【2026】山肌を染めるピンクの絨毯!ミヤマキリシマの名所8選 登山なし&親子で楽しめる絶景スポット厳選
更新日2026年04月27日/公開日2026年04月27日

【2026】山肌を染めるピンクの絨毯!ミヤマキリシマの名所8選 登山なし&親子で楽しめる絶景スポット厳選

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長崎県雲仙市、大分県別府市

GW(ゴールデンウィーク)から初夏にかけて、九州の見頃を迎えるミヤマキリシマ。かつて坂本龍馬が絶賛したと伝わるつつじの仲間で、山一面をやわらかなピンク色に染める景色は、一度は見てみたい絶景です。

今回は、ロープウェイや遊歩道を利用して気軽に楽しめるスポットをピックアップしてご紹介! 標高の高い場所でも無理なくアクセスできるため、親子でのおでかけにもぴったりです。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報は、公式サイトをご確認ください
※例年の見頃を掲載しています。その年の気候により変動しますのでご注意ください

ミヤマキリシマとは?

熊本県阿蘇山の斜面を染めるミヤマキリシマ(画像提供:narutake / PIXTA)
熊本県阿蘇山の斜面を染めるミヤマキリシマ(画像提供:narutake / PIXTA)

ミヤマキリシマは、九州各地の高原や山地に自生するつつじの一種。小ぶりでかわいらしい花が密集して咲くのが特徴です。

GWから初夏にかけて見頃を迎え、山一面がピンク色に染まる絶景が広がります。

どんな環境で育つの?

長崎県にある雄大な火山・雲仙普賢岳(画像提供:ぽすと / PIXTA)
長崎県にある雄大な火山・雲仙普賢岳(画像提供:ぽすと / PIXTA)

九州の火山地帯とその周辺の高原に多く分布し、強い風にさらされ、土の栄養も乏しく、火山灰やガスの影響を受けるような厳しい条件のもとで育ちます。

ほかの植物が育ちにくい場所でもたくましく育つことから、その群生は貴重なものとして、各地で天然記念物にも指定されています。

名前の由来と、歴史に残るエピソード

可憐に咲くミヤマキリシマの花(画像提供:Yoshi-da / PIXTA)
可憐に咲くミヤマキリシマの花(画像提供:Yoshi-da / PIXTA)

「深い山(ミヤマ)に咲くツツジ」という意味をもつミヤマキリシマは、日本の植物分類学の父と称される牧野富太郎によって名付けられました。

また、かつては「きり島つゝじ」とも呼ばれ、幕末の志士・坂本龍馬が新婚旅行で霧島山を訪れた際にこの花を目にし、その美しさを姉への手紙に残したというエピソードも残されています。

それではここから、時代を越えて長く愛されてきたミヤマキリシマの名所をご紹介します。

【長崎県雲仙市】雲仙岳エリア

仁田峠に咲くミヤマキリシマ
仁田峠に咲くミヤマキリシマ

ミヤマキリシマの名所として知られる、長崎県雲仙市。長崎県の県花としても親しまれ、地元では「雲仙つつじ」とも呼ばれています。

標高700m以上の高地に広く群生し、春になると山全体がやわらかなピンク色に染まります。

見頃はエリアごとに少しずつ異なり、例年4月下旬から「雲仙地獄」周辺で咲き始め、「池の原園地」や「宝原園地」、さらに「仁田峠」へと、山をのぼるように移っていくのが特徴です。

こうしたスポットでは駐車場や歩きやすい道が整備されており、気軽に散策を楽しめます。

おすすめスポット:池の原園地

手が届く距離で楽しめる「池の原園地」のミヤマキリシマ
手が届く距離で楽しめる「池の原園地」のミヤマキリシマ

標高約800mにある「池の原園地」は、ミヤマキリシマの群生が見られる代表的なスポットです。約3万平方メートルに自生し、国の天然記念物にも指定されています。

例年5月初旬に見頃を迎え、小さな花が枝いっぱいに咲き広がり、赤やピンクなど色とりどりの景色を楽しめます。

また、雲仙温泉街や、温泉の噴気が立ちのぼる観光名所「雲仙地獄」からもアクセスしやすく、あわせて立ち寄ってみるのもおすすめです。

「雲仙地獄」はこちら!

