2024狛江市のおすすめ観光スポット<br/>親子で日帰り旅!人気&穴場5選
更新日2024年08月06日/公開日2024年08月06日

2024狛江市のおすすめ観光スポット
親子で日帰り旅!人気&穴場5選

体験する
歴史・文化を感じる

今回は東京都狛江市のおすすめ観光名所と穴場をご紹介!

狛江市は全国で2番目に面積が小さい市。コンパクトなまちの中には古墳が点在し、自然豊かなスポットも多く、見どころがぎゅっと詰まっています。

都心から電車、車で1時間以内とアクセスも良好。夏休みやGWなどの家族旅行や、週末の日帰り観光にもぴったりです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

関東近郊の人気&穴場観光スポット

むいから民家園(狛江市立古民家園)

昔ながらの茅葺き屋根の古民家を見学

「むいから民家園(狛江市立古民家園)」では、狛江市域に残された江戸時代の数少ない建物として、江戸時代後期の農家の面影を残す旧荒井家住宅主屋1棟と、江戸時代の終わり頃に建てられた旧髙木長屋門1棟が移築・復元されています。

狛江市の文化財に指定されている貴重な建物ですが、中にあがることができ、当時の生活を身近に感じることができます。

旧荒井家住宅主屋(画像提供:宗次郎/PIXTA)
旧荒井家住宅主屋(画像提供:宗次郎/PIXTA)

「旧荒井家住宅主屋」は、元和泉1丁目の荒井家に残されていたもので、江戸時代後期には村方医師として医師、農業を家業としていました。主屋は木造、寄棟造り、角屋付、茅葺きの建物で、復元にあたって縁側がつけられています。

また、「旧髙木(高の漢字はハシゴダカ)家長屋門」は市内に唯一残る長屋門で、江戸時代中期から覚東村の名主を勤めた高木家によって安政6年(1859年)に建てられたものです。

年間を通していろいろな展示や昔ながらの遊びを体験できるイベントなども行われており、子供とのおでかけにおすすめのスポットです。

■スポット概要
所在地:東京都狛江市元和泉2‐15−5
開園時間:9:30〜16:30
休園日:月曜(祝日の場合は開園、翌日休園)、年末年始(12月28日~1月4日)
料金:無料
アクセス:電車:小田急小田原線「狛江駅」「和泉多摩川駅」から徒歩で約10分
バス:小田急小田原線「狛江駅」北口から「多摩川住宅」行きバスまたは「こまバス」(北回り)に乗車、「児童公園」バス停で下車すぐ

泉龍寺

緑の中の静謐な空間

小田急小田原線「狛江駅」の北口を出ると、広場の噴水の向こうに竹林と森が見えます。

この森は狛江弁財天池緑地保全地区の一画で、この緑地を左手に見て突き当たりにあるのが「泉龍寺」の鐘楼です。

泉龍寺周辺は駅前とは思えないほど緑に囲まれ、静謐な佇まいを見せています。

いい伝えによると、765年(天平神護元年)に奈良東大寺の別当・良弁僧正(ろうべんそうじょう)がこの地にやってきて雨乞いをし、法相宗と華厳宗を兼ねたお寺を創建したのが泉龍寺のはじめとされています。

「弁財天池」は雨乞いの祈りを捧げた霊泉


境内の「弁財天池」は良弁僧正が雨乞いをした折に湧き出したといわれ、昭和30年代くらいまでは周辺の水田を潤し、かつては雨乞いの祈りを捧げる場ともなった霊泉です。

境内の本堂、鐘楼門、山門、開山門は江戸時代後期の建築です。本堂に安置されている子安地蔵は「まわり地蔵」と呼ばれる巡行仏で、巡行の範囲は広範囲に及びました。

春は桜、秋はモミジに彩られ、非常に風光明媚なお寺です。

■スポット概要
所在地:東京都狛江市元和泉1-6−1
アクセス:電車:小田急小田原線「狛江駅」から徒歩で約1分

公式サイト

前原公園(とんぼ池公園)

自然と遊ぼう!夏から秋にかけてトンボが飛び交う公園

画像提供:AMI/PIXTA
画像提供:AMI/PIXTA

「前原公園」は計画・設計段階から市民団体と市が一緒になって造られた公園です。

園内の池でヤゴが保護されており、夏から秋にかけてトンボが飛び交う様子から「とんぼ池公園」の愛称で呼ばれています。

公園内にはヤゴなどが保護されている小さな2つの池のほか、ローラー滑り台などの遊具や広い芝生、花壇などがあります。

子供の遊び場として人気で、昆虫採集や草花の観察を目的にたくさんの人々が訪れます。

公園前の歩道には市の花であるツツジ、園内にはホオノキや睡蓮(すいれん)など四季折々の花が咲き誇ります。

■スポット概要
所在地:東京都狛江市西野川3-11-1
アクセス:バス:小田急バスまたは京王バス「都営狛江団地」下車、徒歩約5分

多摩川決壊の碑

首都圏の大水害を今に伝えるモニュメント

画像提供:AMI/PIXTA
画像提供:AMI/PIXTA

四季折々の自然豊かな光景が広がり、野草や野鳥が数多く見られる多摩川。

「おとなしい」「安全な」川として、近郊の人々に親しまれてきた多摩川ですが、1974年(昭和49年)には氾濫し「多摩川水害」を引き起こしました。

この首都圏の大水害を今に伝えるために建てられたのが「多摩川決壊の碑」です。

多摩川水害が起こったのは1974年9月のこと。台風16号の洪水により多摩川が氾濫、左岸の堤防が決壊して、東京都狛江市の民家19棟が流失するという大水害が発生しました。

濁流に住宅が次々と呑み込まれていく様子はリアルタイムで全国に報道され、日本全体に大きな衝撃を与えました。堤防決壊は二ヶ領宿河原堰左岸の激しい迂回流からの侵食が原因で、この水害はのちの裁判で「人災」と認定されました。

1998年、従来の堰より40m下流に、豊かな水辺環境の保全と創造を目的とした新しい堰が完成し、翌年「多摩川決壊の碑」が建てられました。

多摩川のほとりにたたずむこのモニュメントは、水害の恐ろしさを今に伝えています。

■スポット概要
所在地:東京都狛江市猪方4-3付近
アクセス:電車:小田急小田原線「狛江駅」から徒歩で約15分

公式サイト

五本松

時代劇の撮影にも使われた多摩川の名所

五本松と桜並木(画像提供:uchida/PIXTA)
五本松と桜並木(画像提供:uchida/PIXTA)

多摩川のほとりに立つ五本松は、狛江を代表する景観のひとつとして市民に親しまれ、“新東京百景”にも選ばれている名所です。

また、多摩川を代表する美しい風景の中から、市民の投票をもとにして選定された“多摩川50景”にも選ばれています。

映画スタジオの多い調布や世田谷にも近く、映画やテレビの撮影、特に時代劇の撮影場所として使われることも多い場所です。

隣接する「西河原公園」は五本松の川べりとあわせて、訪れる市民の憩いの場所となっています。

■スポット概要
所在地:東京都狛江市元和泉2-38付近
アクセス:電車:①小田急小田原線「狛江駅」から徒歩で約15分 ②同駅北口から小田急バスに乗車、「水神前」バス停で下車後、徒歩で約6分 ③同駅北口からこまバスに乗車、「福祉会館前」バス停で下車後、徒歩で約2分

公式サイト

狛江市の観光スポットをご紹介しました。記事を参考に、親子で楽しい旅のプランを練ってみてください♪

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年11月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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