
大阪「花の文化園」でバラが見頃
香り豊かな500品種&アジサイも
大阪府河内長野市の「大阪府立花の文化園」では、例年5月中旬~6月中旬頃にかけてバラが見頃を迎えます。
約500品種、約1,400株のバラが咲き誇る園内では、世界バラ会議殿堂入り全品種をはじめ、香り豊かなオールドローズから端正なモダンローズまで幅広い品種を楽しむことができます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
約500品種のバラが咲き誇る整形式庭園


バラ園は左右対称の整形式庭園として設計されており、入口のテラスからバラ園全体を一望することができます。
今年は「青バラ」「新品種」「日本で作出されたバラ」を集めた特別なエリアも設けられ、バラの多様性を存分に堪能できる構成となっています。
香りを楽しむ特別なバラ体験




特に香りの強いバラには「香りのバラ」の札が付けられており、来園者が香りを意識して楽しめるよう工夫されています。
園内には約150品種300株の香りのバラが植えられており、それぞれ異なる香りを楽しむことができます。
香りをもっとも楽しめる時間帯は、バラがまだ太陽の光をあまり浴びていない早朝で、午前中だけで12種類の異なる香りを楽しめると言われています。
代表的な強香品種には、ダマスク香系の'Maiden's Blish'やティー香の'Graham Thomas'などがあります。
バラ鑑賞と一緒に楽しめるカフェメニュー



温室2階のカフェでは、バラ鑑賞にちなんだ特別メニューを提供しています。
バラのパンケーキ(650円)やローズサイダーフロート(450円)、はなぶんパフェ(700円)など、見た目も美しいスイーツが揃っています。

また、園内で採れたハーブとエディブルフラワーを使用したガーデンピザ(800円)も人気メニューです。
期間限定イベントも開催


5月31日(土)と6月1日(日)には「バラ園でカフェ」イベントが開催され、ケーキとコーヒーのセット(600円)を楽しめます。

また、6月29日(日)までの土日には春のフラワーコンサートも開催されており、社会人や学生による音楽やダンスの公演を無料で観覧できます。
バラと一緒に楽しめる季節の花々

バラの見頃時期には、園内でほかの美しい植物も楽しむことができます。
5月27日(火)~6月15日(日)まではアジサイの小川が出現し、アジサイ園までの道のりを楽しめます。



ほかにも、近畿エリア最多級のクレマチスや、食虫植物のサラセニア、「貴婦人の耳飾り」という美しい別名を持つフクシアも花を咲かせます。



また、準絶滅危惧種に指定されている貴重なアサザ、色鮮やかなサルビア(ガラニチカ等)、キダチベゴニアなど、バラと合わせて多彩な花の競演を観賞できます。
この機会に、バラの香りに包まる「大阪府立花の文化園」で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
■大阪府立花の文化園のバラ園
バラの見頃:例年5月中旬~6月中旬頃
開園時間:9:30~17:00(3月~9月)
場所:大阪府立花の文化園
所在地:大阪府河内長野市高向2292-1
入園料:大人580円、高校生290円
定休日:毎週月曜(月曜が祝日の場合は翌日)
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いこーよとりっぷ編集部
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