2024甲府市の人気&穴場観光地11選<br/>日帰りドライブや1泊旅行を満喫!
更新日2024年09月12日/公開日2024年08月06日

2024甲府市の人気&穴場観光地11選
日帰りドライブや1泊旅行を満喫!

体験する
歴史・文化を感じる

今回は山梨県の県庁所在地・甲府市のおすすめ観光名所をご紹介。

甲府市は戦国時代を代表する武将・武田信玄ゆかりのまちで、武田家にまつわる名所が点在しています。ほかにも日本遺産の「御岳昇仙峡」、ミレーの作品が満載の「山梨県立美術館」など、一年を通じて見どころがいっぱい!

「新宿駅」からJR中央線特急で約1時間30分、車でも都心から約2時間とアクセス良好で、夏休みやGWの家族旅行、日帰りドライブにもぴったりです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
※トップ画像提供:かぜのたみ/PIXTA

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関東近郊の人気&穴場観光スポット

関西近郊の人気&穴場観光スポット

山梨県立美術館

緑あふれる「芸術の森公園」内にあるミレーの美術館

1978年の開館以来、“ミレーの美術館”として親しまれてきた「山梨県立美術館」。

ジャン=フランソワ・ミレーの「種をまく人」など、世界的に有名な作品が展示されており、美術の歴史にふれることができます。

館内では親子で参加できるワークショップやイベントも豊富です。広々とした「芸術の森公園」の中にあり、隣には「山梨県立文学館」も。カフェ&レストランも併設されていて、一日中楽しめるスポットです。

■スポット概要
所在地:山梨県甲府市貢川1-4-27
開館時間:9:00~17:00(最終入館16:30)
休館日:月曜(祝日の場合はその翌日)、祝日の翌日(日曜の場合は開館)、年末年始、その他臨時開館・休館あり
料金:①コレクション展:一般520円、大学生220円 ②特別展:一般1,000円、大学生500円 ※高校生以下、65歳以上無料
アクセス:
車:中央自動車道・甲府昭和ICから約10分
電車:JR中央本線、身延線「甲府駅」からバスまたはタクシーで約15分

公式サイト

御岳昇仙峡

親子でハイキング!「日本一の渓谷美」と称される特別名勝

画像提供:かぜのたみ/PIXTA
画像提供:かぜのたみ/PIXTA

甲府市の北部に位置する渓谷「御岳昇仙峡」(以下、昇仙峡と表記)。国の特別名勝に指定され、“日本一の渓谷美”と称されています。

遊歩道が整備されており、豊かな自然を感じられるハイキングコースがいくつか用意されています。

巨大な花崗岩が重なりあった天然のアーチ「石門」や、1925年(大正14年)に竣工した「長潭橋」(ながとろばし)、山梨県の天然記念物に指定されている「天鼓林」(てんこりん)など、見どころがたくさん!

体力や年齢にあわせてコースを選ぼう

“日本の滝百選”のひとつ、仙娥滝までのお手軽散歩コースは約1km。20分ほどで到着します。

子供の年齢や体力によっては、昇仙峡をぐるっと巡り、奇岩や奇石、四季折々の自然美を満喫できる「トレッキングコース」(片道約6km、約1時間半)に挑戦するのもおすすめです。

■スポット概要
所在地:山梨県甲府市高成町
アクセス:電車:JR中央本線、身延線「甲府駅」南口からバスに乗車(40~60分)、「昇仙峡滝上」バス停で下車
車:①中央自動車道・甲府南ICから約50分 ②中央自動車道・甲府昭和ICから約40分
駐車場:あり

