
北海道&東北の絶景ひまわり畑9選
おすすめの穴場や見頃も紹介!2025
この記事では、親子におすすめしたい北海道&東北エリアの向日葵(ひまわり)畑を9カ所ご紹介します。
日の光を浴びながら、たくさんの向日葵が一斉に黄色い花を咲かせる様子は見ごたえ抜群! 見頃の時期にはイベントも多数行われます。夏休みの思い出作りにぴったり&ドライブ派の家族にもおすすめなので、ぜひチェックしてください。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
【北海道美瑛町】ぜるぶの丘
SNS映え抜群!色とりどりのアートのような花畑

「ぜるぶ」とは、「かぜ」「かおる」「あそぶ」の最後の文字3つをとって名付けられたもの。
「さわやかな風薫る丘でみんなで楽しく遊ぶ」をテーマにした観光農園で、雄大な大自然を背景に向日葵、サルビア、ラベンダーなど約30種類もの花々が咲き誇ります。
向日葵の見頃は、例年6月下旬〜8月と、9月中旬〜10月上旬の2回。

赤、白、紫など色とりどりに咲き誇る花々と、黄色い向日葵のコントラストはまさに絶景です。展望台からは「ケンとメリーの木」も眺められますよ。バギーやカートで園内をめぐるのもおすすめです。
■スポット概要&開花情報
所在地:北海道上川郡美瑛町大三
見頃の時期:例年6月下旬~8月、9月中旬~10月上旬
開園期間:例年4月下旬~10月上旬(冬季休業)
営業時間:9:00~17:00
定休日:不定休
料金:入園無料
アクセス:
車:道央自動車道・旭川鷹栖ICから約50分
電車:JR富良野線「美瑛駅」からタクシーで約5分
【北海道北竜町】北竜町ひまわりの里
日本最大規模の作付面積を誇る“向日葵のまち”

「北竜町ひまわりの里」は、北海道旭川市と留萌市の間にある北竜町(ほくりゅうちょう)にあるスポットです。
1979年の夏、当時の北竜農協職員が研修で訪問した旧ユーゴスラビアの向日葵畑に感動して、帰国後に栽培をスタート。その後もまちのボランティアグループが中心となって栽培に取り組んでいます。
現在では、町内に広がる東向き斜面の丘23.1ヘクタールに約200万本の向日葵が咲く名所になりました。
夏の間、30日以上に渡り敷地内のどこかで向日葵を観賞できますが、なかでもおすすめの時期は8月上旬。一面が満開になり、思わず「すごい!」と声がもれてしまうほどの絶景が楽しめます。
2025年イベント情報:ひまわりまつり
例年7月下旬~8月下旬にかけて、「ひまわりまつり」が開催されます。
期間中は「ひまわり迷路」「遊覧車」などの常設イベントのほか、エア遊具の設置やプロレス大会、「メロンまつり」といった期間限定イベントも盛りだくさん!
開催期間:2025年7月20日(日)〜8月18日(月)
入場料:無料(ひまわり迷路は有料)
■スポット概要&開花情報
所在地:北海道雨竜郡北竜町字板谷143-2
見頃の時期:例年7月下旬~8月下旬
開園時間:常時開園(冬期は雪で埋まり訪問不可)
アクセス:
車:道央自動車道・沼田ICから約10分
電車:JR函館本線「滝川駅」から空知中央バス「北竜」行きに乗車(約40分)、「北竜中学校前」バス停で下車後、徒歩で約3分
【北海道名寄町】なよろひまわり畑
500万本を超える向日葵の黄色いじゅうたんがまちを包み込む

