2024府中市の人気観光地＆穴場5選
秋の連休や週末に日帰り～1泊旅

秋の行楽シーズン到来！今回は東京都府中市のおすすめ観光スポットを定番から穴場まで7カ所ご紹介します。

府中市にはビール工場見学や歴史ある神社、博物館など、家族みんなで遊んで学べる場所がいっぱい。

都心からもアクセス良好で、週末の気軽な日帰り～１泊旅行にもぴったりです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

サントリー〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野ブルワリー

都内でビール工場見学ができる貴重なスポット

1963年に操業を開始したサントリー初のビール工場です。

サントリーのビール工場のうち見学可能な工場は全国で3カ所あり、そのひとつがこちら。「ザ・プレミアム・モルツ」が生まれた工場でもあります。

JR南武線、京王線「分倍河原駅」からシャトルバスも出ており、都心からでも気軽に訪れることができます。

子供連れの家族におすすめなのは「ザ・プレミアム・モルツ　おいしさ発見ツアー」。

工場で、実際の製造工程を見ることができます。ビール作りの各工程（素材選び、仕込、発酵、貯酒、ろ過、パッケージング）を学べる貴重な機会になりますよ！

また、工場見学の最後には、こだわりのビールやソフトドリンクを無料で試飲することができます。

見学を楽しんだあとは、「ブルワリーショップ」で、この工場でしか買えないグッズやビールにあうおつまみをショッピングを楽しみましょう。

夏休み親子見学会も実施

夏休みには小学校中学年程度を対象にした親子見学会も開催。サントリーの環境への取り組みや製造工程について、クイズなどを交えて解説してもらえる楽しいツアーです。

大國魂神社

強力パワーを授かれる！武蔵国の総社

京王線「府中駅」から5分ほど歩いた場所にある、豊かな緑に囲まれた「大國魂神社」（おおくにたまじんじゃ）。

武蔵国（東京、埼玉、神奈川の一部）の総社であり、「明治神宮」「日枝神社」「東京大神宮」「靖国神社」と並び、東京五社の一社という格式高き神社です。

創建は1,900年以上も前、日本が弥生時代の頃であるとされています。

ご本殿には、武蔵国を守護する土地神様である主祭神・大國魂大神が、その両殿には武蔵国の一宮から六宮の神々が祀られています。

武蔵国の神様が集合した本殿となっているため、ここを参拝すればそのエリアすべての神社に参拝したことと同じパワーを授かれるのだとか。とくに厄除けや縁結びなどのご利益が得られるとされています。

大イチョウや大ケヤキのご神木にもお参りを

また、同社はパワースポットとしても有名です。本殿裏にある樹齢1,000年の大イチョウのご神木は境内で一番のパワースポットといわれています。

1,000年もの間、この地に根をはっているエネルギー溢れるご神木から、パワーをいただきましょう！

写真は神社入口、大鳥居付近にある、樹齢900年の大ケヤキのご神木。こちらもパワースポットとして知られています。さすが、圧倒的な貫禄を放っていますね！

「くらやみ祭り」「すもも祭り」も有名

そのほかにも、大國魂神社では毎月様々なお祭りが開催されていますが、毎年4月から5月に開催される「くらやみ祭り」、7月の「すもも祭り」が有名です。

府中を訪れた際はぜひ、強力なご利益を授かれる大國魂神社を参拝してくださいね。

「くらやみ祭り」を詳しくチェック！

「すもも祭り」を詳しくチェック！

東京競馬場

競馬をしなくてもOK！ファミリーで楽しめる

東京競馬場といえば、日本ダービーやオークス、天皇賞秋、ジャパンカップなどのGIレースが行われる競馬場です。

競馬ファンにはおなじみの場所ですが、じつは近年、ファミリーにも人気のスポットとなっているんです。

東京競馬場といえば「フジビュースタンド」と「メモリアルスタンド」。周りがひらけているので、その名の通り晴れた日にはこんな富士山を拝むことができます！

乗馬や馬とのふれあいなど体験が充実

内馬場では頻繁にグルメイベントが開催され、本格的なグルメフェスを満喫できます。また、内馬場内の芝生で、レジャーシートを敷いてピクニック、なんて楽しみ方もできます。

