兵庫 西宮市の観光名所＆穴場6選
2024日帰りドライブや1泊旅行に◎

今回は、「阪神甲子園球場」でも有名な兵庫県西宮市のおすすめ観光名所をご紹介します。

山・川・海の自然に恵まれた西宮市は“関西の住みたいまちランキング”で連続1位を獲得したことでも知られています。緑豊かな公園や植物園のほか、由緒ある寺社、ドライブ中に立ち寄りたい絶景スポットなど見どころも満載！

大阪市と神戸市のほぼ中間にあり、どちらからも約30分でアクセス可能。日帰りや1泊旅行に最適です。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

芦有ドライブウェイ・東六甲展望台

標高645mから見渡す絶景パノラマ！

開放感たっぷりの絶景！

関西エリアでは、車やドライブが好きな人の間で有名な「芦有（ろゆう）ドライブウェイ」。

芦屋の市街地から、太閤・豊臣秀吉が愛した有馬温泉へと続く約10kmの道路で、その途中にあるのが「東六甲展望台」です。

標高645mに位置する展望台からは、大阪平野や大阪湾、神戸港まで一望できる大パノラマが広がります。

初日の出

さらに大阪空港、関西国際空港、神戸空港、紀淡海峡、友ヶ島、淡路島なども見ることができ、その眺望はまさに圧巻！　日の出や夕暮れ時、夜景も美しく、どの時間帯に行っても楽しめます。初日の出スポットとしても人気です。

ドラマ「半沢直樹」のロケ地としても有名

大ヒットドラマ「半沢直樹」のロケ地として使われたことでも有名です。

トイレや自販機もあり、ドライブ中のひと休みにも便利。“夜景100選”にも選別された美しい景色を見に訪れてみてくださいね。

甲子園歴史館

高校野球や阪神タイガース、阪神甲子園球場の歴史を学ぼう

高校野球の名勝負や名シーンを紹介する「名勝負ギャラリー」

「甲子園歴史館」は、親子で楽しめる体験が満載のミュージアム。阪神甲子園球場に隣接する商業施設「甲子園プラス」の中にあります。

館内には阪神甲子園球場の歴史や高校野球、阪神タイガースにまつわる貴重な展示品が並び、過去の名場面を映像で振り返ることができます。

スコアボードの真下で記念撮影

子供たちに大人気の体験コーナーでは、プロ野球選手の道具にふれたり、VRで球場を360°体感できる「体験！タッチスタジアム」が大好評。

さらに、スコアボード下からのグラウンド展望「バックスクリーンビュー」や、普段は入れない球場の裏側を巡る「スタジアムツアー」も、親子での特別な思い出作りにぴったりです 。

阪神甲子園球場

高校球児の夢と感動が詰まった聖地

画像提供：ペイレスイメージズ 2 / PIXTA

「阪神甲子園球場」は兵庫県西宮市甲子園町にある屋外野球場で、阪神電気鉄道が所有しています。

1924年の開場以降、多くの改修を重ね、現在の収容人数は約4万7,000人。野球だけでなく、アメフトの大会である「甲子園ボウル」なども開催されています。

プロ野球阪神タイガースの本拠地球場として「甲子園球場」「甲子園」の呼び名で親しまれ、国民的行事ともいえる高校野球「夏の甲子園」と「春の選抜甲子園」の開催球場としても有名です。

高校球児たちにとって甲子園球場はまさに聖地であり、甲子園でプレーをした学生はその黒土を持って帰ることでも知られています。白熱した高校球児たちの戦いは観客たちを感動させ、球場内は独特の雰囲気に包まれます。

こだわりの天然芝と黒土にも注目を

球場内の天然芝と黒土は阪神園芸が整備しています。真っ黒に見える黒土は日本の黒土と中国福建省の白砂を調合しており、季節によって配合を変え、最適な状態を維持しています。

春夏の高校野球やタイガース主催の公式野球戦などかなりの試合数がある甲子園球場ですが、いつも最適な状態で選手たちがプレーできるのは、こだわり抜いた整備のおかげなんですね。

