茨城県筑西市
美しい景色を満喫できる田園都市
筑西市について
筑西市は茨城県の西部、筑波山の西側に位置するまちです。下妻市、つくば市、桜川市、結城市などに隣接し、栃木県の小山市や真岡市とも接しています。
のどかな田園風景やレトロな街並みが楽しめるほか、「筑波山ベストビューポイント」に選ばれた絶景スポットもありますよ。
市内にはJR、真岡鐵道(もおかてつどう)、関東鉄道の3つの鉄道が東西南北に走っています。なかでも、市の中心部にある「下館駅」はすべての路線が通っており、県西地域の交通の要所になっています。
四季折々の美しい景色が楽しめるまち、筑西市
筑西市では、春は桜、夏はひまわり、秋はコスモスや紅葉、冬はダイヤモンド筑波と、季節ごとに美しい自然の景色が楽しめます。
例年2月中旬と10月下旬の2回だけ「母子島遊水地」から望める「ダイヤモンド筑波」は、筑波山の山頂から太陽が昇る瞬間、まるでダイヤモンドが光り輝くように見える自然現象。この絶景を求めて、年に2回のシーズンには、遠方からもたくさんの人が訪れます。
歴史
筑西市は2005年3月に、当時の下館市、関城町、明野町、協和町の1市3町が合併して誕生した比較的新しい自治体です。現在は、それぞれの市町の伝統を守りつつ、筑西市としての新たなスポットやイベントも増えつつあります。
筑西市の中心地である下館地域は、江戸時代から明治時代にかけて真岡木綿(もおかもめん)の集積地として栄えており、鬼怒川を利用した舟運で江戸に繋がっていました。その後、鉄道が乗り入れ、交通の要所として栄えるようになると、真岡木綿を使用した足袋底の生産を中心に、北関東の商都として発展し、「関東の大阪」と言われるほどになりました。現在でも下館地区ではその当時の洋館や蔵などが残っています。
主な産業
現在の筑西市の主な産業は農業です。お米、野菜はもちろん、こだますいか、梨、いちごといった果物の生産も盛んです。2016年度からは、特産品のPRのため、特に優れた農産物へ贈られる「筑西ブランド」の認証も始まりました。
なかでも、筑西ブランド農産物第1号のこだますいかは、国内有数の産地として茨城県からも銘柄産地指定を受けており、味も食感もピカイチ!出荷の最盛期を迎える二十四節気の「立夏」を「こだますいかの日」として記念日登録するなど、積極的なPRが行われています。
市の花、木、鳥
筑西市の春と秋を彩る「なしのはな」と「コスモス」
筑西市の春の花は「なしのはな」。筑西市は、最も古い梨の産地の1つとしても知られており、現在でも有数の梨の生産地です。「なしのはな」の開花は例年4月頃。筑西市の春の花としてシンボルにぴったりです。
筑西市の秋の景色を彩る「コスモス」が秋の花。「コスモス」の花には「調和」という意味があり、4つの市町が合併して誕生した筑西市にぴったりの花です。
名所も多く、市民に親しまれている「さくら」
筑西市の木は「さくら」。市内各所に植えられていて、名所も多く、市民に親しまれている木です。春になると市内のあちこちで桜色の美しい景色が広がります。
幸せを呼ぶと言われている「つばめ」
幸せを呼ぶと言われている「つばめ」が筑西市の鳥です。市内の住宅の軒先などに巣をつくり、田植えの時期には、田園を飛び交っている姿が見られます。