秋田県羽後町

あきたけんうごまち
国指定重要無形民俗文化財の盆踊りと100年フードのそばが味わえるまち

羽後町について

秋田県羽後町は、秋田県南部に位置するまちです。秋田空港からは車でおよそ1時間、秋田駅からは奥羽本線で湯沢駅まで約1時間40分、その後バスで約20分の場所にあります。町内に鉄道駅はなく、静かな田園地帯が広がっています。

まちでは、米作りを中心とした農業が盛んで、スイカやキュウリといった野菜の生産や畜産、製造業も活発に行われています。山あいのエリアには茅葺屋根の民家や稲架掛けといった懐かしい風景が今も残り、訪れる人々に日本の原風景を感じさせてくれます。

ユネスコ無形文化遺産「西馬音内盆踊り」

羽後町の夏を代表する伝統行事が、毎年8月16日から18日の3日間にわたって行われる「西馬音内(にしもない)盆踊り」です。

踊り手たちが身につけるのは、色とりどりの布を縫い合わせた「端縫い」、または伝統的な染色技法で仕上げた「藍染」の衣装。そして顔は、大きく反った半月型の「編み笠」か、目元に穴を開けた袋状の「彦三頭巾(ひこさずきん)」で覆われます。

踊りには「音頭」と「がんけ」の二つのスタイルがあり、それぞれテンポや動きが異なります。優雅な所作と力強い囃子が織りなす世界は、見る人を非日常へと誘います。

この盆踊りは、国の重要無形民俗文化財に指定されているだけでなく、ユネスコ無形文化遺産「風流踊」にも登録されており、日本三大盆踊りの一つとも称されています。

西馬音内盆踊り会館
西馬音内盆踊り会館

まちの中心部には「西馬音内盆踊り会館」があり、毎月第2土曜日に定期公演を開催しています。衣装や人形の展示、映像資料の鑑賞もでき、盆踊りシーズン以外でもその魅力にふれることができます。

「西馬音内盆踊り」の情報を詳しくチェック!

文化庁「100年フード」認定「西馬音内そば」

西馬音内地区で長く親しまれてきたのが「西馬音内そば」です。2023年度に文化庁の100年フードに認定されたこのそばは、海藻の一種である布海苔をつなぎとして練り込むことで、しっかりとした歯ごたえを生み出しています。

ユニークなのが「冷がけ」という食べ方。雪深い冬の時期であっても、あえて冷たいつゆで味わうのが地元流です。

町内には7軒のそば店があり、それぞれが独自の工夫を凝らした味を提供しています。

「道の駅うご」にはそばを味わえるダイニングレストランがあり、そば打ち体験ができる道場も併設されています。自分で打ったそばを味わう体験は、家族での思い出作りにもぴったりです。(要事前予約)

歴史を感じる「旧長谷山邸」

山間部の田代地区には、かつてこの地域の地主だった長谷山家の邸宅をまちが整備した「旧長谷山邸」があります。

母屋は茅葺屋根で、玄関部分が突き出た中門造という建築様式を採用しています。内部では、何層にも組み上げられた太い梁や書院風に整えられた座敷の装飾、繊細な木工技術で作られた組子細工など、当時の職人たちの高度な技術を随所に見ることができます。

白い壁が印象的な3階建ての土蔵は、「長谷山の三階建」と呼ばれ、地域を象徴する建物として多くの人々に親しまれてきました。

現在は土日に無料で公開されており、誰でも自由に見学可能です。期間と曜日は限定されますが、地元の女性たちが農家キッチンを営業しており、地域の味を楽しむこともできます。

鎌鼬美術館
鎌鼬美術館

蔵の部分は「鎌鼬美術館」となっており、田代地区で撮影された写真集「鎌鼬」の作品や関連資料が展示されています。

開館期間は4月から11月までで、12月から3月の冬季は休館となります。観覧は土日の午前9時から午後5時まで、入場無料です。

まち基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
市区町村名秋田県羽後町
(あきたけんうごまち)
アクセス秋田空港から車で約1時間
JR秋田駅より、奥羽本線にて湯沢駅まで約1時間40分、その後バスで約20分
公式URL公式URLはこちら
公式SNS

Twitter