また、競馬場内の乗馬センターでは、乗馬体験や馬とのふれあいイベントも開催されています。遊具やミニ新幹線、水遊びができる「馬シャ馬シャパーク」もあり、子供は大喜び。

1度行ってみると、競馬場に対するイメージがきっと変わるはず！　

府中市郷土の森公園

「交通公園」が子供に人気！府中市民の憩いの場

「府中郷土の森公園」は、総合体育館、BBQ場、つり池、交通公園、野球場など、さまざまな施設がある総合公園。

なかでも子供に人気なのが「交通遊園」です。

交通遊園は、小さな子供がよろこぶ施設。消防車や電車、SL、バスなどの展示があり、まるでテーマパークのよう。

横断歩道や信号機も設置されており、1周100円で乗れるゴーカートに乗って楽しみながら、交通知識を身に付けることができます。

また、例年6月中旬から7月下旬の朝には、公園内の「修景池」（ハス池）で、大賀蓮（おおがはす）ほか約30種類の蓮が咲き誇ります。

府中市郷土の森博物館

関東最大級のプラネタリウムドームで星空観察

本館改修工事を終え、2024年7月20日にリフレッシュオープンを予定している「府中市郷土の森博物館」。

約14万平方メートルの敷地に府中の自然、地形、風土の特徴を表現し、ふるさと府中の自然と歴史を楽しみながら学べる施設です。

紫陽花が咲く風車小屋

敷地内にはかつて市内にあった江戸時代から昭和初期の建物が移築・復元され、アジサイやハナモモ、ヒガンバナ、ロウバイといった四季折々の花が咲き、とても風情があります。

「水遊びの池」へ続く「モミジの滝」

夏には「水遊びの池」で子供たちが大はしゃぎ。

館内にはプラネタリウムもあり、有料で楽しむことができます。思わず東京にいることを忘れてしまうほどの、圧巻のスケールの星空を体験できますよ！

多磨霊園

有名人が多く眠る、自然豊かな墓地

春の「多磨霊園」

「多磨霊園」は府中市と小金井市にまたがる都立霊園。面積は約128ヘクタールと都立霊園では最大規模の大きさを誇ります。

海外の森林墓地を参考に作られた日本初の公園墓地で、全体が緑に囲まれており、森林公園と表現するほうがしっくり来る美しいスポット。

園内にはアカマツや雑木林が植えられ、なかでも桜並木は“名木100選”にも選ばれる美しさ。夏は木陰を歩くのが心地よく、春は桜、秋は紅葉を目当てに多くの人が訪れます。

また、政界や文化人、芸能人など各界の著名人が眠っていることでも知られています。

政界・軍人では東郷平八郎、山本五十六など、文化人では三島由紀夫、与謝野寛・晶子夫妻、岡本太郎など多くの有名人の墓地があります。

馬場大門のケヤキ並木

全長500m・天然記念物のケヤキ並木

京王線「府中駅」を降りた西側には、南北500m、約150mに渡ってケヤキ並木が続いています。大國魂神社の参道であるこのケヤキ並木は、全国で2番目に指定された天然記念物でもあります。

源頼義・義家父子が奥州征伐の途中、大國魂神社に戦勝を祈願し、凱旋（がいせん）時にケヤキの苗木を奉樹したのが、この並木の由来とされています。

そのため、通りには源義家の銅像も設置されています。

ケヤキ並木は毎週日曜と祝日の12:00から18:00の時間帯、車両交通規制が行われており、歩行者天国となります。

府中の魅力が集まる「キテキテ府中マルシェ」も開催

例年秋には、ケヤキ並木をメイン会場に「キテキテ府中マルシェ」が行われます。2024年は9月22日（日・祝）に開催。

府中市内の事業者が集まり、パンやスイーツ、とれたて野菜などの食料品や、丁寧な手仕事の工芸品や雑貨など、多彩なお店が並びます。

ケヤキの下を親子で散策しながら、府中の魅力を感じてみてくださいね。

「キテキテ府中マルシェ」をチェック！

東京都の真ん中にあり、アクセスの良さと豊かな自然を兼ね備えた府中市には、レジャーや散策に最適なスポットがいっぱい。きっと新しい発見がありますよ！

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事（2018年11月掲載）の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。