福島 本宮市の観光名所＆穴場4選
2024秋に日帰りドライブや1泊旅！

本記事では、福島県本宮（もとみや）市の観光名所を定番から穴場までご紹介します。

市内にはJR東北本線や東北自動車道などが通り、JR「上野駅」から約2時間とアクセス良好。郡山市の北隣にあり、一度の旅で2つの市を観光することも可能です。

四季折々の花が咲く庭園、観音や菩薩が刻まれた巨岩が点在するパワースポットなど親子におすすめの見どころも多く、秋の週末ドライブや日帰り～1泊旅にぴったりです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

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スマイルキッズパーク（プリンス・ウィリアムズ・パーク）

入園無料！笑顔あふれる里山アスレチック

幅広い年齢の子供たちが遊べるスポット

「スマイルキッズパーク」は美しい「英国庭園」を併設する子供たちの遊び場です。

2015年に英国のウィリアム王子が訪れたことにちなみ、「プリンス・ウィリアムズ・パーク」という愛称で呼ばれるようになりました。

「英国庭園」（画像提供：フォトパーク / PIXTA）

英国庭園は、ローズガーデンやアーチ、煉瓦を用いた優雅な空間。ガーデニングの本場、イギリスのお庭に迷い込んだような気分を味わえます。

自然に親しみ、野性的に遊べる「屋外あそび場」

屋外には幼児向けの「キッズゾーン」、池で生き物観察ができる「里山あそびゾーン」、遊び盛りの子供に人気の「杜の冒険！チャレンジゾーン」と「社の洞窟！探検ゾーン」があります。

チャレンジゾーンは自然の傾斜を生かしたユニークなアスレチックエリア。小さな洞窟は子供たちの好奇心を刺激しテンションが上がること間違いなしです。

赤ちゃんから小学生まで安心して遊べる「屋内あそび場」

また乳幼児から安心して遊べる屋内あそび場もあり、悪天候の日も安心。

小学生には、遊びを通して運動機能を高める「ジュニアアスリートエリア」がおすすめです。

みずいろ公園

緑と水のテーマパーク

広々とした開放的な公園です（画像提供：フォトパーク / PIXTA）

本宮市の「みずいろ公園」は“水と緑、こどもたちの歓声”をテーマにした公園。安達太良川（あだたらがわ）に隣接しており、自然の美しい景観も魅力です。

思いっきり遊びたい親子は、仕掛けが楽しい大型遊具がたくさんある「わらしっこ広場」へ。

幼児向けの「ちびっこエリア」と小学生向けの「チャレンジエリア」に分かれていて、カラフルなトンネルやすべり台などが並びます。

滝や噴水、芝生広場もある憩いの場

滝のライトアップは時季によって変わります（画像提供：piro2 / PIXTA）

敷地内の広い芝生にシートを敷いてピクニックするのもいいですね。気候のよい時季は親子でお昼寝するのも気持ちがよさそう。

夏は、滝や噴水が備えられた広場で水遊びができ、子供たちが大はしゃぎ。夜には滝がカラフルにライトアップされます。

花と歴史の郷　蛇の鼻（蛇の鼻悠楽園）

季節ごとの花や紅葉がきれいな庭園

池に紅葉が映る様子も美しい（画像提供：じゃぱたびっくす / PIXTA）

本宮市蛇の鼻（じゃのはな）にある美しい庭園「花と歴史の郷　蛇の鼻」（別名・蛇の鼻遊楽園）。

池に咲く睡蓮（画像提供：ぐうぐう / PIXTA）

バラやチューリップ、藤、紫陽花（あじさい）、睡蓮（すいれん）、紅葉など、四季折々の草木が約10万坪の園内を彩ります。

その不思議な名前「蛇の鼻」の由来は平安時代にさかのぼり、当時の地名「矢の花」と福島県の大名倉山に伝わる大蛇伝説から、現在の地名になったといわれています。

明治時代の豪農の別荘「蛇の鼻御殿」も見どころ

「蛇の鼻御殿」（画像提供：TAKEZO / PIXTA）

園内では登録有形文化財「蛇の鼻御殿」の見学もできます。

この建物は当時の豪農・伊藤 彌（わたる）氏が、約10年の歳月をかけて1904年（明治37年）に完成させた別荘です。

掛け軸やふすまなどの絵は狩野派の絵師によって描かれており、間近で見るとその迫力に圧倒されます。

池ではボート遊びや鯉の餌付けもでき、自然を満喫するにはぴったりの場所。お土産屋さんや、お食事処、茶屋などもあるので、旅の一日をゆっくり過ごしてください。

公式サイト

岩角山・岩角寺

観音や菩薩が刻まれた巨岩が点在する神秘の山

岩角寺の「毘沙門堂」（画像提供：一般社団法人東北観光推進機構）

本宮市と二本松市との境に位置する、標高337ｍの岩角山（いわづのさん）に建つ「岩角寺」（がんかくじ）。正式名称は「和田山常光院（わでんさんじょうこういん）岩角寺」といいます。

山中のいたるところに西国三十三観音や菩薩、天神など808体が刻まれた巨岩・奇岩が点在しており、神秘的な雰囲気に包まれています。

入り組んだ巨岩が崩れることなく現存している様は圧巻。それぞれの岩に、奉納した信者と石工の名と思われるものも刻まれています。

天然記念物や重要文化財の宝庫

春の様子（画像提供：一般社団法人東北観光推進機構）

岩角寺は精神修養のため座禅を組み自己を磨く場でもあり、山内は身体の鍛錬道場として利用されてきました。

現在でもその風習は名残を持ち、形を変えながらさまざまな行事が行われています。

1955年（昭和30年）に毘沙門天王と善尼師童子、吉祥天女が福島県重要文化財に指定され、また全山が県の天然記念物に指定された名勝となっています。

山頂からの絶景＆桜や紅葉も見事

山頂からは那須連峰や安達太良山を一望でき、春には桜、秋には紅葉が境内を美しく彩ります。

パワースポットや英国風ガーデンなど、多彩な見どころがある福島県本宮市。ぜひ親子でおでかけしてみてくださいね。

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事（2018年11月掲載）の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。