下呂温泉周辺の観光名所と穴場7選<br/>2024日帰り湯や紅葉スポットを満喫
更新日2024年11月22日/公開日2024年11月22日

下呂温泉周辺の観光名所と穴場7選
2024日帰り湯や紅葉スポットを満喫

体験する
歴史・文化を感じる
岐阜県下呂市

今回は、“日本三名泉”のひとつ・下呂温泉で知られる岐阜県下呂市の観光名所と穴場をご紹介します。

JR高山本線「下呂駅」を降りれば、そこは温泉街。“美人の湯”として名高い温泉や足湯、レトロなまち並みも楽しめます。

日帰りはもちろん、泊りがけで飛騨高山や郡上八幡に足をのばすのもおすすめ。晩秋~冬の親子旅にもぴったりです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

金山巨石群(岩屋岩蔭遺跡)

イギリスの「ストーンヘンジ」を彷彿とさせる巨石群

古代の巨石がどのように運んだのかが最大の謎です(画像提供:下呂温泉観光協会)
古代の巨石がどのように運んだのかが最大の謎です(画像提供:下呂温泉観光協会)

下呂市金山町の岩屋ダム直下に位置する「金山巨石群」は、岐阜県の史跡文化財にも指定されている人気のパワースポット。

イギリスのストーンヘンジを思わせる巨石群が並び、縄文人が太陽を観測して暦を作った場所ではないかと考えられています。

太陽光が岩の隙間から差し込む神秘的な現象(画像提供:下呂温泉観光協会)
太陽光が岩の隙間から差し込む神秘的な現象(画像提供:下呂温泉観光協会)

夏至や冬至などの特定日には、岩の隙間から太陽光が差し込む現象が起こり、とても神秘的。

毎月20日前後に行われる「光の体験ツアー」では、地元ガイドが案内する裏路地散策もセットになっており、宿場町「飛騨街道 金山宿」のレトロ感あふれるまち並みを満喫できます。

老舗和菓子店や豆腐屋さんを巡るプランは、子供と一緒に地元の文化を学ぶ良い機会になりますよ。

■スポット概要
所在地:岐阜県下呂市金山町岩瀬
アクセス:車:東海北陸自動車道・美並ICから約50分
電車:JR高山本線「飛騨金山駅」から徒歩で約10分
駐車場:なし(遺跡前に約10台駐車可)

下呂温泉 合掌村

見どころ満載!村が丸ごと観光施設!

秋の「下呂温泉 合掌村」(画像提供:nomnom / PIXTA)
秋の「下呂温泉 合掌村」(画像提供:nomnom / PIXTA)

「下呂温泉 合掌村」村全体が博物館となっている珍しい場所です。

村内には「合掌の里」と「歳時記の森」というゾーンがあります。

「合掌の里」にあるのは、白川郷などから移設した国の指定重要有形民俗文化財でもある「旧大戸家住宅」をはじめとした10棟の合掌造りの民家。

飛騨の人々が使っていた生活民具も展示(画像提供:二匹の魚 / PIXTA)
飛騨の人々が使っていた生活民具も展示(画像提供:二匹の魚 / PIXTA)

国登録有形文化財である「旧岩崎家」は、民族資料館として使われています。全国では唯一常設された影絵上映館もあり、柔らかな色調の新感覚影絵を見ることができます。

川魚の炭火焼きを味わえる「市倉」や、めん処の「合掌茶屋」といったグルメスポットもあるのでランチタイムも安心。ほかにも足湯や「竹原文楽記念館」など、魅力あふれる施設が満載です。

陶芸や和紙の絵漉き体験もできますよ。大型の駐車場もあり、車で訪れて一日楽しめるスポットです。

■スポット概要
所在地:岐阜県下呂市森2369
アクセス:電車:JR高山本線「下呂駅」から徒歩で約20分、またはバスで約6分
駐車場:あり

下呂発温泉博物館

温泉がもっと楽しくなる!

温泉博士になれるかも!?(画像提供:下呂市観光商工部観光課)
温泉博士になれるかも!?(画像提供:下呂市観光商工部観光課)

「下呂発温泉博物館」は、全国でも珍しい温泉専門の博物館。館内は5つの展示コーナーに分かれています。

「温泉の科学」では温泉の湧きだす仕組みや、温泉が作り出す鉱物など、科学的知見による展示が行われています。

「温泉の文化」では、歴史や、発見伝説など、温泉がもっと楽しくなる情報満載です。なかでも人気なのは「おもしろ温泉チャレンジ」で、下呂温泉の浮世絵づくりや温泉細工、温泉の塩分やphの観測など、おもしろい体験がたくさん用意されています。

館内には足湯と歩行浴が併設されているので、温泉について学んだあとは下呂温泉のお湯も楽しめますよ。

■スポット概要
所在地:岐阜県下呂市湯之島543-2
アクセス:電車:JR高山本線「下呂駅」から徒歩で約10分
駐車場:あり

禅昌寺

岐阜県名勝指定の美しい庭園がある禅寺

秋の「禅昌寺」(画像提供:下呂市観光商工部観光課)
秋の「禅昌寺」(画像提供:下呂市観光商工部観光課)

