スタンプラリーで楽しむ雪割草街道
新潟の春を満喫しよう!
新潟県長岡市と柏崎市の雪割草の群生地4カ所を結ぶ「えちご雪割草街道」では、2023年3月4日(土)から4月9日(日)まで、「えちご雪割草街道スタンプラリー2023」が開催されています。
雪割草の有名な群生地のほか、近隣のグルメスポットや温泉を楽しめるスタンプラリーをご紹介します。
雪割草ってどんな花?
雪割草は、キンポウゲ科ミスミソウ属全般を指す園芸名のことで、東北や北陸の日本海側に自生し、白・赤・桃・紫などさまざまな色の花が早春を彩ります。
名前の通り、雪解けの時期に咲き始めることから、「春の訪れを告げる花」とも言われています。
新潟県は、雪割草の品種の1つオオスミソウの国内最大の自生地となっており、雪割草は新潟県のシンボル草花にも制定されています。
雪割草の群生地を結ぶ「えちご雪割草街道」
「えちご雪割草街道」は、新潟県長岡市と柏崎市にある4カ所の雪割草の群生地「大崎雪割草の里」、「雪国植物園」、「国営越後丘陵公園」、「妙法寺」を結んだ街道です。
それぞれの群生地は市街地にも近く、鑑賞ルートもきちんと整備されているので、気軽に散策ができます。
4カ所の雪割草群生地の見どころを、それぞれ紹介します。
日本海の眺望と雪割草の両方が楽しめる!大崎雪割草の里
柏崎市西山町にある「大崎雪割草の里」は、約2.5ヘクタールもの丘陵地に約30万株もの雪割草が群生しています。群生地の中でも最も早く雪割草を観賞できる場所の1つとしても知られています。
「大崎雪割草の里」は日本海を望む場所にあるため、遊歩道からは海が一望でき、晴れた日には佐渡島まで望むこともできます。
■大崎雪割草の里
開園期間:2023年3月4日(土)~4月2日(日)
開園時間:9:00~16:30(入山は16:00まで)
入園料:中学生以上400円、小学生以下無料
場所:新潟県柏崎市西山町大崎822
花の見頃:3月上旬~3月下旬
えちご雪割草街道のなかで最大の株数!雪国植物園
「えちご雪割草街道」の4つの群生地のなかでも最大の約50万株の雪割草を観賞できる「雪国植物園」。里山をそのまま利用し、外来植物や園芸植物などを入れないで自然のままの植物を鑑賞できます。
雪割草のほかにも雪椿やカタクリなどが鑑賞でき、夏になるとホタルの鑑賞もできます。
■雪国植物園
開園期間:2023年3月15日(水)~
開園時間:9:00~17:00(16:30入場券発券停止)
入園料:18歳以上400円、小中学高校生50円
場所:新潟県長岡市宮本町3丁目
花の見頃:3月下旬~4月中旬
広大な敷地で自然を満喫!国営越後丘陵公園
「国営越後丘陵公園」では、3月11日(土)から4月9日(日)まで、「雪割草まつり」が開催されます。期間によって、展示会や即売会が行われるほか、3月末からは約22万株の雪割草群生地を開放し、実際に雪割草を鑑賞できます。
4月上旬には、園内の里山エリアに群生するカタクリも見頃となります。カタクリは約100万株も自生し、早春の新潟の花が満喫できます。
■国営越後丘陵公園
開園時間:9:00~16:30(4月は17:00まで開園)
休園日:3月13日(月)、22日(水)、27日(月)
入園料:
3月中は無料
4月 大人450円 65歳以上210円 子供無料
場所:新潟県長岡市宮本東方町字三ツ又1950番1
花の見頃:3月中旬~4月中旬
寺院の境内に自生するありのままの雪割草を観賞できる、妙法寺
長岡市にある日蓮宗の寺院「妙法寺」は、境内の裏山に約30万株の雪割草が自生しています。
3月中旬から4月上旬にかけて見頃を迎え、週末にはボランティアのガイドが行われる日もあります。ボランティアガイドをご希望の方は事前の申し込みが必要です。
■妙法寺
入園料:管理協力金としてお気持ちを本堂の賽銭箱に収めてください。
場所:新潟県長岡市村田1124
花の見頃:3月中旬~4月上旬
スタンプラリーに参加して、豪華賞品をゲットしよう!
3月4日(土)から4月9日(日)まで、開催されている「えちご雪割草街道スタンプラリー2023」では、スタンプ2カ所から応募できる豪華賞品が用意されています。スタンプは雪割草の群生スポットのほか、地元のグルメスポットや温泉などにも設置されているので、観光とあわせて楽しめます。
■えちご雪割草街道スタンプラリー2023
開催期間:2023年3月4日(土)~4月9日(日)
※花場1カ所、協賛施設1カ所のスタンプ2か所で抽選に応募可能
(賞品)
ペア温泉宿泊券4組
ホテルランチ券7組
長岡特産品、ペア温泉利用権、花の本、雪割草の苗、旅行券など 133名
新潟に春の訪れを告げる花、雪割草を観賞しながら雪国の春を体験しにおでかけしませんか。
記事を書いた人
大縄典子
いこーよとりっぷ編集部/転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。
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