公式サイト

仙娥滝

中国神話が由来の滝。「日本の滝百選」のひとつ

画像提供:ばりろく/PIXTA
画像提供:ばりろく/PIXTA

山梨県を代表する景勝地、昇仙峡の最深部で大きな轟音を奏でているのが「仙娥(せんが)滝」です。

名前の由来は、中国神話に登場する女性「嫦娥」(じょうが)に由来し、月を意味する言葉とされています。

仙娥滝があるのは富士川水系の荒川上流。地殻変動によって断層が生まれ、花崗岩の岩肌を削りながら勢いよく水が流れ落ちています。その落差は約30m。周辺を取り囲む自然も相まって、誰もがその美しさに酔いしれます。

夏は新緑、冬は雪化粧。特に人気なのは、鮮やかに彩られる秋の紅葉シーズンです。“日本の滝百選”に選ばれている絶景を堪能しに訪れてみませんか。

■スポット概要
所在地:山梨県甲府市高成町
アクセス:
車:①中央自動車道・甲府南ICから約50分 ②中央自動車道・甲府昭和ICから約40分
電車:JR中央本線、身延線「甲府駅」南口からバスに乗車(40~60分)、「昇仙峡滝上」バス停で下車後、徒歩で約8分 ※12月1日〜3月31日の期間は路線バスが「昇仙峡口」までとなり、仙娥滝方面へ向かわないためご注意ください
駐車場:あり

公式サイト

覚円峰

直立約180mの岸壁が迫り来る絶景スポット

画像提供:kazukiatuko/PIXTA
画像提供:kazukiatuko/PIXTA

“日本一の渓谷美”と称される昇仙峡の主峰「覚円峰」(かくえんぼう)は、全国観光地百選の渓谷の部で第1位、平成百景で第2位を獲得した名勝です。

その昔、澤庵禅師の弟子にあたる僧侶・覚円が頂上で修行したことが名前の由来なのだとか。

秋の覚円峰(画像提供:T2/PIXTA)
秋の覚円峰(画像提供:T2/PIXTA)

花崗岩が風化・水食を受けてできた直立約180mの岸壁は、こちらに向かってくるような迫力を感じます。

奇岩や奇石、木々に囲まれた覚円峰が特に美しいのは、例年10月下旬〜11月中旬の紅葉シーズン。春は新緑、夏は深い緑に癒され、雪化粧に包まれた冬の光景はとても神秘的です。

昇仙峡を訪れた際には必見のスポットですよ!

■スポット概要
所在地:山梨県甲府市高成町
アクセス:
車:①中央自動車道・甲府南ICから約50分 ②中央自動車道・甲府昭和ICから約40分
電車:JR中央本線、身延線「甲府駅」南口からバスに乗車(40~60分)、「昇仙峡滝上」バス停で下車
駐車場:あり

公式サイト

昇仙峡ロープウェイ

パワースポット「弥三郎岳」の絶景を眺めながら空中散歩

「昇仙峡駐車場」近くの「仙娥滝駅」からロープウェイが出ており、弥三郎岳の山頂にある「パノラマ台駅」を結んでいます。ロープの全長は約1,015m、5分ほどの空中散歩が楽しめます。

ゴンドラは1号器と2号器があり、それぞれに昇仙峡の人気キャラクター「福仙人」が描かれていますよ(1号器が福ちゃん、2号器がゆめちゃん)。

山麓と山頂の中間で必ず上下線がすれ違うので、シャッターチャンスにもなりますね。

 ロープウェイ山頂から望む富士山(画像提供:ゆうた1127/PIXTA)
ロープウェイ山頂から望む富士山(画像提供:ゆうた1127/PIXTA)

山頂との標高差300mをのぼって山頂へ。標高1,018mの山頂からは南アルプスや秩父連山、天候が良ければ富士山が見えることもあります。

■スポット概要
所在地:山梨県甲府市猪狩町441
営業時間:①営業時間・4月〜11月 9:00-17:30・12月〜3月 9:00-16:30②定休日年中無休
料金:往復料金:中学生以上1,300円、4歳~小学生650円 ※3歳以下無料
アクセス:
車:中央自動車道・甲府昭和ICから約40分
電車:JR中央本線、身延線「甲府駅」南口からバスに乗車(40~60分)、「昇仙峡滝上」バス停で下車後、徒歩で約3分

