
2026年の夏休みは朝ドラ『ばけばけ』の舞台・松江へ!親子で楽しむ9つのこと 聖地巡礼・温泉・花火も
島根県松江市は、NHK連続テレビ小説『ばけばけ』の舞台として注目を集める、水と歴史の城下町。宍道湖・大橋川・松江城堀川が織りなす水辺の風景や、小泉八雲ゆかりの情緒あるまちなみが、訪れる人の心を静かに引きつけます。
夏の松江は魅力満点! 国宝の天守閣から見渡す絶景、宍道湖に広がる迫力の花火、縁結びで知られる玉造温泉の美肌の湯など、聖地巡礼から自然体験、食まで、親子でたっぷり楽しめるスポットとイベントがそろっています。この記事では、夏の松江でやりたい9つのことをご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください。
島根県松江市ってどんなところ?水と歴史と縁結びのまち

松江市は、島根県の中東部に位置する城下町です。宍道湖(しんじこ)・大橋川・松江城堀川と、市内を水脈が縦横に走ることから「水の都」とも呼ばれ、独特の情緒ある景観が広がっています。
2025年度後期のNHK連続テレビ小説の舞台としても話題を集め、現在多くの観光客が訪れています。物語のモデルとなった小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が松江に滞在したのは明治23年(1890年)のこと。彼が愛した松江の風景や文化は、今も変わらずこのまちに息づいています。

松江市内には、国宝・松江城をはじめ、小泉八雲記念館、武家屋敷など歴史スポットが充実。近郊には1,300年以上の歴史を持つ「玉造温泉」もあり、観光と温泉をセットで楽しめるのも大きな魅力です。
また、宍道湖では漁獲量日本一を誇るしじみや、夕日の絶景、夏の大花火大会など、季節ごとのお楽しみも豊富です。
松江市へのアクセスは?

東京・大阪からのアクセスは、飛行機・新幹線+特急の組み合わせが便利です。
【飛行機】羽田空港から出雲空港まで約1時間10分、出雲空港から松江市内まで車で約40分
【電車】東京駅から新幹線で岡山駅へ(約3時間20分)→特急「やくも」で松江駅へ(約2時間30分)
【電車】新大阪駅から新幹線で岡山駅へ(約45分)→特急「やくも」で松江駅へ(約2時間30分)
【車】山陰自動車道を利用し、「松江玉造IC」または「松江西IC」でおりてすぐ
東京発「サンライズ出雲」もおすすめ!
東京駅21:50発「サンライズ出雲」→翌朝9:33に松江駅着。寝ている間に移動できるので、翌朝からすぐに観光をスタートできる効率的なアクセス方法です。
シャワー室なども完備されており、旅情たっぷりの移動時間も楽しめます。人気列車のためチケットは早めの予約がおすすめ。夏のお盆期間(8月11日・16日 東京発など)には臨時便の運行もあります。
1. ばけばけドラマ館で聖地巡礼

松江市末次町(すえつぐちょう)にある、「松江市役所」1階 多目的スペースに、2025年度後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』の世界観を体感できる「ばけばけドラマ館」がオープン。
ドラマで実際に使用された衣装や小道具、ヒロイン・トキがレフカダ・ヘブンと結婚するまで家族と暮らした長屋のセットなどが展示されており、ドラマファンにはたまらない聖地巡礼スポットです。

大正時代の松江を舞台に繰り広げられる物語の雰囲気をリアルに感じられる展示内容は、子供から大人まで楽しめます。夏休みの旅のスタートに、ぜひ立ち寄ってみてください。
■「ばけばけドラマ館」概要
所在地:松江市役所 1階多目的スペース(島根県松江市末次町86)
開催期間:2026年5月17日(日)〜2027年3月31日(水)
入館時間:9:00〜16:00
休館日:土日・祝日、年末年始
イベント情報:松江ゴーストツアー

夏の松江の夜をさらに盛り上げるのが、「松江ゴーストツアー」。懐中電灯の灯りを頼りに、語り部とともに怪談ゆかりの地をめぐるナイトツアーで、ひんやりと涼しげな夏の夜に心躍る小泉八雲が再話した体験が楽しめます。
『ばけばけ』のドラマとも重なる松江の怪談文化にふれる、親子で楽しめる夜のおでかけとしておすすめです。
■「松江ゴーストツアー」概要
開催期間:2026年7月4日(土)~9月21日(月・祝)の特定日
受付: 受付中(詳細は公式サイトをご確認ください)
2. 国宝・松江城を登ろう

