長野県飯綱町

ながのけんいいづなまち
豊かな自然に囲まれた
なんか、いい。が見つかる町

飯綱町について

長野県の北部にある飯綱町。長野市の市街地から車で約30分の距離にあり、東京からも北陸新幹線を使えば約2時間と、気軽におでかけできる信州の町です。県庁所在地がある長野市が隣接するほか、信濃町、中野市とも隣り合っています。

町全体は、すり鉢のような地形になっていて、山あいの丘陵地と「北しなの線」が走る町の中心部で構成されています。

歴史

飯綱町は2005年に牟礼村(むれむら)と三水村(さみずむら)が合併し、誕生しました。

町制が発足する以前も歴史は長く、町内で発掘された遺跡から、縄文時代草創期(旧石器時代と縄文時代との間の時期)には人が生活をしていたと推測されています。また、江戸時代には、この場所が江戸と金沢を結ぶちょうど中間点にあることから、宿場町として栄えていました。

主な産業

豊かな自然に囲まれた飯綱町では、農業がさかん。長野県が生産高のランキングで上位を誇るりんごや稲作を中心に、さまざまな農作物が生産されています。

山あいのエリアでは、スキー場やキャンプ場があり、観光産業にも力を入れています。都心からのアクセスの良さを味方につけ、オールシーズン多くの観光客が訪れています。

りんごなしでは語れない町を余すところなく満喫しよう!

農産業がさかんな飯綱町の中でもりんごは特別な存在です。町では明治時代中頃から生産が始まりました。

なかでも、合併前の三水村は、「日本一のりんご村」としても知られ、村としては国内最多の生産量を誇っていたほど。現在でも旧三水村の地域を歩くと、りんご畑が広がる風景が楽しめます。

飯綱町とりんごの深い関係を楽しく学べる「いいづなアップルミュージアム」

「いいづなアップルミュージアム」は、飯綱のりんご栽培から世界中のりんごに関する事がらまで、りんごのすべてを学べる、りんご好きには興味深いスポット。飯綱町をより深く知れる場所でもあり、町を訪れた際には立ち寄ってみては?

世界中のりんごを鑑賞できるお散歩コース「ニュートンりんご並木」

「いいづなアップルミュージアム」の入り口には、開放的な広場が。「ニュートンりんご並木」と名付けられた道路沿いには、世界各地のりんごの木が植えられています。それぞれの特徴や違いを親子で観察するのも楽しいですよ。

さらに、裏庭には1本の木から10種類ものりんごがなる珍しいりんごの木や、町の天然記念物に指定されている「高坂りんご」の木も。

子供たちにとって、普段見るりんごは、スーパーなどで陳列されている事が多いはず。どんなふうにりんごが育つのか、親子でお散歩しながら鑑賞してみませんか?

町の花、木

飯綱の春を代表する、可憐な花「りんご」

アップルミュージアム周辺に咲くりんごの花
アップルミュージアム周辺に咲くりんごの花

町の名産品でもあるりんごが、町の花として選定。町をイメージするにはピッタリですね。飯綱町の春には、たくさんの花が一斉に咲き、色鮮やかな景色があちらこちらで広がります。その中でも、りんごが町の花として選ばれていることからも、りんごが町と縁深いものだということが伝わってきます。

りんごの花は、地域によって時期がずれますが、長野県では桜が咲く少し後が見ごろ。薄いピンク色の花が咲き、信州の少し遅い春の訪れを告げます。

町には有名な一本桜も!「さくら」

長野県天然記念物に指定されている「袖之山のシダレザクラ」
長野県天然記念物に指定されている「袖之山のシダレザクラ」

飯綱町の木は「さくら」。町内には、たくさんの見所が点在しています。特に、樹齢300年以上にもなる巨木の一本桜も複数あり、長野県天然記念物に指定されているものも。長い年月まちを見守ってきた一本桜を見に、飯綱町へおでかけしてみませんか?

まち基本情報

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市区町村名長野県飯綱町
(ながのけんいいづなまち)
電話番号026-253-2511
アクセス【電車の場合】
東京から北陸新幹線にて約1時間半、長野駅下車後
しなの鉄道北しなの線にて約20分、牟礼駅下車(飯綱町)
【お車の場合】
関越自動車道練馬ICより約2時間半、上越自動車道信州中野IC下車
国道18号線にて上越方面へ約20分
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