
初夏の神秘的な花景色を満喫
奥日光でクリンソウが見頃!
栃木県日光市の奥日光で、初夏の訪れを告げるクリンソウが、2025年6月上旬~下旬まで見頃を迎えます。
特に中禅寺湖畔の千手ヶ浜では、全国的にも珍しいクリンソウの大群落が広がり、新緑の中で神秘的な風景を楽しめます。
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奥日光の初夏を彩るクリンソウ

クリンソウは日本に自生するサクラソウの中で最も大きな種類で、山あいの湿地などに育ちます。
高さ数十センチに伸びる茎を中心に、何段かにわたって輪のように花を咲かせる姿が特徴的で、この花の咲き方が、寺の塔の屋根飾り「九輪(くりん)」に似ていることから、クリンソウという名前が付けられました。
白やピンク、色とりどりの美しい花を咲かせ、初夏の奥日光を鮮やかに彩ります。
全国屈指の大群落「千手ヶ浜」の見どころ

中禅寺湖の西の端に位置する千手ヶ浜には、南北2キロメートルにわたってミズナラやハルニレの林など豊かな自然が広がっています。
この場所には全国的にも珍しいクリンソウの大群落があり、6月上旬~下旬ごろまでの開花時期には例年多くの観光客やカメラマンで賑わいます。
日光開山の祖である勝道上人が、かつて千手観音を見て建てたといわれる千手観音堂があったことから「千手ヶ浜」と名付けられた、歴史ある場所でもあります。
露天風呂からも楽しめるクリンソウ

千手ヶ浜のほか、「休暇村日光湯元」の露天風呂からもクリンソウを間近で観賞できます。日中や早朝の明るい時間に、温泉につかりながら新緑の木々と鮮やかなクリンソウを眺める、優雅なひとときを過ごしてみるのもいいですね。
初夏の奥日光で、神秘的なクリンソウの風景を親子でゆっくりと満喫してみてはいかがでしょうか。都会の喧騒から離れた自然豊かな環境で、子供にとっても貴重な自然体験となることでしょう。
■クリンソウ観賞情報
開催期間:2025年6月上旬〜6月下旬頃
観賞場所:千手ヶ浜、竜頭の滝下駐車場脇、休暇村日光湯元露天風呂
所在地:栃木県日光市湯元温泉(休暇村日光湯元)
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いこーよとりっぷ編集部
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