公式サイト

■スポット概要
所在地:長崎県雲仙市小浜町雲仙
例年の見頃:5月初旬
アクセス:【車】長崎自動車道「諫早IC」から約60分
【電車】JR長崎本線・大村線「諌早駅」から島鉄バスの雲仙方面行きに乗車し、「雲仙」バス停で下車後、徒歩で約20分
駐車場:あり

おすすめスポット:宝原つつじ園地

春の光に映える「宝原つつじ園地」のミヤマキリシマ
春の光に映える「宝原つつじ園地」のミヤマキリシマ

雲仙温泉街の南側、雲仙地獄の一部である小地獄の先に位置する「宝原つつじ園地」も見逃せません。

例年5月上旬には約5万本が見頃を迎え、周辺ではコバノミツバツツジやヤマツツジも咲きそろい、彩り豊かな景色が広がります。

「池の原園地」から車で約10分とアクセスもよく、あわせて巡るのにもぴったりです。

雲仙温泉のおすすめ宿をまとめてチェック

■スポット概要
所在地:長崎県雲仙市小浜町雲仙
例年の見頃:5月初旬
アクセス:【車】長崎自動車道「諫早IC」から約60分
【電車JR長崎本線・大村線「諌早駅」から島鉄バスの雲仙方面行きに乗車し、「小地獄入口」バス停で下車後、徒歩で約35分
駐車場:あり

おすすめスポット:仁田峠

仁田峠ならではの迫力ある風景
仁田峠ならではの迫力ある風景

標高約1,100mに位置する「仁田峠」は、ミヤマキリシマの絶景が楽しめる人気スポットです。

ほかのエリアより開花がやや遅く、例年5月中旬に見頃を迎えます。

空中散歩で楽しむ仁田峠の絶景(画像提供:kattyan / PIXTA)
空中散歩で楽しむ仁田峠の絶景(画像提供:kattyan / PIXTA)

雲仙ロープウェイの発着駅もあり、「仁田峠駅」から「妙見岳駅」までの約500mを3分ほどで移動できます(往復料金は大人1,500円、子供750円で、5歳以下は大人1人につき1人まで無料)。

山上の「妙見岳駅」では、展望台から開放感のある景色が広がり、さらに徒歩5〜6分ほどで、より高い展望所からの雄大な眺めも楽しめます。

■スポット概要
所在地:長崎県雲仙市小浜町雲仙
例年の見頃:5月初旬
アクセス:【車】長崎自動車道「諫早IC」から約60分
【電車】JR長崎本線・大村線「諌早駅」から島鉄バスの雲仙方面行きに乗車し、「小地獄入口」バス停で下車後、徒歩で約35分
駐車場:あり

【熊本県阿蘇市】阿蘇山エリア

仙酔峡に咲くミヤマキリシマ(画像提供:KOROKICHIKUN / PIXTA)
仙酔峡に咲くミヤマキリシマ(画像提供:KOROKICHIKUN / PIXTA)

火山がつくり出した雄大な景色が広がる熊本県阿蘇市。例年5月中旬から6月上旬にかけて、ミヤマキリシマが斜面を彩るように咲き広がります。

なかでも「仙酔峡」や「草千里ヶ浜」は人気の名所。いずれも駐車場周辺から気軽に景色を楽しめ、訪れやすいエリアです。

おすすめスポット:仙酔峡

標高の高い場所ならではの、ダイナミックな群生(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)
標高の高い場所ならではの、ダイナミックな群生(画像提供:Yoshitaka / PIXTA)

阿蘇山の高岳北麓、標高約900mに位置する「仙酔峡」(せんすいきょう)は、“仙人が酔うほど美しい峡谷”といわれる景勝地です。

例年5月中旬に見頃を迎え、一帯がピンク色に染まる絶景が広がります。

仙酔峡から見渡すミヤマキリシマの景色(画像提供:KOROKICHIKUN / PIXTA)
仙酔峡から見渡すミヤマキリシマの景色(画像提供:KOROKICHIKUN / PIXTA)

