初夏の箱根を彩るあじさいを楽しむ
箱根あじさい電車＆あじさい展

温泉のまちとして全国的に有名な箱根ですが、四季折々の自然を楽しめるハイキングコースや公園も多く、初夏の箱根ではさまざまな場所であじさいの観賞が楽しめます。

箱根登山鉄道「夜のあじさい号」の運行のほか、「箱根強羅公園」では、2024年6月15日（土）～30日（日）まで「あじさい展」が開催されます。

見逃せない初夏の箱根を盛り上げる、あじさい2大イベントの見どころをご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

箱根登山鉄道の車窓から線路沿いのあじさいを楽しもう

箱根であじさいが見頃になる6月中旬頃からの箱根登山鉄道は「箱根あじさい電車」の愛称で呼ばれます。

「箱根湯本駅」から「強羅駅」までの標高差約400m以上を登って行く線路沿いには、あじさいが植栽されており、車窓の目の前にあじさいの大パノラマが広がります。

標高が高いので6月だけなく、7月に入ってもあじさいの見頃が続くのもうれしいポイントです。

幻想的な風景を楽しめる「夜のあじさい号」

ライトアップされたあじさいの幻想的な風景を堪能しましょう

2024年6月14日（金）〜6月30日（日）の18:30頃～22:00頃までは、線路沿いのあじさいがライトアップされます。

ライトアップされる場所は、「箱根湯本駅」から「彫刻の森」までの区間の合計5カ所。幻想的な風景が広がり、昼間のあじさいとはまた違った魅力を感じられます。

また、6月15日（土）～6月30日（日）には、座席指定列車「夜のあじさい号」が運行されます。

「夜のあじさい号」は、区間中に記念撮影時間が設けられていたり、あじさいのライトアップ箇所で電車内の照明を落としたりと、あじさい観賞を存分に堪能できるよう工夫されています。

さらに、「あじさい電車オリジナルうちわ」のプレゼント付きです。運行時間や座席予約は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

あじさいを観賞できる「箱根強羅公園」の「あじさい展」

流木とあじさいの丘（イメージ）

四季折々の花が咲く「箱根強羅公園」では、2024年6月15日（土）～30日（日）の期間、「あじさい展」が開催されます。

アナベルのあじさいロード

イベント会場では、色とりどりのあじさいと流木を用いた「流木とあじさいの丘」のモニュメントが登場。写真スポットとしても楽しめます。

また、園内では、6月下旬にアメリカ原産の白いあじさい「アナベル」が見頃を迎えます。「アナベル」の咲く「あじさいロード」での散策もおすすめです。

あじさい観賞後は、気に入ったあじさいを購入して帰ることもできますよ。

毎年好評のあじさいスイーツやワークショップも楽しもう

「あじさいサンデー」770円

公園内にある「一色堂茶廊」（いっしきどうさろう）では、2024年6月1日（土）～6月30日（日）に、毎年好評のあじさいをイメージしたスイーツが販売されます。

店内では、ブルーベリーソースとバタフライピーティーのゼリーがさっぱりとした味わいの「あじさいサンデー」が食べられます。

「あじさいラテ」770円

「あじさいラテ」は、バタフライピーティー、ミルク、レモネードの3層になっており、涼やかな見た目も楽しめます。かき混ぜると、さわやかな味わいと、まろやかなミルクが絶妙にマッチ！

あじさいをモチーフにした、フォトジェニックなスイーツやドリンクも楽しんでくださいね。

また、体験工房「箱根クラフトハウス」では、期間限定であじさい模様のとんぼ玉を制作できます。水色のあじさいをイメージした可愛らしい模様のアクセサリーやキーホルダーは思い出の一品におすすめ。親子でチャレンジしてみませんか？

今回紹介した以外にも、箱根周辺にはたくさんの観光スポットや宿泊施設もあり、週末旅行にも最適です。箱根までは「新宿駅」からロマンスカーで約1時間40分。車でも東京から2時間程度と気軽におでかけできるのが魅力です。

長い期間楽しめる箱根のあじさいを観賞しにおでかけしませんか。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。