公式サイト

黄金池

金運アップのパワースポット

画像提供:ゆうた1127/PIXTA
画像提供:ゆうた1127/PIXTA

山梨県甲府市ロープウェイの山麓、「仙娥滝駅」構内にある黄金池。池の中には縁起の良いとされる黄金の鯉が泳いでいます。

画像提供: SHOCHAN/PIXTA
画像提供: SHOCHAN/PIXTA

また、七福神が乗った船や「黄金池」と書かれた鳥居、そして鳥居の真ん中にはダイナミックな昇り龍ならぬ昇り鯉のオブジェがあり、金運アップのパワースポットらしい雰囲気が漂います。

弥三郎岳とその山頂はパワースポットの宝庫ですが、ロープウェイに乗る前に黄金池にもお参りしてみてはいかがでしょうか。

■スポット概要
所在地:山梨県甲府市猪狩町441
アクセス:
車:中央自動車道・甲府昭和ICから約40分
電車:JR中央本線、身延線「甲府駅」南口からバスに乗車(40~60分)、「昇仙峡滝上」バス停で下車後、徒歩で約3分
駐車場:あり

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荒川ダム

春~夏は緑、秋は紅葉が美しいダム湖

画像提供:むらーぴー/PIXTA
画像提供:むらーぴー/PIXTA

1984年(昭和59年)に多目的ダムとして建設された、甲府やその周辺住民の水がめです。

周囲の山々を映すダム湖の景観はすばらしく、夏は深緑、秋は紅葉と四季折々の美しい景色が楽しめます。

ダム周辺に広がる「御岳昇仙峡水源の森」と呼ばれ、“水源の森百選”のひとつ。この美しい水が昇仙峡の景観美を作り出しています。

また、 ダム湖である「能泉湖」は秋の紅葉で有名ですが、夏は緑と湖の涼しげな景観が楽しめます。

付近には多目的広場や記念館前広場があり、ピクニックや行楽にもおすすめ。車を停めて、ひと休みや散策を楽しんでみてください。

■スポット概要
所在地:山梨県甲府市川窪町浦の山
アクセス:
車:中央自動車道・甲府昭和ICから約40分
電車:JR中央本線、身延線「甲府駅」からタクシーで約30分
駐車場:あり

公式サイト 


板敷渓谷

昇仙峡の秘境!高さ30mの大滝を目指して散策

画像提供:HiroHiro555/PIXTA
画像提供:HiroHiro555/PIXTA

荒川ダムの先にある「板敷(いたじき)渓谷」は昇仙峡のもっとも奥にある隠れたパワースポット。大小いくつもの滝があり、美しい自然の中を気持ち良く散策することができます。

なかでも大滝を目指す約1kmほどのコースが人気となっています。階段や山道、渓流にかかる板状の橋を越えていくため、歩きやすい服装と滑りにくい靴で行くのがおすすめ。

大滝(画像提供:ハッシブ2世/PIXTA)
大滝(画像提供:ハッシブ2世/PIXTA)

マイナスイオンを浴びながら木漏れ日の中を進むのは、とても心地よいひととき。遊歩道も整備されているため、15分ほどで渓谷を満喫できますよ。

夏には滝や川に木々の緑が映え、多くの人が癒しと絶景を求めて訪れます。

■スポット概要
所在地:山梨県甲府市上帯那町
アクセス:
電車:JR中央本線、身延線「甲府駅」南口からタクシーで約40分
駐車場:あり ※最寄りの駐車場から徒歩で約5分

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千代田湖

親子でヘラブナ釣りに挑戦!