現地では、散策道を歩きながら楽しめるほか、駐車場付近から気軽に景色を眺められるのも魅力。

阿蘇の自然を紹介するインフォメーションセンターも隣接しており、周辺散策や登山の拠点としても利用されています。

■スポット概要
所在地:熊本県阿蘇市一の宮町宮地
例年の見頃:5月中旬
アクセス:【車】九州自動車「熊本IC」から約60分
【電車】JR豊肥本線「宮地駅」からタクシーで11分
駐車場:あり

おすすめスポット:阿蘇山上・草千里一帯

阿蘇山上広場に咲くミヤマキリシマ(画像提供:SEIYA / PIXTA)
阿蘇山上広場に咲くミヤマキリシマ(画像提供:SEIYA / PIXTA)

親子で気軽に楽しむなら、「阿蘇山上・草千里一帯」もおすすめです。

標高の高い場所まで車でアクセスでき、例年6月上旬には一帯がやわらかなピンク色に染まります。

草千里ヶ浜では乗馬体験も楽しめます(画像提供:KOROKICHIKUN / PIXTA)
草千里ヶ浜では乗馬体験も楽しめます(画像提供:KOROKICHIKUN / PIXTA)

また、「草千里ヶ浜」周辺にはお土産店や飲食店が並び、「阿蘇火山博物館」もあるほか、乗馬体験などのアクティビティも充実。

お花見とあわせて、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力です。

「阿蘇火山博物館」はこちら!

■スポット概要
所在地:熊本県阿蘇市草千里ヶ浜
例年の見頃:6月上旬
アクセス:【車】九州自動車「熊本IC」から約60分
【電車】JR豊肥本線「宮地駅」からタクシーで11分
駐車場:あり

【宮崎県・鹿児島県】霧島山エリア

霧島山を彩るミヤマキリシマ(画像提供:宮崎県観光協会)
霧島山を彩るミヤマキリシマ(画像提供:宮崎県観光協会)

鹿児島県と宮崎県にまたがる火山群「霧島山」も、ミヤマキリシマの名所として知られるエリア。

鹿児島県では県花、霧島市では市花にも指定されており、地域を代表する花として親しまれています。

坂本龍馬ゆかりの地としても知られる「高千穂峰」(たかちほのみね)や、「韓国岳」(からくにだけ)周辺は代表的ですが、いずれも登山が必須なエリアです。

一方で、登山をしなくても気軽に楽しめるスポットもあります。

おすすめスポット:えびの高原 つつじヶ丘

「えびの高原 つつじヶ丘」に咲くミヤマキリシマ(画像提供:宮崎県観光協会)
「えびの高原 つつじヶ丘」に咲くミヤマキリシマ(画像提供:宮崎県観光協会)

「えびの高原 つつじヶ丘」は、霧島山の中でも屈指といわれるミヤマキリシマの群生地。約6万平方メートルの広さに、およそ3万株が自生しています。

見頃は例年5月中旬から6月上旬で、淡いピンクや紫色など、品種ごとに異なる色合いを楽しめます。

「足湯の駅えびの高原」の外観(画像提供:宮崎県観光協会)
「足湯の駅えびの高原」の外観(画像提供:宮崎県観光協会)

群生地は、足湯を備えた観光施設「足湯の駅えびの高原」や、霧島山の自然や歴史を紹介する「えびのエコミュージアムセンター」の駐車場から歩いてすぐ。

散策のあとに足湯でひと休みしたり、自然について学んだりと、花景色とあわせて楽しめるのも魅力です。

えびのエコミュージアムセンター

公式サイト

■スポット概要
所在地:宮崎県えびの市末永1495
例年の見頃:5月中旬〜6月上旬
アクセス:【車】九州自動車道「えびのIC」から約30分
駐車場:あり(えびの高原駐車場)

