【2026全国】初夏に咲く「サツキ」名所6選 5万株が彩る絶景公園&歴史的名刹まで!つつじとの違いも解説
更新日2026年05月14日/公開日2026年05月14日

【2026全国】初夏に咲く「サツキ」名所6選 5万株が彩る絶景公園&歴史的名刹まで!つつじとの違いも解説

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初夏の訪れとともに、全国各地では「サツキ」が見頃を迎えます。小ぶりながらも華やかな花姿と、赤・白・ピンクの多彩な色あいは、見る人の心を癒します。

この記事では、歴史ある庭園や自然豊かな公園など、全国の“サツキの名所”を厳選してご紹介します。花姿が似ているつつじとの違いも掲載しているので、ぜひチェックして、鮮やかな花々が咲き乱れる景色とともに、初夏ならではの絶景を親子で探しにおでかけしてみませんか?

※トップ画像提供:湯河原町
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は公式サイトをご確認ください

全国で開催される「サツキまつり」はこちら!

サツキとは?

サツキ(画像提供:Tozawa / PIXTA)
サツキ(画像提供:Tozawa / PIXTA)

「サツキ」は、ツツジ科・ツツジ属の常緑低木で、初夏の5月下旬から6月上旬にかけて美しい花を咲かせます。

名前の由来は旧暦の「皐月(さつき)」に咲くことから、その名が名付けられたと言われています。例年、6月初旬にピークを迎えるサツキは、初夏の風物詩として日本各地で親しまれている花です。

ツツジとは何が違うの?

(左)サツキ(画像提供:dorry / PIXTA)、(右)ヤマツツジ(画像提供:唐柿 実 / PIXTA)
(左)サツキ(画像提供:dorry / PIXTA)、(右)ヤマツツジ(画像提供:唐柿 実 / PIXTA)

ツツジに似た花姿をしていますが、ツツジは4月中旬から5月上旬に咲くのに対し、サツキは5月下旬から6月にかけて開花します。

花や葉は、ツツジの方が全体的に大ぶりで、サツキはやや小ぶりで葉にも光沢があるのが特徴。「おしべ」の本数は、ツツジが5本以上に対し、サツキは1〜5本と変化があり、花によって異なります。

また、ツツジは一斉に開花するのに対し、サツキは1週間ほどかけて徐々に開花。春を彩るツツジ、初夏を彩るサツキのそれぞれの違いを知ることで、観賞の楽しみも深まりますよ。

【神奈川県湯河原町】星ヶ山公園「さつきの郷」

スイングベル「友逢の鐘」を打ち鳴らすと、透きとおった音色が鳴り響きます
スイングベル「友逢の鐘」を打ち鳴らすと、透きとおった音色が鳴り響きます

神奈川県湯河原町にある星ヶ山の山頂付近、標高約450mの高台に位置する「星ヶ山公園」。その広大な園内にある「さつきの郷」は、相模湾を見下ろす絶景とともにサツキを堪能できる名所です。

例年5月下旬から6月上旬にかけて、約5万株のサツキが斜面一帯を鮮やかなピンク色の絨毯(じゅうたん)のように染め上げる光景は、訪れる人々を圧倒する美しさ。

夕日に照らされた「さつきの郷」(写真提供:湯河原町)
夕日に照らされた「さつきの郷」(写真提供:湯河原町)

晴れた日には真鶴半島や初島、伊豆大島まで見渡せるパノラマビューが広がり、展望広場にあるスイングベル「友逢(ゆうあい)の鐘」の透きとおった音色が、潮風に乗って響き渡ります。

相模灘の青と鮮やかな花々のコントラストはまさに絶景。心地よい風を感じながらピクニックや散策を楽しめるため、親子での休日ドライブにもおすすめのスポットです。

イベント情報:さつきの郷マルシェ(2026年5月29日〜6月8日)

心地よい風を感じながら、お弁当を持ち寄ってピクニックもおすすめ
心地よい風を感じながら、お弁当を持ち寄ってピクニックもおすすめ

2026年5月29日(金)〜6月8日(月)の土・日曜日には、「さつきの郷マルシェ」が開催されます。地元の新鮮な野菜や果物、手作りジャム、足柄茶などの特産品が販売される予定です。

