半田市PR大使・平野泰新が推し名所、名物、イベント紹介
更新日2025年07月18日/公開日2025年07月18日

半田市PR大使・平野泰新が推し名所、名物、イベント紹介

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歴史・文化を感じる
愛知県半田市、ほか

愛知県半田市出身で、東海地方を中心に活動するボーイズグループ「MAG!C☆PRINCE」のメンバーとして活躍する平野泰新(ひらのたいしん)さん。「半田市PR大使」として、地元の魅力を全国に発信している平野さんに、おすすめスポットや名物について伺いました!

※施設やイベントの情報は変更になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください

愛知県半田市の詳しい情報はこちら

情緒ある美しい光景に歴史や文化が薫る半田市

愛知県半田市にある半田運河(画像提供:半田市)
愛知県半田市にある半田運河(画像提供:半田市)

愛知県の知多半島に位置する半田市。江戸時代から酒造業や醸造業で栄えた歴史があり、現在も半田運河など風情ある街並みが残る印象的なまちです。

高校、大学時代に一度は県外に出たものの、現在は再び半田市で暮らす平野さん。一度外に出たからこそわかる地元の魅力について次のように話します。

「当たり前に見ていた運河の景色が、地元の外から見ると美しいものだったり、歴史や文化が生活に溶け込んでいるまちだと思います。幼い時から、このような環境で過ごしていたのは、すごく貴重な経験だったなと思います」(平野さん)

半田市PR大使として、テレビ、ラジオなどのメディアにも出演。地元の魅力を紹介します
半田市PR大使として、テレビ、ラジオなどのメディアにも出演。地元の魅力を紹介します

また、子供の頃の心に残る原風景として、市内の公園での外遊びを挙げる平野さん。

「もともと住んでいた時はそこまでわからなかったんですけど、半田市って“程よく田舎で程よく都会”なんです。思い返してみると、暮らすには十分な店があり、思い切り体を動かせる公園や自然があり、学生時代も名古屋に遊びに行かなくてもしっかり楽しめていましたね」(平野さん)

1日に何カ所もの公園をハシゴして遊んでいたと楽しそうに話す平野さん。現在、バラエティ番組などで見せる抜群の運動神経は、半田市の自然の中で育まれたのかもしれません。

半田市が生んだ作家・新美南吉も誇り

半田市内にある「新美南吉記念館」の様子
半田市内にある「新美南吉記念館」の様子

代表作「ごんぎつね」などで知られる児童文学作家の新美南吉さんも半田市出身です。市内には、「新美南吉生家」「新美南吉記念館」などがあります。

「県外に出て『どこに住んでいるの?』と聞かれたとき、『新美南吉さん知らない?』というとみなさん知っているんですよね。教科書にも載っているすごく有名な作家で、半田市民としては誇りに感じます」(平野さん)

「新美南吉記念館」の詳しい情報はこちら

平野さんイチオシ!半田市おすすめスポット

半田市を訪れたら、ぜひ立ち寄ってほしいおすすめスポットを平野さんに教えてもらいました。

【おすすめスポット1】半田運河

半田運河周辺エリアは散策路として人気(画像提供:半田市)
半田運河周辺エリアは散策路として人気(画像提供:半田市)

江戸時代に海運業で栄えた半田運河。黒壁の蔵が建ち並ぶ美しい街並みは、どこで撮っても映える撮影スポットとしても人気です。

エリア内には、「ミツカンミュージアム」や「國盛 酒の文化館」などの体験型の見学施設も充実。楽しみながら学べる施設が多く、子供から大人まで新たな発見がある場所です。

癒しの散歩道

「半田運河はすごくきれいで、写真を撮っても映える場所です。僕も運河沿いをゆっくり散歩するのが好きで、気分をリフレッシュしたいときに行きます。ゆったりした休日を過ごすことができる魅力的な癒やしの場所ですよ」(平野さん)

「半田運河」の詳しい情報はこちら(外部サイト)