【大分県】くじゅう連山エリア

くじゅう連山の山肌に広がるミヤマキリシマ(画像提供:公益社団法人ツーリズムおおいた)
くじゅう連山の山肌に広がるミヤマキリシマ(画像提供:公益社団法人ツーリズムおおいた)

大分県に広がる「くじゅう連山」も、ミヤマキリシマの名所として知られるエリアです。

「平治岳」(ひいじだけ)や「大船山」などは人気の観賞スポットですが、いずれも登山が前提。一方で、ドライブを楽しみながら気軽に景色を楽しめる場所もあります。

おすすめスポット:長者原・タデ原湿原

見頃の時期には、周囲の山々でミヤマキリシマが咲き誇ります(画像提供:公益社団法人ツーリズムおおいた)
見頃の時期には、周囲の山々でミヤマキリシマが咲き誇ります(画像提供:公益社団法人ツーリズムおおいた)

長者原に広がる「タデ原湿原」では、木道が整備された湿原の中をゆったりと散策できます。

見頃は、例年5月下旬から6月中旬。くじゅう連山のひとつ「三俣山」(みまたやま)の山肌に咲くミヤマキリシマを見上げることができ、斜面いっぱいに広がる花の景色を楽しめます。

長者原ビジターセンターの外観(画像提供:公益社団法人ツーリズムおおいた)
長者原ビジターセンターの外観(画像提供:公益社団法人ツーリズムおおいた)

また、周辺にはくじゅうの自然や歴史を紹介する「長者原ビジターセンター」もあり、あわせて立ち寄ればくじゅうの自然や歴史を学びながら楽しめますよ。

■スポット概要
所在地:大分県玖珠郡九重町大字田野255-33
例年の見頃:5月下旬〜6月上旬
アクセス:【車】大分自動車道「九重IC」から約30分
駐車場:あり(長者原公共駐車場・長者原ビジターセンター駐車場)

【大分県別府市】鶴見岳エリア

日本三百名山のひとつにも数えられる「鶴見岳」(画像提供:公益社団法人ツーリズムおおいた)
日本三百名山のひとつにも数えられる「鶴見岳」(画像提供:公益社団法人ツーリズムおおいた)

大分県別府市にある「鶴見岳」は、別府温泉の背後にそびえる名山です。平地より10度ほど涼しく、ナイター営業時には別府湾方面の夜景を楽しめるのも魅力です。

例年5月中旬から6月上旬には、「鶴見山上駅」(ロープウェイ山上駅)周辺から山頂までの遊歩道沿いに約5,000本のミヤマキリシマが咲き誇り、華やかな景色が広がります。

おすすめスポット:別府ロープウェイ

別府ロープウェイで気軽に絶景へアクセス(画像提供:公益社団法人ツーリズムおおいた)
別府ロープウェイで気軽に絶景へアクセス(画像提供:公益社団法人ツーリズムおおいた)

山上へは、「別府ロープウェイ」を利用してアクセス可能。

別府市街地から車で約15分の中腹にある「別府高原駅」(標高500m)から、山上の「鶴見山上駅」(標高1,300m)まで、約10分の空中散歩を楽しめます。(往復料金は中学生以上1,800円、4歳以上900円)

見頃の時期には、別府ロープウェイの公式ホームページで開花状況が随時更新されているので、おでかけ前にチェックしてみてくださいね。

■スポット概要
所在地:大分県別府市南立石寒原10番地の7
例年の見頃:5月中旬〜6月上旬
アクセス:【車】大分自動車道「別府IC」から約5分
【電車】JR日豊本線「別府駅」からタクシーで約20分
駐車場:あり

春の山をやさしいピンク色に染めるミヤマキリシマ。気軽に楽しめるスポットを選べば、親子のおでかけにもぴったりです。季節ならではの景色を楽しみに、親子で足を運んでみてくださいね。

記事を書いた人

わかめ

ライター・占い師・音楽家。 朝は原稿、夜はタロット、週末はヘブンアーティスト「わかめとミュゼット」でアコーディナを演奏する子育て主婦です。人前に出るとすぐにお腹が痛くなります。

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