北海道名寄市は、向日葵に包まれるまち。市内では例年総数500万本を超える向日葵が作付され、例年7月下旬から8月中旬にかけて、総面積約50ヘクタール(札幌ドーム9個分)の広大な敷地に向日葵の花が咲き誇ります。
向日葵の種類は観賞用、畑の緑肥用、向日葵油用の3種類。メインの観賞スポットは「北海道立サンピラーパーク」の「風の丘」です。
また「農業・環境・健康研究所 名寄研究農場」では、農場の約20ヘクタールの敷地のなかに広大な向日葵畑があります。農業研究のほか、農場公開イベント、収穫体験なども行っています。
2025年イベント情報:なよろひまわりまつり
2025年は8月2日(土)~8月17日(日)に「北海道立サンピラーパーク」のひまわり畑で開催されます。
期間中は、ひまわり観光案内所が設置され、写真撮影も気軽に依頼できます。旬の特産品やオリジナルグッズ、大人気の「削りいちご」などの販売も行われます。巨大文字オブジェ「NAYORO」や展望台、ひまわりドアなどのフォトスポットも登場。
さらに、有料(1輪200円・2輪目以降1輪100円)でひまわりの摘み取り&ラッピング体験も楽しめます。
最新情報はなよろ観光まちづくり協会Instagramでも随時更新中です。ぜひ、期間限定の名寄の絶景をお楽しみください。
■スポット概要&開花情報
見頃の時期:例年7月下旬~8月中旬
開園時間:常時開園
所在地:北海道名寄市名寄市智恵文7線北2
料金:入園無料
アクセス:電車:JR宗谷本線「名寄駅」から車で約15分
【北海道大空町】大空町の向日葵畑
全国的にも珍しい飛行機と向日葵のコラボも!

北海道の北東部に位置する大空町は、合計200万本もの向日葵が咲くおすすめスポット。
このまちは、2006年に女満別町と東藻琴村(ひがしもことむら)が合併して誕生しました。町内に咲く向日葵は、農家が小麦の刈り取り後に畑の肥料用として利用しています。
例年8月中旬には「女満別(めまんべつ)空港」周辺の広大な向日葵畑が見頃を迎え、北海道の短い夏を彩る名所になります。
■スポット概要&開花情報
所在地:
北海道網走郡大空町女満別中央254
見頃の時期:例年8月中旬
アクセス:JR石北本線「西女満別駅」または「女満別駅」から車で2~5分
【山形県鶴岡市】月山高原ひまわり畑
霊峰・月山を望む高原に100万本の向日葵が咲き誇る

山形県鶴岡市の「月山(がっさん)高原ひまわり畑」は、パワースポットとして名高い霊峰・月山を間近に望む高原に広がるスポット。約4.3ヘクタールの敷地に100万本もの向日葵が咲き誇る名所です。
かつては牧草地だった地域で、2010年から向日葵栽培を始めました。
敷地内は傾斜地になっているため、見頃の時期は遠くからでも向日葵を見渡せます。畑の中に設置されている見晴し台から眺める光景も壮大で、おすすめです。
■スポット概要&開花情報
所在地:山形県鶴岡市羽黒町川代字東増川山47-1687
見頃の時期:例年8月上旬~8月下旬
料金:入場無料
アクセス:
車:山形自動車道・鶴岡ICから約40分
電車:JR羽越本線「鶴岡駅」から車で約30分
【宮城県加美町】やくらいガーデン
宮城県加美町にある「やくらいガーデン」は、総面積15万平方メートルを有し、400種類の植物が栽培される花の名所です。四季折々の花々が咲き誇る広大な庭園として、多くの人々に親しまれています。
ローズガーデンやふるるの丘など8つのテーマガーデンで構成され、いつ訪れても季節ごとの花々を楽しめます。園内にはツリーハウスやカラフルなモニュメントが点在し、写真映えスポットも充実しています。
10月上旬から12月クリスマスまで園内がライトアップされ、幻想的な夜の雰囲気を堪能できます。
近隣のお食事処「やくらいハイツ」では、自家製ダレで味わうジンギスカンが人気。ニンニクやリンゴが効いたタレはお土産としても好評です。テラス席からはガーデンを一望でき、ペット席や座敷も完備。小さな子供連れでも安心して食事が楽しめます。
2025年イベント情報:アンブレラスカイ
2025年6月21日(土)~8月24日(日)の期間、園内で「アンブレラスカイ」が開催されます。
1,000本以上のカラフルな傘が空を彩り、晴れの日も雨の日も幻想的な光景を楽しめます。ネモフィラ、バラ、紫陽花、ひまわりなど、同時期に咲く季節の花々とともに観賞するのもおすすめです。
■スポット概要&開花情報
見頃の時期:例年8月上旬(ひまわり)
開園時間:10:00~17:00(4月中旬~10月、最終入場16:30)
所在地:宮城県加美郡加美町味ケ袋薬来原1-9
アクセス:【車】東北自動車道「古川IC」から約40分、「大和IC」から約50分
休園期間:12月~4月中旬
入園料:大人800円、小人200円(小中学生)、幼児・障がい者無料
駐車場:800台
ペット:キャリングケースまたはペット用カート利用で入園可(カートは1台500円でレンタル可)
【宮城県大崎市】三本木ひまわりの丘
6ヘクタールの丘に42万本もの向日葵が咲き乱れる