【おすすめスポット2】半田赤レンガ建物

外観はもちろん建物内もレトロな雰囲気が漂っています(画像提供:半田市)
外観はもちろん建物内もレトロな雰囲気が漂っています(画像提供:半田市)

1898年(明治31年)に「カブトビール」の製造工場として建設された、歴史ある赤レンガの建物。

現在は観光施設として生まれ変わり、建物内の常設展示室では、半田赤レンガ建物やカブトビール誕生の歴史を学ぶことができます。カフェやショップでは、復刻されたカブトビールを味わうことができます

世代を超えて楽しめる場所

「建物内に入ると、大人は懐かしく、子供は新鮮さを感じる場所だと思います。年代問わずおすすめできる半田のおすすめスポットです」(平野さん)

「半田赤レンガ倉庫建物」の詳しい情報はこちら(外部サイト)

【おすすめスポット3】伊東合資

伊東合資の外観(画像提供:半田市)
伊東合資の外観(画像提供:半田市)

1788年(天明8年)創業の酒蔵を改装して作られた「伊東合資(いとうごうし)」は、食、酒そしてイベントを楽しめる複合施設です。

登録有形文化財の蔵を活かしたカフェやレストランでは、地元食材とお酒やノンアルコールドリンクとのペアリングが楽しめます。季節のイベントもあり、親子で訪れるのにぴったりです。

重厚感ある空間で上質な時間を

「古き良き日本の雰囲気が詰まった場所で、お酒の飲み比べや買い物など、いろんな楽しみ方ができます。気軽に遊びに行って、気がついたら長い時間を過ごしているような、居心地の良い素敵な場所だなと思います」(平野さん)

「伊東合資」の詳しい情報はこちら(外部サイト)

平野さんイチオシ!半田市おすすめイベント

半田市では一年を通して魅力的なイベントが開催されています。平野さんが特におすすめする注目のイベントをご紹介します。

【おすすめイベント1】はんだ山車まつり

過去開催時の様子(画像提供:半田市)
過去開催時の様子(画像提供:半田市)

5年に一度開催される愛知県半田市の壮大な祭典「はんだ山車(だし)まつり」。市内10地区から31輌の山車が一堂に集結する全国的にも有名なイベントです。

山車の上で披露されるからくり人形や、大きな山車が急カーブを曲がる迫力の曳(ひ)き廻しは必見。夜の「宵(よい)祭り」では、提灯(ちょうちん)に彩られた山車が幽玄な美しさを演出します。

山車が集合する光景は圧巻!

31輌の山車が集まる光景は圧巻です。また、ひとことで山車といっても、装飾などに違いがあり、それぞれがアーティスティックというか、芸術的なものを感じます。ぜひ見に来てほしいですね」(平野さん)

■「はんだ山車まつり」次回開催情報
次回の開催は、2027年(令和9年)10月の予定です。

「はんだ山車まつり」公式サイト(外部サイト)

【おすすめイベント2】亀崎潮干祭

過去開催時の様子(画像提供:半田市)
過去開催時の様子(画像提供:半田市)

毎年5月3日、4日に開催される「亀崎潮干祭(かめざきしおひまつり)」。ユネスコ無形文化遺産にも登録されている伝統的な祭礼で、最大の見どころは山車を潮干の海浜に曳き下ろす勇壮な光景です。

5輌の山車が海浜を駆け下り、波打ち際に並ぶ姿は勇壮・華麗。海浜に山車を曳き下ろすという全国でも珍しい祭りの形態で、多くの観光客が訪れます。

山車の迫力を体感して

「山車を海浜に曳き下ろすお祭りは迫力があります。潮干祭ならではのお祭り風景をぜひ直に見てほしいですね」(平野さん)

■「亀崎潮干祭」2026年の開催予定情報
開催日:
2026年5月3日(日・祝)、5月4日(月・祝)
会場:愛知県半田市亀崎町

「亀崎潮干祭」公式サイト(外部サイト)

【イチオシイベント3】ごんの秋まつり

彼岸花が満開になった矢勝川(やかちがわ)の様子(画像提供:半田市)
彼岸花が満開になった矢勝川(やかちがわ)の様子(画像提供:半田市)