「禅昌寺」は、平安時代に創設されたと言われる臨済宗妙心寺派の禅寺です。建築物は中国宋朝の様式を伝え、“天下の名刹”として知られています。

境内には、金森宗和が造園した「萬歳洞」といわれる庭園や趣のある茶室、雪舟が描いた水墨画「大達磨像」など、貴重なものがたくさん所蔵されています。

庭園は飛騨でもっとも美しいとも称され、岐阜県の名勝にも指定されています。

樹齢が1,200年を超えている国の天然記念物「大杉」や、勅使手植えのゆかりの梅も間近で見ることができます。

■スポット概要
所在地:岐阜県下呂市萩原町中呂1089
アクセス:電車:JR高山本線「禅昌寺駅」から徒歩で約5分
駐車場:あり

城平見晴台

山に挟まれた不思議な形の夜景が見られる!

山に囲まれ、温かみのある下呂市の夜景(画像提供:M-Picking / PIXTA)
山に囲まれ、温かみのある下呂市の夜景(画像提供:M-Picking / PIXTA)

標高500mを超える高台にある「城平見晴台」は、美しい眺望が魅力のスポットです。

もともとは室町時代の武将の城跡が残っていた場所で、石垣など歴史を感じられる工夫が施されています。

見晴台に登ると下呂市街や下呂温泉街を一望できます。夜には下呂市の街並みがオレンジ色に輝き、あたたかさを感じる夜景が広がります。

■スポット概要
所在地:岐阜県下呂市森
アクセス:電車:JR高山本線「下呂駅」から徒歩で約45分
車:JR高山本線「下呂駅」から約5分
駐車場:あり

フィッシングセンター 水辺の館

川を使った体験と新鮮な鮎が魅力!

新緑の時期の馬瀬川(画像提供kahun / PIXTA)
新緑の時期の馬瀬川(画像提供kahun / PIXTA)

川魚(かわうお)の国とも呼ばれる岐阜県のなかでも、馬瀬川は日本有数の清流で、たくさんの鮎が生息しています。

火ぶり漁の幻想的な光景(画像提供:ポン爺 / PIXTA)
火ぶり漁の幻想的な光景(画像提供:ポン爺 / PIXTA)

馬瀬川に面している「フィッシングセンター 水辺の館」は、魚つかみ体験や鮎釣り体験など、川遊びを中心とした体験ができるスポットです。

初秋には「馬瀬川火ぶり漁」という落ち鮎の習性を活かした伝統的な漁法を見ることができます。

川漁師の活気あふれる声に加え、かがり火と松明を焚いて鮎を獲る様子は迫力満点! 

バーベキューでアツアツの塩焼き鮎をガブリ!※イメージ画像です(画像提供:Shin@K / PIXTA)
バーベキューでアツアツの塩焼き鮎をガブリ!※イメージ画像です(画像提供:Shin@K / PIXTA)

夏から秋にかけては、「天然鮎処みず辺」がオープンし、観光ヤナ(※)でとれた鮎を堪能できます。観光ヤナを架設しない時期は、自分でとった鮎をバーベキューで塩焼きにすることも可能ですよ。

※川の流れを堰き止め、木杭や竹で組んだ仕掛け

ほかにも、田植え・稲刈り、雪原をウォーキングする「かんじきツアー」など季節ごとに多彩な体験ができ、何度でも訪れたくなるスポットです。

■スポット概要
所在地:>岐阜県下呂市馬瀬西村1508-1
アクセス:車:中央自動車道・中津川IC、東海北陸自動車道・郡上八幡ICから約30分
電車:JR高山本線「飛騨萩原駅」から濃飛バスで約15分、JR高山本線「下呂駅」から車で約30分
駐車場:あり

噴泉池

飛騨川のほとりで温泉浴

観光で少し疲れた足もスッキリ(提供:下呂市観光商工部観光課)
観光で少し疲れた足もスッキリ(提供:下呂市観光商工部観光課)

「噴泉池」は下呂温泉街を流れる飛騨川の河川敷にある広々とした露天風呂です。以前は全身浴ができましたが、2021年からは足湯専用になりました。

風呂の手前の河川敷には芝生が広がり、囲いや仕切りはなく開放感抜群! 24時間いつでも自由に利用できるのも嬉しいポイントです。家族みんなで足湯に浸かれば、いい思い出になりそうですね。

■スポット概要
所在地:岐阜県下呂市幸田
アクセス:電車:JR高山本線「下呂駅」から徒歩で約3分
駐車場:あり

今回ご紹介した以外にもたくさんの観光スポットがあります。親子で相談しながら、楽しい観光プランを練ってくださいね♪

※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年11月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2024年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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