神奈川県逗子市
海も山もあるプチリゾート
逗子市について
三浦半島の北西部にある神奈川県逗子市。市内の沿岸沿いエリアは相模湾に面し、そのほかのエリアは鎌倉市、葉山町、横浜市金沢区、横須賀市と接しています。
都心からJR横須賀線、または京浜急行逗子線で約1時間と、アクセスしやすいため、観光地としてはもちろん、ベッドタウンとしても知られています。都心に通勤、通学しながら、海や山の近くでの暮らしを楽しむ人も数多くいます。
観光中心地は「逗子海岸」や「リビエラ逗子マリーナ」などがある海岸沿いですが、市内には「披露山」や「鷹取山」など山の自然が楽しめるエリアも充実。実は、市内の約6割を緑が占めています。
歴史
逗子市の歴史は大変古く、縄文時代までさかのぼることができます。市内では、当時使われていたとされる土器や住居遺跡が発掘されています。
鎌倉時代の歴史書「吾妻鏡(あずまかがみ)」には、1200年に源頼家が現在の逗子海岸と思われる海辺で「笠懸(かさがけ)」を行ったという記録も残されています。笠懸とは、疾走する馬に乗りながら的に鏑矢(かぶらや)を放って的を射る「流鏑馬(やぶさめ)」に似た、日本に伝わる伝統的な騎射の技術のこと。この歴史的背景を伝える行事として、逗子海岸では毎年11月中旬に「流鏑馬の奉納」が行われています。
文化の発展とともに、「岩殿寺」「神武寺」「東昌寺」などさまざまな寺院が建立され、現在でも市内各所に残されています。
近代の動き
1873年に現在の市域が決定しました。
1889年に町村制が施行され、周辺地域の7つの村が合併して「田越村」が誕生しました。同年、JR横須賀線が開通して「逗子駅」も開設されています。
1913年に「田越村」から「逗子町」に変更。その後、横須賀市との強制合併を経て、1954年4月に「逗子市」となり、現在に至ります。
主な産業
漁業が盛んな逗子市。市内西部にある「小坪漁港」は、鎌倉時代から漁業が営まれてきた歴史ある場所です。年間を通じてさまざまな魚介類が水揚げされていて、なかでも、サザエとワカメ、シラスは逗子を代表する水産物です。
現在は「とる漁業」以外にも力を入れており、アワビやサザエの稚貝放流といった「育てる漁業」の取り組みや、漁業に親しんでもらえるようなイベント開催(不定期)などを行っています。
ふるさと納税の「電子感謝券」を持っておでかけしよう
逗子市では、ふるさと納税の返礼品に「電子感謝券」を導入しています。「電子感謝券」とは、寄付した30%分がポイントで受け取れるというもの。ポイントは、逗子市内の加盟店で食事や買物、宿泊などの支払いに使うことができます。市内の加盟店は100店舗以上あるので、家族の旅のスタイルに合わせて利用できるのがうれしいですね。
海岸沿いエリアは、道路などにヤシの木が植えられていたり、美しいサンセットが見れたりとリゾート感いっぱい。おしゃれなカフェも点在していて、まち歩きも楽しめますよ。
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市の花、木
市内の道の脇でも見ることができる「ホトトギス」
逗子市の花は「ホトトギス」です。1984年に市制30周年を記念して制定されました。
直径2.5cmほどの小さな花が集まって咲く可愛らしい花です。花びらにある紫色の斑点が、鳥の「ホトトギス」の胸にある斑点と似ていることから同じ名前がついています。
市内では、「蘆花記念公園」から「逗子市郷土資料館」へ続く道の途中で見ることができます。開花時期は毎年10月ごろです。
赤や白のあざやかな色の花をつける「ツバキ」
逗子市の木は、冬のもっとも寒い時期に赤や白の美しい花をつける「ツバキ」。
現在は、野生種をもとに品種改良された園芸品種が多数流通しています。赤や白のほか、薄い桃色や紫など花の色もさまざま。花が少ない冬の時期にあざやかに咲く「ツバキ」は、見る人の心を温かくしてくれます。
まち基本情報
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市区町村名 | 神奈川県逗子市 (かながわけんずしし) |
電話番号 | 046-873-1111 |
アクセス | 【電車の場合】 JR横須賀線利用の場合 品川駅から逗子駅まで約1時間(東海道本線の場合は大船駅で乗り換え) 京浜急行線利用の場合 品川駅から新逗子駅まで約1時間(金沢八景駅から逗子線へ) 【お車の場合】 東京から首都高速、横浜横須賀道路経由約45分 逗子IC下車、約5分 |
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