
2025春の日光でやりたい5つのこと
GWも桜が開花!弥生祭やグルメも
「日光東照宮」や「華厳の滝」などの観光スポットで知られる人気観光地・日光。紅葉の名所として有名ですが、例年3月下旬から5月上旬まで1カ月以上さまざまな桜が咲き誇る春もおすすめです。
春イベントや限定グルメ、歴史ある伝統行事など、この時期ならではの見どころも豊富。
そこで今回は、日光市内にあるとっておきのお花見スポットと、「春の日光で体験したいこと」をご紹介します。春休みやGW(ゴールデンウィーク)の家族旅行の参考にしてくださいね♪
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
日光市の桜、2025年の見頃はいつ?
場所によって約1,000mもの標高差がある日光市では、さまざまな桜を長く楽しめるのが魅力です。
もっとも標高の低い今市エリアでは例年3月下旬に開花が始まり、奥日光エリアでは5月上旬から見頃を迎えます。


なお、2025年は平年よりも数日ほど開花が遅れる予測が出ています。日光市観光協会では、下記のページで桜の開花状況を発表しているので、おでかけ前にチェックしてみてください(週1回以上更新)。
やりたいこと1.桜の名所をめぐってお花見を満喫
日光市にある豊富な桜の名所のなかから、特におすすめの6カ所を厳選紹介! どこも魅力あふれる名所ぞろいです。
例年3月下旬に今市エリアの桜が花開き、中禅寺湖畔で5月上旬から咲くオオヤマザクラまでが桜のシーズン。
親子の思い出に残るお花見を満喫しましょう。
日光だいや川公園の56種の桜

ゆっくり散歩しながら堪能したい桜スポットです。例年、桜の見頃は3月下旬~5月上旬。桜の種類によって開花時期はさまざまです。
鬼怒川温泉桜並木通りのソメイヨシノ

「鬼怒川温泉駅」から歩いてすぐの桜並木。約100本のソメイヨシノが、鬼怒川温泉にもっとも早く春を届けてくれます。
2025年4月4日(金)~6日(日)には「鬼怒川温泉スプリングフェスティバル」も開催され、お花見や催しを楽しみながら日光の魅力あふれるグルメも味わえます。
江戸ワンダーランド 日光江戸村の桜

「江戸ワンダーランド 日光江戸村」では、江戸時代衣装に着替え(有料)、江戸人になりきって屋形船から桜を愛でるのがおすすめ。
2025年4月5日(土)には、「江戸桜と花火 夢幻タイムトラベル」と題して夜の特別営業が行われます。
日光田母沢御用邸記念公園のしだれ桜

1899年(明治32年)から1947年(昭和22年)まで、3代にわたる天皇陛下・皇太子殿下が利用された御用邸です。
大正天皇のご静養地だった純和風建築とともに佇むのは、樹齢300年を超えるしだれ桜。建物内の丸窓から、写真映えする1枚を撮影できますよ。
日光山輪王寺の金剛桜(ヤマザクラの変異種)

世界遺産・「日光山輪王寺」の「三仏堂」前に咲くヤマザクラは「金剛桜」と呼ばれています。樹齢約500年と日光市内でも最も古い桜といわれ、見応え抜群。花は大輪で、香りもよい珍しい桜です。
例年4月下旬〜5月上旬が見頃です。
中禅寺湖畔のオオヤマザクラ

「春にお花見を楽しめなかった」親子におすすめのスポットがこちら。日光市内でもっとも遅く、毎年GWの頃に咲くのが中禅寺湖畔のオオヤマザクラです。
ボートや遊覧船に乗って、桜咲く中禅寺湖の風景をのんびり眺めてみては。
ほかにも日光市内には多彩な桜の名所&穴場があるので、お花見プランを練る前に下記もチェックしてみてくださいね。
やりたいこと2.鬼怒川温泉に宿泊して夜桜を愛でる

都内から日帰りでも楽しめる日光エリアですが、春は鬼怒川温泉に滞在して、ゆっくり温泉と夜桜を堪能したいもの。
2025年3月28日(金)から4月6日(日)までの期間、鬼怒川温泉街から徒歩でアクセス可能な神社を会場に「鬼怒川温泉夜桜ライトアップ ~鬼怒川万華郷~」が開催されています。