「千鳥城(ちどりじょう)」とも呼ばれる松江城は、全国に現存する12の天守のうちのひとつで、2015年に国宝に指定されました。黒い下見板張りの天守がどっしりとそびえ立つ姿は、城下町・松江の象徴です。
小泉八雲が「大きな塔」と表現し愛したこの城には、天守にまつわる人柱伝説など、怪談的な逸話も残ります。

最上階の天守閣からは松江市街や宍道湖など360度展望でき、歴代の松江藩主たちも眺めたであろう絶景が広がります。
城内では当時の石垣や構造を間近に感じながら歴史を学べるのも魅力です。
イベント情報:「あげ、そげ、ばけ めぐり

現在、松江城周辺施設および店舗では、朝ドラ放送を記念した、松江城周辺施設をめぐるお得なキャンペーン「あげ、そげ、ばけ めぐり」が開催中。
松江城や小泉八雲記念館など複数の施設をセットでお得に楽しめるプランで、観光の効率もアップします。詳細は公式サイトをご確認ください。
■「松江城」概要
所在地:島根県松江市殿町1-5
天守入場時間:【4月1日〜9月30日】8:30〜18:00(17:30最終受付)、【10月1日〜3月31日】8:30〜17:00(16:30最終受付)
天守入場料金:大人1,200円、小中学生 無料(2026年7月現在)
アクセス:【バス】JR山陰本線「松江駅」からレイクラインバスにて約20分または一畑電鉄「しんじ湖温泉駅」から市営バス(北循環内回り)にて約5分、「国宝松江城・県庁前」にて下車、徒歩すぐ
駐車場:あり
3. カラコロ工房でアクティビティ体験

「松江城」から徒歩約7分の場所にある「カラコロ工房」は、旧日本銀行松江支店を活用し「匠の館」として2000年に開館しました。
館内では、茶道講座や生け花教室などのお稽古や、誰でも気軽に参加できるイベントなどが行われています。「地域と暮らし」をテーマにした雑貨店や、さまざまなジャンルのお店が連なるフードホールもあり、体験だけでなくショッピングやグルメも楽しめますよ。

建物の地下には、銀行時代の大扉がそのまま残る金庫室が貸展示室として公開されており、歴史ある建物の面影をリアルに感じられます。

ガーデンテラスには、日本にたったひとつの「ピンクの幸運のポスト」も設置されています。
大切な人へ手紙を送ると、送った相手にも自分にも幸運が届くと言われており、縁結びの地・松江ならではのスポットです。「縁雫」のポストカードや切手を使うと効果大とのこと。記念スタンプも押せるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
■「カラコロ工房」概要
所在地:島根県松江市殿町43
開園時間:9:00〜21:00
※フードホールは23時まで
アクセス:【バス】JR松江駅から約8分(京橋降車)
駐車場:あり
※周辺の有料駐車場を利用ください
4. 松江フォーゲルパークで花と動物にふれよう

宍道湖北岸を走る出雲縁結び街道(国道431号線)の中ほどにある「松江フォーゲルパーク」は、雨の日でも安心して楽しめる全天候型の花と鳥のテーマパークです。
色とりどりの花々が咲き誇る温室内では、季節ごとに異なる花のディスプレイが楽しめます。

パーク内では、「フクロウの手乗せ体験」や「トキのエサやり」などの鳥たちとのふれあい体験が充実。ペンギンのひざ乗せヨウム「ひよちゃん」のおみくじ引きは、子供に大人気です。
熱帯のジャングルを思わせる温室「トロピカルエイビアリー(熱帯鳥温室)」では、大きなクチバシと鋭い目つきが特徴の「ハジビロコウ」が暮らしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
イベント情報:松江フォーゲルパーク 2026盆夜祭

「松江フォーゲルパーク」では、2026年8月12日(水)〜15日(土)に毎年恒例の夏の夜のお祭りイベント「盆夜祭」が開催されます!
期間中は営業時間を20時45分まで延長し、ナイトフクロウショーや宝探し、屋台、ステージイベント、ゲーム夜店など、夜のフォーゲルパークならではのコンテンツが盛りだくさんです。
昼間とはひと味違う、夏の夜の特別な雰囲気をぜひ楽しんでみてくださいね。
■「松江フォーゲルパーク」概要
所在地:島根県松江市大垣町52
開園時間:9:00〜17:00(16:00最終入園)
入園料金:大人(高校生以上)1,750円、小中学生880円、未就学児無料
※松江市民は大人880円、子供440円
アクセス:【電車】一畑電鉄「松江フォーゲルパーク駅」から徒歩すぐ
駐車場:あり
5. 宍道湖しじみ&出雲そばを食べよう!