画像提供:miiko/PIXTA
画像提供:miiko/PIXTA

正式には「丸山貯水池」という灌漑用人造湖で、ボートやヘラブナ釣りが楽しめます。

近くには県立の森林公園「武田の杜・健康の森」が整備され、キャンプ場や森林学習展示館などがあります。

ヘラブナ釣りのメッカとして有名ですが、甲府市街と昇仙峡の間に位置する千代田湖はアクセスが良いこともあり、昇仙峡観光の寄り道として訪れる観光客でも賑わいます。

静かで穏やかな湖には、かわいらしいカモが姿を見せることも。

展望台からは千代田湖が一望できるほか、西側には遊歩道も設けられ、甲府盆地を眺めながらの散策も楽しめます。

■スポット概要
所在地:山梨県甲府市下帯那町
アクセス:
車:中央自動車道・甲府昭和ICから約25分
電車:JR中央本線、身延線「甲府駅」からバスで約25分
駐車場:あり

公式サイト

甲州夢小路

山梨県のランドマーク、小江戸情緒の城下町を歩く

JR中央本線、身延線「甲府駅」から徒歩で約3分の場所に、山梨県のランドマークとして誕生した「甲州夢小路」。アクセサリーショップや県産野菜を使ったレストランなどが立ち並ぶショッピングゾーンです。

明治・大正・昭和初期の甲府城下町を再現しており、石畳の路地や移築した兜造りの古民家などが小江戸情緒を演出しています。蔵や倉庫、水路なども配置されており、レトロな雰囲気を楽しみながら散策できますよ。

また、甲州夢小路のシンボルとなっているのが、大きな「時の鐘」。明治初期、200年以上に渡って周辺住民に時刻を知らせていた鐘を再現したものです。

ぜひ近くで見上げてみてください。

■スポット概要
所在地:山梨県甲府市丸の内1-1-25
アクセス:
車:中央自動車道・甲府南ICから約20分
電車:JR中央本線、身延線「甲府駅」から徒歩で約3分
駐車場:あり

公式サイト

ジュエリーミュージアム

山梨県が誇る「宝飾産業」の輝きにふれる

かつては水晶の名産地だった山梨県。当時培われた宝石の研磨や宝飾品の加工といった熟練技術が継承され、今もたくさんのジュエリー職人やデザイナーが活躍しています。

江戸時代、上質な水晶が発掘されたことが宝飾産業のはじまり。現在では、美術彫刻や宝石の研磨、ジュエリーをつくるための貴金属加工、国内外への流通まで、一貫した業務が集中する「集積産地」として知られています。

そんな、山梨県の宝飾産業の歴史や魅力を伝えているのが「ジュエリーミュージアム」です。

館内には5つの展示室があり、山梨県におけるジュエリーの歴史、ジュエリーの原料となる鉱物、ジュエリーづくりの道具などを知ることができます。

また「実演・体験工房」は親子におすすめ。金属加工、宝石研磨、水晶美術彫刻の卓越した技を見学でき、小学生以上なら「宝石研磨体験」「貴金属加工体験」で実際にオリジナルアクセサリーを制作できます。

■スポット概要
所在地:山梨県甲府市丸の内1-6-1山梨県防災新館1階やまなしプラザ内
開園時間:10:00〜17:30(最終入館は閉館30分前)
休館日:火曜(祝日の場合はその翌日)、年末年始 ※臨時開館・休館あり
料金:入館無料
【宝石研磨体験】カボションストラップ制作2,100円、ペンダント制作2,900~3,900円
【貴金属加工体験】石留めリング・ペンダント制作4,000円、シルバーペンダント制作6,800円
アクセス:電車:JR中央本線、身延線「甲府駅」南口から徒歩で約7分
車:中央自動車道・甲府昭和ICから約20分
駐車場:あり

公式サイト

都心から甲府市までは高速バスも運行。日帰りでも泊まりがけでも満喫できる甲府市に、ぜひ親子でおでかけしてみてくださいね!

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2019年4月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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