
【地域おこし協力隊が紹介】新潟県小千谷市で大自然と伝統文化を満喫
着任した地域に移り住み、まちの活性化のために活躍する「地域おこし協力隊」。彼らに各地の魅力をリサーチする連載の第4弾!
今回は、新潟県の地域おこし協力隊組織「ニイガタコラボレーターズ」の佐藤和輝(さとうかずき)さんが登場。新潟県小千谷市(おぢやし)で錦鯉の海外販路を拡大する業務を行う佐藤さんに小千谷市のおすすめ情報を聞きました。
※画像提供:新潟県観光協会
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
豊かな自然と伝統文化が魅力的な小千谷市

新潟県のほぼ中央に位置する小千谷市。JR「新潟駅」から車で約1時間、高速道路のICも近く、アクセスも良好なまちです。
「小千谷市は、豊かな自然に囲まれたまちです。春から秋にかけては過ごしやすく、特に夏は豊かな自然の中で思いっきり遊ぶことができます。冬は豪雪地帯ですが、その分、雪を楽しめるアクティビティが充実しており、親子で雪遊びを満喫するのに最適な場所ですよ」と佐藤さん。
年間を通してさまざまな遊び方ができるのが魅力だとも。「春から秋にかけてはアウトドア、冬は雪遊びが楽しめるため、何度訪れても新たな楽しみを見つけられると思います」(佐藤さん)

また、豊かな自然だけでなく伝統文化が根付くまちでもあります。
「錦鯉と花火の生産地として世界的に有名で、美しい錦鯉と花火を間近で感じることができます。
また、地元の方々が温かく、親子で訪れても安心して過ごせるまちです。のんびりとした雰囲気の中で、自然や歴史に触れながら、子供と一緒にゆったりした時間を楽しめます」(佐藤さん)
佐藤さんの活動をご紹介!
新潟県小千谷市を拠点に錦鯉の海外販路の拡大業務などに携わっています。
小千谷市のおすすめスポット
小千谷市へおでかけをするなら、ぜひ立ち寄ってほしいおすすめスポットを佐藤さんに聞きました。
【おすすめスポット1】山本山高原

「絶景の広がるスポットで、4月下旬~5月は菜の花畑、8月はひまわり畑、7月と9月にはそば畑が見頃を迎え、訪れたみなさんを四季折々に彩り迎えてくれます。親子でハイキングをしたり、ピクニックをしたりするのに最適ですよ」(佐藤さん)
【おすすめスポット2】錦鯉の里

新潟県小千谷市は、“錦鯉発祥の地”といわれています。「錦鯉の里」は、その歴史を学び、養殖されている錦鯉が展示されている世界唯一の錦鯉のテーマパークです。
「日本が誇る美しい錦鯉を間近で見ることができます。エサやり体験もでき、親子で楽しい思い出が作れますよ」(佐藤さん)
小千谷市のおすすめイベント
小千谷市で開催されるおすすめイベントを聞きました。
【おすすめイベント1】おぢやまつり

毎年8月に3日間にわたり開催される「おぢやまつり」。例年、民謡流しや子供みこし、花火大会、闘牛パレードなど、連日見どころいっぱいの市民総出でにぎわうイベントです。
「たくさんの屋台や伝統的な踊りが楽しめる夏祭り。特に『からくり万灯』が子どもたちに大人気!」(佐藤さん)
■「おぢやまつり」2025年開催情報
開催日:2025年9月12日(金)、13日(土)
打ち上げ場所:「浅原神社」裏手
【おすすめイベント2】浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(片貝まつり)

江戸時代から続いているといわれる「浅原神社」の秋の例大祭。神社への奉納として花火が打ち上げられ、“越後三大花火”(※)のひとつといわれています。
「世界最大級の四尺玉花火が打ち上げられる圧巻の花火大会。花火職人が住むまちであがる、世界最大級の花火は見事です! 座席確保が難しいので、事前に情報収集必須です」(佐藤さん)
※越後三大花火:ぎおん柏崎まつり海の大花火大会(柏崎市)/長岡まつり大花火大会(長岡市)/浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(小千谷市)
■「浅原神社秋季例大祭奉納大煙火(片貝まつり)」2025年開催情報
開催日:2025年9月12日(金)、13日(土)
打ち上げ場所:「浅原神社」裏手

小千谷市内では、花火大会をメインにした夏祭りがいくつも開催されています。そのなかでも佐藤さんのいちおしが、市内の真人町(まっとちょう)地区の花火大会です。
「ローカルな花火大会ですが、花火の迫力と広いスペースでゆったり見られることを含めた贅沢(ぜいたく)さは私史上No.1で、本当は教えたくないほどです! 家族でゆっくり夜空に広がる大迫力の花火を楽しめます」(佐藤さん)
自然に癒やされ、古き良き日本の伝統文化に学びを得られる小千谷市。ぜひ、親子で遊びに出かけてみてくださいね。
とりっぷノート♪ニイガタコラボレーターズとは?

新潟県が取り組むべき広域的な施策を推進し、広域的な地域課題を解決するために活動している新潟県が委託する地域おこし協力隊。さまざまな分野で“グッとコラボレーション”し、地域の振興を図っています。2025年3月の時点で17人の隊員が参画しており、現在も新たな隊員を募集しています。
記事を書いた人

浜田彩
いこーよとりっぷ編集部員/好奇心の赴くままに生きる娘2人のママ。大人も子供も楽しめて、おトク感があるおでかけ場所の情報収集中! 郷土料理や地酒、二次元が好き。限定ものにとことん弱い。
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