松江を訪れたら、ぜひ味わいたいのがご当地グルメ。水の都・松江のシンボル宍道湖では古くから、シラウオ、アマサギ、スズキ、コイ、エビ、シジミ、ウナギの7種が「宍道湖七珍(しっちん)」と呼ばれ、松江の食文化を支えてきました。
頭文字をとって「スモウアシコシ(相撲足腰)」と語呂合わせで親しまれており、地元の飲食店ではこれらの食材を使った料理が今も広く楽しまれています。
漁獲量日本一を誇る「しじみ」

海水と淡水が混ざりあう宍道湖では「ヤマトシジミ」が生息しています。大粒でうま味たっぷりの宍道湖産しじみは、しじみ丼やしじみ汁など、さまざまな料理で楽しめます。
出汁(だし)がしっかり効いたしじみ汁は体に染みるやさしい味わい。松江市内の飲食店で広く提供されているので、ランチやディナーにぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
"日本三大そば"のひとつ「出雲そば」

「宍道湖七珍」以外にも、松江で欠かせないグルメが「出雲(いずも)そば」です。
江戸時代、松江藩主・松平直政(まつだいらなおまさ)が信州松本から国替えの際にそば職人を連れてきたことが起源とされ、出雲地方に根付いた食文化です。
丸い朱塗りの器「割子(わりご)」に盛られた割子そばは、めんつゆを上からかけて食べる独特のスタイルが特徴で、三段重ねで提供されるのが定番。"日本三大そば"のひとつにも数えられており、香り高い黒みがかったそばはコシが強く、松江市内をはじめ出雲地方各地の食堂や専門店で味わえます。
6. 松江の和菓子を味わおう

松江は、京都・金沢と並ぶ「日本三大菓子処」のひとつとして知られています。その礎を築いたのは、江戸時代の松江藩7代藩主・松平治郷、通称「不昧公(ふまいこう)」。茶の湯を愛した名君のもとで、松江の和菓子文化は大きく花開きました。
不昧公が好んだ三大銘菓「若草・山川・菜種の里」をはじめ、松江の和菓子は目と舌で味わう芸術品として、今も多くの人を魅了しています。
市内には老舗の和菓子店が軒を連ねており、抹茶とともに上生菓子を楽しめる甘味処も点在しています。創業1874年の老舗「彩雲堂(さいうんどう)」は、不昧公ゆかりの銘菓「若草」で知られる松江を代表する和菓子店。季節ごとに趣向を凝らした生菓子を販売しており、夏には見逃せない限定商品があります。
夏季限定羊羹「満天」(彩雲堂)

山陰の澄んだ夜空をイメージして生まれた羊羹「満天」は、職人がひとつひとつ夜空を描き上げた、まさに"食べる夜空"。深い藍色の羊羹に浮かぶ白い模様が満天の星のように広がる、見た目にも美しい一品です。
2005年の発売以来、毎年夏の定番商品として親しまれており、お土産や贈り物としても人気があります。
■夏季限定羊羹「満天」
販売期間: 例年5月下旬〜8月中旬
販売価格: 1箱(通常サイズ)1,728円(税込)、ミニ棹 972円(税込)
販売場所: 彩雲堂 各直営店舗・オンラインショップ・百貨店催事ほか
7. 玉造温泉で美肌の湯を体感

JR山陰本線「玉造(たまつくり)温泉駅」から車またはタクシーで約5分の場所に広がる「玉造温泉」は、古くから「一浴玉の肌」と称えられてきた名湯です。
硫酸塩泉・弱アルカリ性の泉質は、美肌効果が高いともいわれており、女性を中心に人気を誇ります。松江市内から近く、松江観光の拠点としてもぴったりな温泉地です。

温泉街には、無料で入れる足湯スポットが3カ所あります。歩き疲れたら気軽に立ち寄って、源泉かけ流しの美肌の湯で足をほぐしてみましょう。
温泉街の散策がてら、3カ所をはしごするのもおすすめですよ。

玉造温泉の源泉をその場で飲んだり、テイクアウトできる人気スポット「湯薬師広場」(たらい湯)。すぐ横でボトルを購入できるので手ぶらでOK。
旅の記念や、おみやげにもぴったりです。
2026夏のイベント情報:玉造温泉 夏まつり2026

玉造温泉街では、2026年7月18日(土)〜8月31日(月)の45日間にわたり「玉造温泉 夏まつり2026」が行われます。
川沿いの特設ステージで行われる「タマステージ」では、地元アーティストによる日替わりステージと伝統芸能ショーを開催。「キッズ夜店(子ども縁日)」では、射的・わなげ・魚釣り・スマートボールなど昔ながらのゲーム夜店がそろいます。
温泉の夜を彩る夏ならではのお祭り気分をぜひ体感してみてください。
8. 宍道湖の夕日と遊覧船で絶景を楽しもう!