半田市出身の新美南吉の代表作「ごんぎつね」の「ごん」の名前を冠したイベント。矢勝川沿いに約300万本の彼岸花が咲き誇る時期に開催される秋の風物詩です。

秋まつり期間中は、市民によるさまざまな企画が毎年催されます。

童話の風景が広がる絶景

■「ごんの秋まつり」2025年開催情報
開催日:
2025年9月下旬~10月上旬(予定)
会場:新美南吉記念館周辺・矢勝川堤

「半田市観光ガイド」イベントページ(外部サイト)

平野さんイチオシ!半田市おすすめグルメ

平野さんが子供の頃から愛してやまない半田ならではの郷土食を紹介します。

【おすすめグルメ1】生せんべい

「生せんべい」は通信販売などで購入できます(画像提供:半田市)
「生せんべい」は通信販売などで購入できます(画像提供:半田市)

愛知県知多半島の特産品「生せんべい」は、半田市の老舗和菓子店「総本家 田中屋」が販売する銘菓。もちもちとした歯ざわりで黒砂糖と蜂蜜のほのかな甘みが特徴の半生菓子です。

純内地米を精米・製粉し、砂糖と蜂蜜を加えて薄くのばして乾燥させて作ります。

平野さんにとってまさに故郷の味

「子供の頃から当たり前に食べていたおやつで、県外に出るまで、生せんべいって、どこにでもあるものだと思っていました。もちもちした食感が特徴でスタンダードなものは白と黒糖の2種類があります。どちらかというと僕は白が好きですね」(平野さん)

「総本家 田中屋」公式サイト(外部サイト)

【おすすめグルメ2】尾州早すし

一度は食べておきたい「尾州早すし」(画像提供:半田市)
一度は食べておきたい「尾州早すし」(画像提供:半田市)

江戸時代のレシピをもとに、半田市で復活した「尾州早(びしゅうはや)すし」。1貫が現在の握り寿司の約2.5倍ほどの大きさがあります。半田特産の粕酢(赤酢)「三ツ判(R)山吹(R)」(みつはんやまぶき)で調味するのが特徴です。

粕酢は、江戸時代に中野又左衛門(「ミツカン」創業者)が半田市で生み出したもので、粕酢が広まったことで上流階級の食べ物だった寿司が庶民にも親しまれるようになったという歴史があります。

想像を超えるボリュームに大満足

「『大きいって言ってもそんなことないでしょ』と侮ってはいけません。1~2個でお腹いっぱいになりるので注意してくださいね(笑)」(平野さん)

「尾州早すし」の詳しい情報はこちら(外部サイト)

平野さんおすすめの半田市での過ごし方

亀崎地区の古井戸。半田市内には絵になる景色がいっぱい(画像提供:半田市)
亀崎地区の古井戸。半田市内には絵になる景色がいっぱい(画像提供:半田市)

最後に半田市の魅力を最大限に感じられる、おすすめの過ごし方を教えてもらいました。

平野さんがおすすめするのは、時間に余裕を持ったまち歩きです。

「半田市内は、観光スポットが密集していて徒歩でも回りやすいです。スポット間の移動の道もちょっとおしゃれだったりもするので、歩きながらいろんな発見があると思います。自分で歩いて、いい景色を見つけたときってちょっとうれしくなりますよね。半田市には、そんな小さな幸せがたくさんあふれています。自分らしくゆったり過ごせる半田市にぜひ遊びに来てください!」(平野さん)

プロフィール

1995年2月15日、愛知県半田市出身。青森山田高校男子新体操部キャプテンとして新体操で高校総体優勝。モンスターボックス世界記録保持者(23段3m06cm)。

2015年3月に「MAG!C☆PRINCE」のメンバーとしてデビュー。2019年に半田市として初のPR大使に就任し、2025年現在で6年目。2024年3月にグループの音楽活動休止後は、舞台やミュージカルで主演を務め、俳優として幅広く活躍中。

平野泰新 公式Instagram

「MAG!C☆PRINCE」公式サイト(外部サイト)

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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