また、6月7日(日)13時からは、爽やかな空の下で「湯河原ウクレレパーティー」も行われます。期間中の土・日には湯河原駅から無料の臨時バスも運行されるため、アクセスも便利ですよ。

イベントの詳細はこちら!(2025年情報)

■スポット概要&開花情報
所在地:神奈川県湯河原町吉浜字星ヶ山2024番地外
サツキの見頃:5月下旬~6月上旬
アクセス:【車】東名高速道路「厚木IC」から小田原厚木道路、国道135号(真鶴道路)経由、星ヶ山方面へ約30分
※さつきの郷イベント期間中は、JR湯河原駅から無料臨時バスの運行が予定されています

「さつきの郷」開花状況

【東京都練馬区】平成つつじ公園

※2026年4月1日(水)〜2027年8月(予定)まで全面リニューアル工事のため利用できません。リニューアル後の情報については、分かり次第更新します

「平成つつじ公園」のつつじ(画像提供:カプリコーン / PIXTA)
「平成つつじ公園」のつつじ(画像提供:カプリコーン / PIXTA)

西武池袋線「練馬駅」からすぐの場所にある「平成つつじ公園」は、区の花でもあるつつじを観賞できる公園です。

園内には、クルメツツジを中心にヒラド(平戸)ツツジ、キリシマ、野生種、サツキツツジ、アザレア、シャクナゲなど約600品種・1万株ものつつじの仲間が植栽されています。

例年4月中旬の久留米ツツジから始まり、5月中旬〜6月上旬にはサツキツツジが見頃を迎え、長期に渡って観賞できるのも魅力。公園の完成を記念して名付けられた希少な久留米ツツジの新品種「練馬の鏡」も必見ですよ。

※2026年4月1日(水)〜2027年8月(予定)まで全面リニューアル工事のため、公園の利用はできません

■スポット概要&開花情報
所在地:東京都練馬区練馬1-17-6
サツキの見頃:5月中旬~6月上旬
アクセス:【電車】西武池袋線「練馬駅」北口から徒歩約1分

【滋賀県日野町】雲迎寺

境内には、サツキの古木がたくさん生い茂っています(画像提供:(公社)びわこビジターズビューロー)
境内には、サツキの古木がたくさん生い茂っています(画像提供:(公社)びわこビジターズビューロー)

滋賀県日野町にある「雲迎寺(うんこうじ)」は、地元で「さつき寺」の愛称で親しまれる初夏の名所です。かつて山頂にあった神社の別当寺として建立された歴史ある寺院で、現在は境内を埋めつくす約1,000株のサツキが訪れる人々を魅了します。

見頃となる6月上旬から中旬には、歴代住職が大切に育ててきたサツキが一斉に開花。参道の石段から境内までが燃えるような紅一色に染まり、まさに「花のじゅうたん」が広がる圧巻の眺めを楽しめます。

(画像提供:(公社)びわこビジターズビューロー)
(画像提供:(公社)びわこビジターズビューロー)

なかでも庭園にある樹齢約380年の大サツキは、高さ2メートルを超える迫力で必見。古木ならではの気品ある佇まいは、親子で歴史と自然の息吹を感じるのにぴったりです。

初夏の静かなひとときを、美しい花景色とともに過ごしてみませんか。

■スポット概要&開花情報
所在地:滋賀県日野町音羽261
サツキの見頃:例年6月上旬~中旬
アクセス:【電車】JR「近江八幡駅」または、近江鉄道「日野駅」から北畑口行バスに乗車、音羽下車後、徒歩約5分

