群馬県上野村
大自然を遊び尽くせる小さな村
上野村について
群馬県上野村は、群馬県の西南に位置する自然豊かな村。西側は長野県、南側は埼玉県と隣り合っています。
村には御荷鉾荒船連山(みかぼあらふねれんざん)や三国連山などの険しい山々が鎮座し、山林が村の面積の95%以上を占めています。一方、村の中央には「平成の名水百選」に選ばれている神流川(かんながわ)が流れています。川の水は魚が見えるほど透き通っており、ヤマメやイワナなどの釣りや川遊びが楽しめます。
東京都内からは車で約2時間ほど。人口はわずか約1,100人の小さな村ですが、旅行先としても移住先としても今注目の村です。
上野村の魅力が詰まった「道の駅 うえの」
「道の駅 うえの」は、村の観光の拠点として機能する道の駅。「道の駅 うえの」は、群馬県内で最初に登録された道の駅で、関東有数の人気を誇る道の駅です。上野村自慢の食材を使った、絶品メニューやバラエティ豊かな特産品が一堂に会します。
村の資源を生かし、林業を通じて上野村の魅力を発信
村の面積の95%以上を山林が占める上野村では、林業が盛んに行われています。村の資源を生かして木工芸品を作る工房が数多くあります。
「道の駅 うえの」には、個性あふれる木工品が集まる「ウッディー上野村」「銘木工芸館」があり、上野村で作られた良質な木工作品を、気軽に手に取ってみることができます。また「森の体験館」では、さまざまな木工体験のメニューが用意されています。
上野村では「ウッドスタート宣言」を行っています。この活動は子育てのなかに「木」を真ん中において、木のぬくもりを感じながら豊かな暮らしを送ることができるようにしていく取り組みです。子供たちの大切な成長を木のおもちゃで育みませんか。
歴史
上野村を流れる神流川の周囲では縄文土器などの出土があり、古くからこの場所に人が暮らしていたことがわかっています。
村としてのはじまりは、木曽義仲の家臣であった今井兼平の一族がこの場所に土着したことと言われています。
江戸時代に入ると、幕府の直轄地(天領)として、「山中領・上山郷」と呼ばれ、7つの郷村に分けられていました。その当時、上野村の周辺は将軍家に献上するタカの繁殖地として、管理されていました。
明治時代に入ると町村制の施行によって7つの郷村が統一され、現在の上野村の形となりました。
上野村の花、木、鳥
上野村の山々の春を彩る「ヤシオツツジ」
上野村の花は「ヤシオツツジ」。「ヤシオツツジ」とはアカヤシオ、シロヤシオ、ムラサキヤシオツツジの総称のことで、上野村の天狗岩や笠丸山の山頂付近では、毎年4月下旬頃から5月上旬にかけて見頃を迎えます。
上野村の大自然の象徴「シオジ」
上野村の木は「シオジ」。モクセイ科トリネコ属の落葉広葉樹で、つやのある美しい木材になるため、家具やテーブルなどに加工されることも多い樹木です。
上野村には、神流川上流に「北沢しおじ原生林」があり、国の天然記念物に指定されています。この原生林の「シオジ」は、宝暦年間(1751年から1763年)から伐採されたことがないと言われ、樹高の大きなものでは35mにも達しているものも。村ではこの原生林を、案内人とハイキングする取り組みも行われています。
上野村の森林を悠然と飛ぶ「タカ」
国内のさまざまな広葉樹林に場所で生息している「タカ」。「クマタカ」や「オオタカ」など複数の種類がいます。上野村の森林にも生息し、悠然と飛ぶ姿を見ることができます。
まち基本情報
| |
---|---|
市区町村名 | 群馬県上野村 (ぐんまけんうえのむら) |
電話番号 | 0274-59-2111 電話番号の受付先は上野村役場です。 |
アクセス | 【電車】 JR上野駅より高崎線にて約100分、新町駅下車、日本中央バスにて約1時間半 【車】 関越自動車道練馬ICより約80分、藤岡JCT経由、上信越自動車道下仁田IC下車、湯野澤トンネル経由約35分 |
備考 | 冬季になると通行止めになる道路があります。 上野村役場ホームページでご確認ください。 |