埼玉県秩父市

さいたまけんちちぶし
観光名所・イベントがいっぱい
四季折々の自然を満喫できるまち

秩父市について

埼玉県北西部に位置する秩父市は、埼玉県内でもっとも面積が広い市です。

西武鉄道の特急を利用すれば、最短77分で都内の「池袋駅」からアクセス可能。また、同じく埼玉県内の「熊谷駅」からは、秩父鉄道の急行を利用して約50分でおでかけできます。

市内には、中心市街地を囲むように山々が広がります。春にはしだれ桜や芝桜、夏にはホタル、秋は紅葉、冬は氷柱と、四季折々の豊かな自然を楽しめます。

地域に根付く秩父の祭りを体験しよう!

大勢の観光客が訪れる有名なお祭りから、地元に根差したものまで、秩父地域には、いくつものお祭りが継承されています。なかでも、「秩父夜祭」(ちちぶよまつり)と「龍勢祭」(りゅうせいまつり)の名で知られる2つの行事は、秩父市を代表するお祭りです。

“日本三大曳山祭”のひとつ!ダイナミックな「秩父夜祭」

秩父市

300年以上の歴史を持つ秩父神社の例大祭「秩父夜祭」は、京都の「祇園祭」や飛騨の「高山祭」と並び、“日本三大曳山祭”のひとつとして知られています。

秩父市

12月2日(宵宮)、3日(大祭)には、豪華絢爛な笠鉾と屋台が曳き廻されます。最大20トンもの重さがある、華やかな笠鉾・屋台が団子坂と呼ばれる急な坂を曳き上げられる様子は迫力満点! 

この屋台行事は、「秩父祭の屋台行事と神楽」として、国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、33の「山・鉾・屋台行事」の中の1つとして、ユネスコ無形文化遺産にも認定されています。

空高く打ち上げられる「龍勢」に釘づけになる「龍勢祭」

秩父市

毎年10月の第2日曜に開催される「龍勢祭」は、秩父市下吉田の「椋神社」(むくじんじゃ)の秋の例大祭で行われる祭礼です。

「龍勢」と呼ばれる、火薬を仕込んだ手作りのロケットが空高く打ち上げられるお祭りで、発射された「龍勢」に歓声が上がります。

「龍勢」と名前が付けられたのは、打ち上げられたロケットが昇天する龍の姿に似ていることからといわれています。

「龍勢祭」も、「秩父吉田の龍勢」として、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

芝桜の絨毯が広がる「羊山公園」

秩父市

秩父市のシンボル・武甲山のふもとに広がる「羊山公園」では、例年4月中旬から5月初旬にかけて、芝桜が見頃を迎えます。

秩父市

芝桜が植栽されている面積は関東有数の規模! 10品種40万株の芝桜が広大な敷地を埋めつくします。

「秩父銘仙」とともに歩んだまちの歴史

秩父市

秩父市では、「秩父銘仙」(ちちぶめいせん)と呼ばれる絹織物が作られています。糸を型染めする「ほぐし捺染」(ほぐしなっせん)と呼ばれる技法が用いられ、裏表が同じように染色されるのが特徴です。

見る角度によって色の見え方が違って見える玉虫効果があり、大変美しい絹織物です。

「秩父銘仙」は、大和朝廷の創始者とされる崇神天皇(すじんてんのう)の時代に、「秩父神社」の神様である知々夫彦命(ちちぶひこのみこと)が、当時の住民たちに養蚕と機織りの技術を伝えたことが始まりといわれています。

特に大正時代から昭和初期にかけては、手軽なおしゃれ着の材料として全国的な人気を集めました。山に囲まれ稲作に向かない秩父地域では、当時、住民の約7割が織物関係の仕事に関わっていたとも言われています。

秩父市の花、木、鳥

「羊山公園」に咲き渡るシバザクラ

秩父市の花「シバザクラ」
秩父市の花「シバザクラ」

秩父市のシンボル花は「シバザクラ」。市内の人気観光スポット「羊山公園」のシバザクラはとても有名です。

秩父の秋を彩る「カエデ」

秩父市の木「カエデ」
秩父市の木「カエデ」

市内にいくつも紅葉の名所がある秩父市。秋になると美しく紅葉する「カエデ」が秩父市の木です。

市内のバードウォッチングで見つけたい「オオルリ」

秩父市の鳥「オオルリ」
秩父市の鳥「オオルリ」

国内の山地の渓谷沿いで見ることができる「オオルリ」が秩父市の鳥です。瑠璃色の見た目が印象的で、鳴き声も美しい鳥です。“日本三鳴鳥”のひとつにも数えられています。

まち基本情報

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市区町村名埼玉県秩父市
(さいたまけんちちぶし)
電話番号0494-25-5209
秩父市役所産業観光部観光課
アクセス【電車】
西武鉄道「池袋駅」から特急で約80分、「西武秩父駅」下車
秩父鉄道「熊谷駅」から約70分「秩父駅」下車、ほか「和銅黒谷駅」、「大野原駅」、「御花畑駅」、「影森駅」、「浦山口駅」、「武州中川駅」、「武州日野駅」、「白久駅」、「三峰口駅」が市内最寄り駅
【車】
関越自動車道花園ICから国道140号経由秩父市内へ
関越自動車道川越IC、鶴ヶ島ICから国道299号経由、秩父市内へ
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