夏に食べたい!野菜たっぷり
北信州の郷土料理「やたら」
長野県の北エリア、北信州の山村の家庭で伝承されてきた郷土料理「やたら」。野菜や漬物を細かく刻んで混ぜ合わせたもので、夏にさっぱりと食べられるうえ、栄養も満点!
そんな「やたら」が受け継がれている長野県飯綱町(いいづなまち)では、2023年8月1日(火)~31日(木)に「信州・飯綱町やたら祭り」を開催。18軒の飲食店で“やたら料理”が食べられます。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、飯綱町公式サイトなどをご確認ください
北信州に受け継がれる伝統の味「やたら」ってどんな料理?
「やたら」とは、茄子(なす)、きゅうり、みょうがなどの夏野菜や漬物を細かく刻み混ぜ合わせた伝統的な家庭料理。“やたら”と何でも刻んで入れたり、“やたら”とおいしいことから、「やたら」と呼ばれるようになったといわれています。
ふりかけのようにご飯にかけて食べられることが多く、暑くて食欲がない夏でも、さっぱりと食べやすいため、重宝されてきました。
「やたら」に入れる野菜は、各家庭によって違いますが、共通して入っているのは「ぼたんこしょう」と呼ばれる青唐辛子です。
ピーマンのようにコロンとした形の「ぼたんこしょう」は、温暖な気候で栽培される通常の唐辛子とは異なり、涼しい気候でよく育つのが特徴で、古くから北信州で栽培されてきた食材です。
「やたら」伝承のまち、飯綱町で食べ比べ♪
「信州・飯綱町やたら祭り」期間中は、町内の飲食店18店舗で「やたら」を使ったオリジナルメニューが食べられます。参加店舗やメニューは、飯綱町の公式サイトをチェックしてくださいね。
スタンプラリーに参加して飯綱町の特産品をもらおう
「信州・飯綱町やたら祭り」では、食べ歩きをより楽しめるスタンプラリーも実施されています。イベント期間中、該当18店舗で“やたらメニュー”を2品食べると1口応募可能! 抽選で飯綱町の特産品が当たります。
厳しい暑さが続く2023年の夏。北信州のおいしい郷土料理「やたら」を食べて、親子で元気に乗りきましょう。
■信州・飯綱町やたら祭り
開催期間:2023年8月1日(火)~31日(木)
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
- ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。