宮城県の北部にある大崎市は、2006年に1市6町が合併して誕生した新しい市。
旧三本木町にある「ひまわりの丘」は、見頃の時期になると約6ヘクタールの丘に42万本もの花が咲く名所です。いちばんの盛りは例年8月10日前後。一面がびっしりと黄色に覆われ、見る人を圧倒します。
2025年イベント情報:ひまわりまつり
夏には「ひまわりまつり」が開催され、例年、向日葵の種を利用した食用油、お菓子、麺などの特産品も会場で販売されます。
開催日程:2025年7月26日(土)~8月17日(日)
入場料:協力金あり
■スポット概要&開花情報
見頃の時期:例年8月上旬~8月中旬
アクセス:
車:①東北自動車道・三本木スマートICから約5分 ②東北自動車道・古川ICから約20分
バス:JR陸羽東線「古川駅」からミヤコーバス「三本木音無」行きに乗車(約30分)、「三本木音無」バス停で下車後、徒歩で約10分
【福島県喜多方市】三ノ倉高原ひまわり畑
8.3ヘクタールの広大な敷地に約200万本の向日葵が咲き乱れる

福島県喜多方市にある「三ノ倉高原ひまわり畑」。会津盆地を一望できる「三ノ倉スキー場」のゲレンデを利用し、春には菜の花、夏には向日葵が咲き乱れる名所です。
東北最大規模となる約8.3ヘクタールの開放的な場所に、約200万本の向日葵が咲く景観は、息をのむ美しさ。
2025年イベント情報:ひまわりフェスタin三ノ倉高原花畑
2025年8月4日(月)~8月24日(日)の期間、「三ノ倉高原スキー場」で「三ノ倉高原ひまわりフェスタ2025」が開催されます。
期間中はウォークラリーやコンサート、摘み取り体験など多彩なイベントを実施。また、山小屋くららでは「ひまわりカレー」や「冷やし喜多方ラーメン」、三ノ倉産ハチミツを使った「ひまわりソフト」などフェスタ限定メニューも楽しめます。
花畑整備のため、普通車1台1,000円、バイク1台500円の協力金が必要です。
■スポット概要&開花情報
見頃の時期:例年8月中旬~9月上旬
アクセス:
電車:JR磐越西線「喜多方駅」から車で約25分
車:磐越自動車道・会津若松ICから約50分
【福島県郡山市】郡山布引風の高原
磐梯山や猪苗代湖を背景に風車と向日葵が並ぶ

福島県郡山市の布引(ぬのびき)高原は標高約1,000mの場所にあり、磐梯山や猪苗代湖が一望できる名所です。周囲には高さ約100mの風力発電を行う風車が33基立ち並んでいることから「風の高原」とも呼ばれています。
毎年8月中旬から9月上旬の見頃になると、広さ約4ヘクタールの敷地に約20万本の向日葵が咲き誇ります。例年5月中旬からは菜の花、秋はコスモスが咲き、季節ごとに訪れたいスポットです。
2025年イベント情報:郡山布引風の高原まつり2025
向日葵が見頃となる例年8月下旬に「布引風の高原まつり」が行われます。毎年「高原ひまわりウォーク」「大根・キャベツ収穫体験」「バルーンショー」など子供が喜ぶ催しが企画されています。
2025年は8月24日(日)10時から開催される予定ですが、イベント内容詳細は未定です。
■スポット概要&開花情報
見頃の時期:例年8月中旬~9月上旬
開園時間:例年4月下旬~10月下旬(冬季は車両通行止めで閉鎖)
料金:無料
アクセス:車:①東北自動車道・郡山南ICから約45分 ②磐越自動車道・猪苗代磐梯高原ICから約40分
北海道&東北にある向日葵の名所をご紹介しました。10月まで見頃が続くスポットもあるので、夏に向日葵畑を見逃してしまった親子にもおすすめ。見るだけで元気をもらえる景色を存分に楽しんでくださいね!
※本記事はよりみち情報サイト「ロコナビ」で掲載されていた記事(2018年8月掲載)の譲渡を受け、掲載しています。イベント情報や施設情報など内容の一部は2025年の最新情報に差し替えを行い、掲載をしています。
記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部
「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。
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