埼玉県さいたま市
おでかけも暮らしも魅力のまち
さいたま市について
埼玉県の県庁所在地として知られるさいたま市は、県の南東部に位置するまち。東京都心部からわずか30分というアクセスの良さと、新幹線6路線が集結する東日本の玄関口としての重要な役割も担っています。
一方で、「見沼田んぼの桜回廊」をはじめとする自然豊かな景観が市内各所に残されており、都市と自然が共存する魅力的なまちです。
さいたま市の歴史
さいたま市は、2001年に誕生した比較的新しいまち。浦和市、大宮市、与野市の3市が合併し、その後2005年に岩槻市が編入しました。現在ではさいたま市のなかに10区が設置されており、政令指定都市にもなっています。
2018年には、さいたま市の人口が130万人を超え、大都市として成長する一方、ファミリー層にも暮らしやすい町としても人気のまちとなっています。
世界からも注目される「盆栽のまち大宮」
大宮は世界でも知られる盆栽の聖地。盆栽は海外からも高く評価され、「BONSAI」として国際語としても定着しています。なかでも「大宮盆栽」は、盆栽の最上級ブランドとして世界中から注目されています。
「大宮盆栽」の歴史は、1925年に創設された「大宮盆栽村」が始まりです。地域に盆栽の業者が集まり、「けやき通り」「もみじ通り」など、さまざまな道に名木が植えられました。現在も四季折々の風情を味わえる「盆栽四季の道」として地元の人々に親しまれています。
現在は「盆栽町」と言う町名になり、6軒の盆栽園があります。また、さいたま市北区には世界初の公立の盆栽美術館「さいたま市大宮盆栽美術館」があり、盆栽の芸術性と歴史が広く紹介されています。
200年以上の伝統を受け継ぐ「浦和のうなぎ」
浦和近郊は、江戸時代には沼地が多い水郷地帯だったことから、うなぎの産地として知られていました。浦和のうなぎは、味わいが高く評価され、中山道を行き来する人々も、浦和のうなぎを目当てに遠方から訪れたと言われています。
現在も浦和には伝統の技と味を受け継いでいる老舗がたくさんあります。200年以上にわたる伝統の味は「浦和のうなぎを育てる会」によって継承されています。ちなみに、浦和は「かばやき」の発祥の地とも言われています。
伝統的工芸品としても名高い「岩槻の人形」
岩槻は、城下町としての歴史を持ち、今でも歴史を感じられる場所が数多く残っています。岩槻は、日本を代表する人形の産地として知られ、「岩槻人形」「江戸木目込人形」の名前で経済産業省の伝統的工芸品にも指定されています。
「岩槻人形博物館」には、国内はもちろん、世界中の人形やおもちゃを中心としたコレクションや人形作りに関する資料の展示があります。また、「岩槻人形博物館」に隣接する「にぎわい交流館いわつき」では、岩槻の歴史や文化の発信が行われています。
まち基本情報
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市区町村名 | 埼玉県さいたま市 (さいたまけんさいたまし) |
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