開催期間中は毎日、神楽殿で和楽器などの演奏が行われるほか、甘酒や駄菓子、花見だんごの販売も。宿で早めに夕食を済ませ、ライトアップされた桜の下で家族団らんするのもいいものですよ。
■鬼怒川温泉夜桜ライトアップ ~鬼怒川万華郷~
開催期間:2025年3月28日(金)~4月6日(日)
開催時間:18:00~20:30
会場:藤原町護国神社・鬼怒川温泉神社
料金:入場無料
アクセス:鬼怒川温泉街からシャトルバス運行/鬼怒川温泉くろがね橋(温泉街の中心)から徒歩で約10分
やりたいこと3.春の限定グルメ&スイーツを堪能
日光と鬼怒川温泉の各所では、春限定のグルメやスイーツを味わえる企画を開催中。家族みんなで舌鼓を打ちながら、日光グルメを堪能しましょう。
日光桜回遊


樹齢300年を超える桜の古木をはじめ、日光エリアに点在する桜を見学しながら、桜や春限定のグルメを味わってみませんか?老舗から最新スイーツまで、60施設以上が参加します。
親子で食べ歩きを楽しみつつ、歴史が息づく門前町の桜を堪能しましょう!
■日光桜回遊
開催期間:2025年3月22日(土)~4月27日(日) ※店舗により異なる
開催場所:世界遺産「日光の社寺」のある日光エリア
鬼怒川温泉 春爛漫さくら幸せグルメ

鬼怒川温泉の各参加店舗では、春限定の幸せメニューが用意されています。日中のお花見はもちろん、ライトアップされた夜桜とともに春限定グルメを堪能するのもいいですね♪
■春爛漫さくら幸せグルメ
開催期間:2025年3月28日(金)~4月30日(水)に
開催場所:鬼怒川温泉エリア
参加店舗数:22施設
やりたいこと4.初御開帳!「天海大僧正の座像」を拝観

2025年の春は、桜の名所「日光山輪王寺」で「天海大僧正の座像」が初開帳されます。天海は徳川家康とともに平和な世を築いた僧侶です。家康、秀忠、家光と、徳川将軍3代に仕えた僧侶で、江戸幕府の基礎づくりに貢献しました。
この座像は江戸時代に作られ、天海像のなかでも彩色が残る貴重なもの。
「日光山輪王寺」を訪れた際は、桜を愛でるとともに「天海大僧正の座像」を拝観し、江戸時代の歴史や平和について親子で話す機会にしてみてはいかがでしょうか。
■「天海大僧正の座像」御開帳
公開期間:2025年4月16日(水)~2026年3月31日(火)
拝観時間:8:00~16:30(最終受付) ※11月~3月は最終受付15:30
拝観場所:日光山輪王寺三仏堂内特設会場
拝観料:(三仏堂の拝観料)高校生以上400円、小・中学生200円
やりたいこと5.日光に春を告げる伝統行事「弥生祭」を見物

「弥生祭」は、日光に春を告げるお祭り。1,250年以上も前に始まった伝統行事です。
花家体(はなやたい)と呼ばれる、花で飾られた11台の山車が町内を絢爛豪華(けんらんごうか)に練り歩き、「日光二荒山神社」を目指します。

飛び入りで花家体引きの体験ができる家体もあるんですよ。
日光ならではの春を満喫できるお祭りに、ぜひ家族で参加してみてください。
■弥生祭
開催期間:2025年4月13日(日)~17日(木)
※町中への花家体繰り出しのメインは4月16日(水)・17日(木)
開催時間:日によって異なる
会場:日光二荒山神社(世界遺産)ほか
アクセス:「日光駅」または「東武日光駅」から世界遺産めぐりバスに乗車(約10分)、「安川町」バス停で下車後、徒歩で約5分
※4月16日(水)・17日(木)は国道119号が一部通行止め
日光の春は魅力がいっぱい。2025年は開花が遅めなので、ゆっくりと計画が立てられそうですね。桜とグルメ、イベントを組み合わせて、思い出に残る家族旅行にしましょう。
記事を書いた人
雨宮あかり
「いこーよとりっぷ」エディター/食べること・飲むこと・音楽が大好きなママ編集者。世界中の音楽フェスを体験すること&ベルギービールの醸造所めぐりが夢です♪ 特技はアロマセラピートリートメントです。
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