神奈川県大磯町
大磯町について
大磯町は、神奈川県の中央南部に位置しています。南は相模湾、北は高麗山や鷹取山などの丘陵地帯に囲まれており、海と山の両方を楽しめる自然豊かなまちです。海岸沿いを流れる暖流の影響で、一年を通じて温暖な気候に恵まれています。
また、東海道線と湘南新宿ラインを利用すれば、新宿まで約69分で行くことができ、アクセスの良さが魅力です。さらに、小田原厚木道路や西湘バイパスも通っているため、自動車でもさまざまな場所へ快適に移動できます。
秋の風物詩「大磯まつり」
毎年11月にまちを代表する祭り「大磯まつり」が、開催されます。大磯を彩る「時代」をテーマにした風物詩イベントで、ステージイベントや人力車、明治仮装パレードのほか、屋台やキッチンカー、町内事業者やゆかりのある自治体による物販やワークショップなども出店されます。

祭りの終盤には、豪華な景品が当たる「冨くじ」大抽選会や、夜空を彩るスカイランタンのイベントが行われます。ステージからグルメまで一日中楽しめる時代トリップイベントです。
日本初の海水浴場「大磯海水浴場」で安心の海遊び

大磯町を代表する観光スポットである「大磯海水浴場」は、明治18年(1885年)に初代陸軍軍医総監だった松本順によって開設され、日本で最初に誕生した海水浴場とされています。

今でも「大磯海水浴場」は、その広い砂浜と治安の良さが評判です。
また、車や電車のどちらでもアクセスしやすいのも魅力です。車の場合は、西湘バイパス大磯インターを出てすぐの場所に、海水浴場から徒歩3分の大型駐車場(353台収容)があります。電車の場合は、JR東海道本線「大磯駅」から徒歩10分です。毎年、多くの家族連れで賑わっています。
江戸時代から続く歴史と政界の奥座敷として知られる大磯町

大磯町は、江戸時代には東海道五十三次の8番目の宿場町として栄えていました。江戸時代初期、鴫立庵の建つ場所に崇雪が立てた石碑の裏に「著盡湘南清絶地」と刻まれた銘文により「湘南発祥の地」とされています。

また、大磯町には、山縣有朋、伊藤博文、原敬、大隈重信、西園寺公望、加藤高明、寺内正毅、吉田茂の8人もの内閣総理大臣経験者をはじめ、数多くの著名な政治家が住んでいました。そのため、「政界の奥座敷」と呼ばれています。実際、大磯の美しい海や山に囲まれた景観は別荘地としても高く評価されてきました。こうした自然の魅力を背景に、先人たちも自身の邸宅からこゆるぎの浜や富士山を楽しんでいたと考えられます。

大磯町では、立憲政治の確立などに重要な役割を果たした彼らの邸宅が密集する珍しい地域を「明治記念大磯邸園」と名付け、国土交通省や神奈川県と連携して整備を進めています。
まち基本情報
| |
|---|---|
| 市区町村名 | 神奈川県大磯町 (かながわけんおおいそまち) |
| 電話番号 | 0463-61-4100 |
| アクセス | 新宿から湘南新宿ラインで約69分 西湘バイパス大磯 IC下車(用賀ICから約40分) |
| 公式URL | 公式URLはこちら |
| 公式SNS | |