浮世絵師「喜多川歌麿」の世界観を体験
「第13回歌麿まつり」開催情報
栃木県栃木市の「蔵の街大通り」とその周辺では、2024年10月5日(土)~14日(月・祝)まで、「第13回歌麿まつり」が開催されます。
祭りでは、地域にゆかり深い江戸時代の浮世絵師・喜多川歌麿(きたがわうたまろ)にまつわる多彩なイベントが多数開催!
今回は、家族で楽しめる「第13回歌麿まつり」の見どころを「歌麿を活かしたまちづくり協議会事務局」にお聞きしました。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「第13回歌麿まつり」とは
「歌麿まつり」は、毎年10月または11月頃に行われる祭りです。2024年は、10月5日(土)〜14日(月・祝)の日程で開催されます。
祭りでは、江戸時代の浮世絵師として知られる喜多川歌麿にちなんださまざまなイベントが市内各所で行われ、浮世絵の世界にふれることができます。
なかでも、華やかなおいらんが登場する「歌麿道中」は最大の目玉として、市内外からも多くの人々が訪れます。
栃木市と喜多川歌麿のかかわりについて知ろう!
歌麿は、栃木に何度か滞在し、そのなかで、市内豪商の依頼で肉筆画大作である「深川の雪」「品川の月」「吉原の花」を描いたといわれています。
さらに、現在知られている歌麿の肉筆画は世界に40点程度といわれるなか、栃木市はこれらの肉筆画を3点所有していることから、栃木市で「歌麿まつり」が開催されるようになりました。
祭りの見どころをご紹介!
1週間以上にわたって開催される「第13回歌麿まつり」。
祭りのなかでも、親子で参加するのにおすすめのイベントをご紹介します!
歌麿道中
「歌麿道中」は、歌麿の最高傑作と評される肉筆画三部作「深川の雪」「品川の月」「吉原の花」の世界観をイメージした行列が市内を練り歩く、祭りのメインイベントです。
おいらんや歌麿、蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)などに扮した人々が、江戸風情が残るまちなみを華やかに彩ります。
■歌麿道中
開催日:2024年10月5日(土)
※雨天時は6日(日)に順延
開催時間:13:00~
当日問合せ先:0282-25-2356(栃木市観光協会)
会場:巴波川(うずまがわ)会場(塚田歴史伝説館付近)
住所:栃木県栃木市倭町2-16付近
アクセス:JR・東武鉄道各線「栃木駅」から徒歩で約10分
料金:観覧無料
歌麿仕掛け花火と手持ち花火
開催初日の夜には、滝のように火花が流れる「ナイアガラ仕掛け花火」の披露や、手持ち花火が行われます。手持ち花火は巴波川沿いで行われ、水面に花火が映る幻想的な景色が楽しめます。
■歌麿仕掛け花火と手持ち花火
開催日:2024年10月5日(土)
※雨天時は6日(日)に順延
開催時間:18:00~(手持ち花火は17:00受付開始)
会場:瀬戸河原公園、巴波川沿い
住所:栃木県栃木市境町16−24周辺
アクセス:JR・東武鉄道各線「栃木駅」から徒歩で約5分
料金:参加無料
備考:【定員】事前申込は先着200名、当日受付は先着100名
歌麿をさがせ!!
歌麿ゆかりの地をめぐるボランティアガイドも実施されます。親子で参加して、歌麿についてさらに深く学んでみてはいかがでしょうか。
■歌麿をさがせ!!
開催日:2024年10月5日(土)・6日(日)・12日(土)・13日(日)・14日(月・祝)
開催時間:10:45~12:00
会場:とちぎ歌麿交流館(旧金澤呉服店)前集合
住所:栃木県栃木市倭町10-2
アクセス:JR・東武鉄道各線「栃木駅」から徒歩で約13分
料金:参加無料
そのほか、「栃木市立美術館」で歌麿に関する企画展が開催されるなど、まち一帯が歌麿一色に染まる「第13回歌麿まつり」。浮世絵についてはもちろん、栃木市の魅力についてもふれられる祭りに、ぜひ親子で参加してみてくださいね。
■第13回歌麿まつり
開催期間:2024年10月5日(土)~14日(月・祝)
会場: 栃木県栃木市「蔵の街大通り」周辺
問い合わせ:0282-21-2573
※電話窓口は「歌麿を活かしたまちづくり協議会事務局(栃木市地域振興部蔵の街課内)」です
記事を書いた人
杞山穂花(Clay)
編集プロダクションClay所属の編集・ライター。食べること・文章を書くことがとにかく大好きです。やんちゃな愛猫に日々癒され中。パパママ、そして子供たちのワクワクドキドキな思い出づくりのお手伝いができれば幸せです!
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