日本の夕日百選にも選ばれた宍道湖の夕日は、松江を代表する絶景のひとつ。湖面に浮かぶ、全長約150m、幅約27mの嫁ヶ島(よめがしま)と、島を見守る袖志地蔵のシルエットと、赤く染まる空のコントラストは息をのむ美しさです。
遊覧船「はくちょう号」で湖上クルージング

宍道湖を優雅にめぐる遊覧船「はくちょう」では、水上から眺める宍道湖の風景を楽しめます。
夕暮れの時間帯にあわせた夕日コース(サンセットクルーズ)が特に人気で、刻々と変わる空と湖の色を船上から体感できます。松江の自然と歴史が一体となった景観を、ぜひ家族で体感してみてください。
9. 親子で行きたい!2026年夏に楽しめるイベント情報
松江では2026年の夏に、魅力的なイベントが盛りだくさん。旅のスケジュールにあわせてチェックしてみてください。
松江天神さん夏祭り(白潟天満宮 夏季例大祭)
開催日: 2026年7月24日(金)・25日(土)
「松江天神さん夏祭り」は、松江市天神町にある「白潟(しらかた)天満宮」で行われる夏の例大祭です。
松江の夏の風物詩として地元の人々に親しまれており、「連合神輿渡御(みこしとぎょ)」や「子どもみこしパレード」など、にぎやかな夏祭りの雰囲気を楽しめます。
まつえ土曜夜市
開催日:2026年5月23日(土)、6月27日(土)、7月24日(金)・25日(土)、8月22日(土)、9月26日(土)

松江市の白潟本町(しらかたほんまち)~天神町(てんじんまち)エリアでは、2026年5月から9月の毎月第4土曜に、「まつえ土曜夜市」が開催されます。
開催日には、天神町と白潟本町の2つの商店街を結んだ歩行者天国に、およそ80の出店が並び、多くの人々でにぎわいます。

7月24日(金)・25日(土)には、「松江天神さん夏祭り」と共同開催! 射的や金魚すくいなど、縁日でおなじみの屋台が並ぶなか、商店街の各店舗では、限定メニューも登場します♪
松江の夏の夜を彩る「まつえ土曜夜市」は、地元グルメや雑貨が並ぶにぎやかなイベント。夕涼みがてら、地元の雰囲気をたっぷり楽しんでみてください。
松江水郷祭湖上花火大会
開催日: 2026年8月1日(土)・2日(日)
打上時間:20:00〜ドローンショー、20:15〜湖上花火

2026年8月1日(土)・2日(日)に、宍道湖東側湖畔では「松江水郷祭湖上花火大会」が開催されます。
各日1万発超の花火を打ち上げる、日本有数の花火大会。湖面に映る花火の美しさは格別で、夏の松江を彩る一大イベントです。
花火打ち上げ前のオープニングには、ドローンショーも予定されています。岸辺や遊覧船から、圧巻の花火をお楽しみください。
松江市内の移動はどうする?シェアサイクルも便利!

松江市内の観光は、車やバスでの移動がメインですが、もうひとつ便利な選択肢が「シェアサイクル」です。
2025年11月にスタートした松江シェアサイクル「ラフチャリ。」は、電動アシスト付き自転車で市内を自由に巡れるサービス。「だれもが『ラフ』に乗れる自転車」と、ドラマで話題の小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の名前をかけた愛称で、ふらっと気軽に使えるのが魅力です。

松江城やカラコロ工房など市内10か所のサイクルポートで貸出・返却ができるため、観光スポット間の移動にも重宝します。
利用方法は、スマートフォンのドコモバイクシェアアプリから予約・貸出・返却まで一括で操作できます。市内4カ所では1日乗車パス(1,500円)も販売しており、時間を気にせずのんびり周遊したい方にぴったりです。
島根県松江市は、朝ドラ『ばけばけ』の舞台としての魅力だけでなく、歴史・グルメ・温泉・絶景と、家族みんなが満足できる観光地です。この夏、松江で特別な思い出をつくってみませんか?
記事を書いた人

渡邉百合子
いこーよとりっぷ編集部員/1児のママ。夏祭りと盆踊りが大好きで、見よう見まねで踊るのが毎年の楽しみ。「いつか盆太鼓を叩きたい!」が密かな夢です。娘と季節のおでかけを重ねるうちに、いつの間にか季節の花にも興味が湧き勉強中。春は、どこの桜が見頃?と、開花カレンダーを眺めてはにんまりしています。
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