普段はテレビで試合を観戦している親子も、ぜひ一度阪神甲子園球場へ足を運んで、臨場感と感動を味わってみてくださいね。

門戸厄神 東光寺

日本三大厄神のひとつ

画像提供：いっちゃん / PIXT

「門戸厄神 東光寺」は兵庫県西宮市門戸西町にあるお寺。正式名は「松泰山東光寺」といいます。

関西では“門戸の厄神さん”と親しまれ、阪急電鉄今津線に「門戸厄神駅」があるほど有名なお寺です。

また、厄除けの神様として知られており、京都府八幡市の「石清水八幡宮」、和歌山県かつらぎ町の「天野明神」とともに“日本三大厄神”とされています。

嵯峨天皇が41歳の厄年にあたった829年には、このお寺で空海が厄除祈願を行ったと伝わっています。

空海は国家安泰、皇家安泰、国民安泰を願い、石清水八幡宮、天野大社、門戸東光寺それぞれに、愛染明王と不動明王が一体となった「厄神明王像」を勧請しました。しかし現存しているのは門戸厄神東光寺だけです。

「厄神まつり」「厄除け大祭」も親子におすすめ

毎月19日は厄神明王様のご縁日です。なかでも新年の1月18日、19日は特別に「厄除け大祭」を行っており、数十万人が参拝に訪れます。

そのほか夏の「厄神まつり」では地元住民を中心に夏祭りが開催されており、ビンゴ大会や芸能ショーなど寺院の行事としては珍しい催しがいろいろ。

交通安全や護摩祈祷など厄除け祈願、人形供養もできますので、ぜひ訪れてみてくださいね！

西宮市北山緑化植物園

緑に囲まれた多彩な植物園

画像提供：FUJI.K / PIXTA

「北山緑化植物園」は西宮市に1982年にできた入園無料の植物園です。

緑豊かな山々に囲まれており、都市緑化や家庭園芸のモデルとして、多年草を使った花壇が充実しています。

総面積9ヘクタールの園内では、美しい花や植物を鑑賞できるのはもちろん、花や植物に関する施設が点在。

季節の植物の販売や、 専門の先生による緑の相談コーナー、園芸図書の閲覧コーナーもあり、花を育てることが好きな親子にとっては夢のようなスポットです。

「北山山荘」「北山墨華亭」など建物見学もおすすめ

村中　悟 / PIXTA

日本庭園や、数寄屋造の山荘「北山山荘」も見どころです。

北山山荘は市政60周年を記念し、故木村吉太郎氏の寄付を受けて建設されました。

秋の紅葉は圧巻（画像提供：MOMONGA / PIXTA）

日本庭園は北山杉や紅葉が見事で、北側の谷間からは滝が流れます。抹茶や和菓子の有料サービスもあり、癒しのひとときを過ごせますよ。

さらに、姉妹都市である中国紹興市の名園「蘭亭」と「墨華亭」をイメージした「小蘭亭」と「北山墨華亭」も必見です。

紹興市にある蘭亭は、書道家の王羲之が「蘭亭集序」を書いた場所。北山墨華亭は現在書道展などの文化的事業に使用されており、公園の回廊としても利用されています。

夙川河川敷緑地

遊具エリアや川遊び、「夙川オアシスロード」の散策も楽しい

「夙川河川敷緑地」は兵庫県西宮市にある公園で、「夙川公園」とも呼ばれています。

阪急神戸本線、甲陽線「夙川駅」や、JR東海道本線「さくら夙川駅」からもほど近く、地元の人たちにも愛される緑地公園です。

夙川沿いに整備された都市公園で、公園へ続く川沿いの道路は「夙川オアシスロード」と呼ばれています。緑豊かで落ち着いた雰囲気なので、散歩やジョギング、サイクリングに人気。

また、公園内には遊具がある遊び場があったり、夏には川遊びをする親子の姿も見られます。

“さくら名所100選”に選ばれたお花見スポット

画像提供：photop / PIXTA

桜の名所としても有名で、毎年お花見の季節になると、たくさんの花見客が訪れるエリアです。

両岸に数多くのソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラが植えられ、満開の時期はまるで桜のトンネルのよう。

1990年（平成2年）には日本さくらの会による“さくら名所100選”に選ばれたほか、“日本の歴史公園100選”や“美しい日本の歴史的風土準100選”にも選定されています。

兵庫県西宮市のおすすめ観光スポットをご紹介しました。記事を参考に、親子の楽しい思い出をたくさん作ってくださいね！

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事（2018年11月掲載）の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。