
石光寺の牡丹2000株が見頃に!
「日本最古の石仏」と春の花絶景
奈良県葛城市の「石光寺(せっこうじ)」では、4月中旬から下旬にかけて、360種・2000株の牡丹が色とりどりに咲き誇る春の見頃を迎えます。
ニ上山のふもとにある由緒ある寺院で、庭一面が花の浄土と化す絶景が楽しめます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
色鮮やかな牡丹が境内を彩る

石光寺の牡丹は樹がよく育ち幹も太く、大きな葉が茂った中で大輪の花がバランスよく咲くのが特徴です。
「関西牡丹」という歴史ある銘花をはじめ、新潟や島根県大根島で作出された傑作種、外国種の牡丹など多彩な品種が守り継がれています。
ニ上山を借景にした美しい風景の中で咲く牡丹の姿は圧巻です。
牡丹観賞のベストタイム

牡丹は柔らかい花びらを持つため、強い陽射しと気温が上がる時間帯には花崩れしてしまいます。
そのため、快晴の日の観賞は午前中がおすすめ。開花状況は石光寺の公式インスタグラムやホームページで随時更新されますので、おでかけ前に確認するとよいでしょう。
日本最古の石仏も特別公開中

石光寺では牡丹の見頃に合わせて、2025年4月14日(月)〜5月14日(水)まで「白鳳弥勒石仏」の弥勒堂も特別開帳されています。平成3年に発掘されたこの石仏は、日本最古の石仏といわれています。
中将姫伝説が残る「染寺」
石光寺は別名「染寺(そめでら)」とも呼ばれています。これは中将姫(747~775)にまつわる伝説に由来しています。
寺内には「染の井」と「糸掛桜」があり、中将姫が蓮の茎から取り出した糸をこの井戸で五色に染めたという言い伝えが残されています。
歴史ロマンを感じながら境内を散策するのも楽しみのひとつです。
春の陽気の中、色とりどりの牡丹と歴史的な文化財を一度に楽しめる石光寺へ、この機会にぜひおでかけしてみてはいかがでしょうか。
■石光寺 春牡丹
【期間】2024年4月17日(水)〜24日(水)※開花状況により変動あり
【場所】石光寺(奈良県葛城市染野387)
【拝観時間】8時〜17時
【拝観料】大人400円、小学生200円
【アクセス】
・電車:近鉄南大阪線二上神社口駅から徒歩約15分
・車:南阪奈道路葛城ICから約10分
【駐車場】無料(寺門前7台、第2駐車場30台)
【問い合わせ】0745-48-2031
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いこーよとりっぷ編集部
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