
2025GWにおすすめ!親子で訪れたい
四万十市の春~初夏の花めぐり6選
高知県西部に位置する四万十市では、4月から6月にかけてさまざまな花が咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
「日本最後の清流」と呼ばれる四万十川のほとりに、藤や睡蓮、バラ、アジサイなどの美しい花々と自然を一緒に楽しめるスポットが点在! 今回は、家族連れにもおすすめの四万十市の花の名所を四万十市観光協会のご担当者にお伺いしました。
家族そろって、四万十市に花めぐりの旅にでかけませんか。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
四万十市ってどんなまち?

四万十市は、は高知県西部に位置し、北西は愛媛県に接しています。まちの中央部を日本最後の清流と称される四万十川が南下し、太平洋へと注いでいます。
四万十市は2つの自治体が合併したまちで、今でも大きく二つの地域に分けられます。
南東側の旧中村市の地域は、約550年前の室町時代に一條公が応仁の乱を避けて移り住み、京都に模して造られたまち並みが特徴。「土佐の小京都」と呼ばれています。
一方、北西側の西土佐地域は四万十川の本流や支流に沿った峡谷に集落があり、美しい自然と田んぼや畑など里山の風景が広がっています。
【藤】香山寺市民の森(見頃:例年4月中旬〜下旬)

香山寺山の一帯に整備された市民公園では、例年4月中旬から下旬にかけて美しい藤の花が見頃を迎えます。世界中に存在する藤のうち、花を咲かせる32種類のうち約20種類もの藤を見ることができる貴重なスポットです。

園内にはアスレチック施設も完備されており、子供たちが元気に遊ぶ姿も見られます。藤の花を楽しみながら、ハイキングや森林浴を楽しむことができ、渡り鳥が多く集まるバードウォッチングのスポットとしても人気があります。
また、園内には弘法大師ゆかりの香山寺をはじめとする名所旧跡も点在しており、自然と歴史文化を同時に体験できる魅力的な場所です。
■香山寺市民の森
花の見頃(例年):4月中旬~4月下旬
場所:高知県四万十市坂本974-1
駐車場:あり
【睡蓮】トンボ自然公園(見頃:例年4月下旬〜10月中旬)

世界初のトンボ保護区として知られる「トンボ自然公園」では、例年4月下旬から10月中旬にかけて、毎朝約3,000株もの色とりどりの睡蓮が園内を彩ります。

睡蓮が満開となる時季には、地域の物産販売や生き物探しゲームなどの催しも行われ、家族で一日中楽しむことができます。
■トンボ自然公園
花の見頃(例年):【睡蓮】4月下旬〜10月中旬
場所:高知県四万十市具同8055-5
駐車場:あり
【花菖蒲】トンボ自然公園(見頃:例年5月下旬〜6月上旬)
「トンボ自然公園」では睡蓮だけでなく、5月下旬から6月上旬にかけて美しい花菖蒲も楽しむことができます。園内が花菖蒲で埋め尽くされる様子は圧巻で、多くの来場者を魅了します。
花菖蒲の時季には特別なイベントも開催されるほか、公園内には四万十川学遊館もあり、川に関する展示や体験コーナーもあるので、お花見とあわせて川の自然について学ぶことも可能です。
■トンボ自然公園
花の見頃(例年):【花菖蒲】5月下旬〜6月上旬
場所:高知県四万十市具同8055-5
駐車場:あり
【バラ】大宮下 藤の瀬バラ園(見頃:例年5月中旬〜5月下旬)

「藤の瀬バラ園」では、西土佐大宮下の地域住民が心を込めて育てる約500本のバラが、5月中旬から下旬にかけて見頃を迎えます。バラ園のそばには四万十川の支流である目黒川が流れており、美しいバラと清流の風景を同時に楽しむことができます。

また園内では、バラを使った商品の販売なども行われることがあり、特別なお土産を見つけることができるかもしれません。
■大宮下 藤の瀬バラ園
花の見頃(例年):5月中旬〜5月下旬
場所:高知県四万十市西土佐大宮1742-4
料金:運営協力金 300円
駐車場:あり
【ユリ】藪ヶ市(見頃:例年5月下旬〜6月下旬)
西土佐藪ヶ市の県道沿いでは、5月下旬から6月下旬にかけて、地域住民が愛情を込めて育てた約1万2千本ものユリが華やかに咲き誇ります。

道路沿いに広がる色とりどりのユリの花畑は壮観で、ドライブしながらでも美しい景色を楽しむことができます。
■藪ヶ市
花の見頃(例年):5月下旬~6月下旬
場所:高知県四万十市西土佐薮ケ市820
駐車場:なし
【アジサイ】安並水車の里(見頃:例年5月下旬〜6月上旬)
四万十川の支流である後川から分水する四ヶ村溝沿いに整備された「安並水車の里」では、例年5月下旬から6月上旬にかけて美しいアジサイが見頃を迎えます。

この地域では以前、カッタン・コットンと音を立てて水田に水を汲み上げる多くの水車が設置されていました。現在は観光用に設置された水車が地元の方々によって管理されており、水路沿いに植えられたアジサイとともに、懐かしい農村風景を彩っています。
■安並水車の里
花の見頃(例年):5月下旬〜6月上旬
場所:高知県四万十市安並2367
駐車場:あり
四万十市で花と清流を楽しむ旅
四万十市の花名所は、単に花を観賞するだけでなく、四万十川の美しい自然や地域の歴史文化にふれることができる魅力的なスポットばかりです。
家族旅行の計画を立てる際は、四万十川でのカヌー体験や観光遊覧船、郷土博物館の見学など、花見とあわせて四万十市ならではのアクティビティを組み合わせるのがおすすめです。
四季折々の花と清流の美しさに包まれる四万十市で、家族との思い出に残る旅をしてみませんか。
記事を書いた人

大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
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