃せない!

このマルシェは、ハンドメイド雑貨の出店が多いことも特徴です。

ハンドメイド雑貨のお店「Warmth of nature【自然のぬくもり】」では、温かみのある木工雑貨を販売。どの作品も木目が美しく、思わず足を止めて商品に見とれてしまうほど。

川口市は、昔から多くの職人が集まる鋳物産業のまちとして栄えてきた歴史があります。そのためか、この地域ではこだわりながら様々なものづくりをしている人が多いんだとか。

それぞれの商品は、作り手の丁寧な手仕事を感じられるものばかり。また、直接作った人の顔が見られるので、購入した商品も自然と、大切に長く使っていきたいという気持ちが強くなります。

ちなみに、マルシェの名前「(ARTISAN) FARMERS MARKET KAWAGUCHI」の「ARTISAN」は「職人」という意味。職人の街、川口で開催されるマルシェにふさわしい名前ですね。

使い捨て容器はNG!マイ食器持参で楽しもう

このマルシェは「ごみゼロ」マルシェとしても開催されています。一度使っただけでゴミとなる使い捨て容器の使用は全面的に禁止されており、飲食をする際は自分でマイ食器を持参するか、会場で貸し出しをしているリユース容器を使用するというルールを設けています。

これは、マルシェの参加者全員でプラスチックごみを減らすという行動を通し、地球環境をみんなが自分ごとの問題として意識していくことで、子供たちが大きくなった時に今の地球環境をよりよい形で残せるようにと、始められた取り組みです。

また、会場内は広い敷地になっているので、お店同士も距離を保ちながら運営しています。入り口では検温の実施やアルコール液の設置など、感染対策にも積極的に取り組んでいるので、安心して楽しめます。

マルシェと一緒に立ち寄りたい!その他の注目スポット

マルシェが行われる大泉工場の敷地内には、こだわりの食材を使用したユニークな常設の店舗もあります。マルシェで訪れた際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

植物由来で作る絶品メニュー!身体にも環境にも優しいカフェ

1店舗目は、植物由来のメニューを提供するカフェ「1110 CAFE / BAKERY」。朝8時からオープンするこのカフェでは、すべての提供メニューがオーガニックかつ植物由来のものになっています。

野菜も全国の無農薬野菜を厳選し、パンも店内で焼き上げたこだわりのもの。動物性のものや乳製品が入っていないのも特徴です。

メニューは時間帯によっても違いますが、パンケーキやフレンチトーストといった軽食やスイーツからカレーやパスタといったおなかを満たすものまで、バラエティに富んでいます。

このカフェは大泉工場の敷地内の3000坪の庭にあるので、豊かな自然を目の前に食事が楽しめるのも魅力です。

■1110 CAFE / BAKERY
所在地:埼玉県川口市領家5-4-1
定休日:月曜日 ※祝日の月曜日は営業いたします。翌日火曜日が定休日になります。
営業時間:8:00~16:00

「昆布茶」とは全く違う「KOMBUCHA」を味わおう!

2店舗目は、「KOMBUCHA_SHIP Brewery & Tap Room」。「KOMBUCHA」とは、一般的な「昆布茶」ではなく、お茶を発酵させて作る酸味が強い微炭酸のドリンクのこと。

日本では「紅茶キノコ」とも呼ばれ、一時期若い女性を中心にブームにもなったドリンクです。実は今でも、アメリカを中心に人気があり、世界中で飲まれているんです。

「KOMBUCHA」を作るには衛生管理が難しく、現在の日本ではあまり見かけることがありません。この店舗では独自の自主的な厳しい衛生検査を行い、2022年2月現在日本で唯一の非加熱製法の「KOMBUCHA」を工場から直接つないだ店舗内で、フレッシュなまま提供しています。

■KOMBUCHA_SHIP Brewery & Tap Room
所在地:埼玉県川口市領家5-4-1
定休日:月曜日 ※祝日の月曜日は営業いたします。翌日火曜日が定休日になります。
営業時間:10:00~16:00

生産者の顔がわかるマルシェは、安心できる食材を我が子に食べさせたいと思う親御さんには嬉しい催し。いつものお買い物がさらに特別な体験になる素敵なイベントです。

■(ARTISAN) FARMERS MARKET KAWAGUCHI
開催日:毎月第2土曜・日曜 
開催時間:10:00~16:00
※雨天決行
開催場所:株式会社大泉工場敷地内(埼玉県川口市領家5-4-1)

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。

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