日野観光協会

【滋賀県甲賀市】龍護山 大池寺

サツキの大刈り込み枯山水庭園 画像提供:(公社)びわこビジターズビューロー
サツキの大刈り込み枯山水庭園 画像提供:(公社)びわこビジターズビューロー

滋賀県甲賀市の閑静な丘陵に佇む「龍護山 大池寺(だいちじ)」は、奈良時代に行基が4つの大きな池を造ったことに由来する古刹です。

最大の見どころは、江戸時代の作庭家・小堀遠州(こぼりえんしゅう)の手によるものと伝わる、見事な「蓬莱庭園」です。

鑑賞式枯山水(かれさんすい)庭園には、サツキが立体的な2段の大刈込みとして整えられており、真っ白な砂の海に浮かぶ「大波小波」が表現されています。その波間を縫って七福神が乗った宝船が進む姿を象徴した造形美は、まさに圧巻。

例年5月下旬から6月中旬には、この刈込みにサツキの花が一斉に咲き乱れ、ピンク色の波が打ち寄せるような幻想的な光景が広がります。

■スポット概要&開花情報
所在地:滋賀県甲賀市水口町名坂1168
サツキの見頃:例年5月下旬〜6月中旬
アクセス:【電車】JR草津線 「貴生川駅」からバスで約15分、大池寺下車徒歩すぐ
近江鉄道「水口駅」から徒歩約20分

【奈良県御所市】船宿寺

緩やかな傾斜地に山門や本堂、鐘楼が配されています
緩やかな傾斜地に山門や本堂、鐘楼が配されています

「関西花の寺二十五カ所」のひとつに数えられる奈良県御所市の「船宿寺」(せんしゅくじ)は、古くから「ツツジ寺」として親しまれる名刹です。

境内では、例年5月中旬から6月上旬にかけて、ツツジからサツキへと主役が移り変わる「開花リレー」を楽しめるのが魅力。

広大なツツジ園を中心に、約1,000株ものサツキやツツジが、鮮やかな赤やピンク、清楚な白の花々で境内を彩ります。

ツツジ園のほかにも、しゃくなげ園が見事で、5月初旬から6月頃まで参詣客をなごませています
ツツジ園のほかにも、しゃくなげ園が見事で、5月初旬から6月頃まで参詣客をなごませています

特に、裏山の豊かな自然を背景に取り入れた「池泉回遊式庭園」との調和は見事で、水面に映り込む花々の姿は思わず写真に収めたくなる美しさ。

初夏の爽やかな風を感じながら、親子でゆったりと花の回廊を散策してみてはいかがでしょうか。

■スポット概要&開花情報
所在地:奈良県御所市五百家484
サツキの見頃:例年5月下旬〜6月上旬
アクセス:【電車】近鉄御所線「御所駅」からバスで約20分、船路バス停から徒歩約5分

【大阪府泉南市】林昌寺

林昌寺「法林の庭」に咲くサツキ(画像提供:k-hiro / PIXTA)
林昌寺「法林の庭」に咲くサツキ(画像提供:k-hiro / PIXTA)

729年の天平年間に創建されたと伝わる古刹「林昌寺」。その山号が「躑躅山(つつじやま)」である通り、古くからツツジとサツキの美しさで知られています。

例年5月中旬から下旬にかけて、日本を代表する作庭家・重森三玲(しげもりみれい)氏の手による「法林の庭」にて、サツキが見頃を迎えます。中央に配された巨大なサツキの刈込みが鮮やかな桃色に染まり、氏の代名詞ともいえる鋭い石組みとの対比は、まさに圧巻の美しさ。

伝統的な寺院の佇まいにモダンな庭園が調和する様子は、子供から大人まで目を奪われるはず。芸術品のようなサツキの絶景を眺めに、親子で足を運んでみてはいかがでしょうか。

■スポット概要&開花情報
所在地:大阪府泉南市信達岡中395
サツキの見頃:例年5月中旬〜下旬
アクセス:【電車】JR阪和線「和泉砂川駅」から徒歩約25分(またはタクシーで約10分)

新緑にも映える色鮮やかな「サツキ」の名所は、初夏のおでかけ先にもぴったり。ぜひ、親子で足を運んでみてくださいね。

記事を書いた人

いこーよとりっぷ編集部

「いこーよとりっぷ」では、地域の伝統行事や季節毎のイベント情報など、地域の魅力を発信し、親子にとって「10年先も思い出す」おでかけ体験を提供していきます。

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