福岡県大牟田市
大牟田市はこんなまち!
大牟田市(おおむたし)は、福岡県の最南端に位置しており、人口約10万人、面積が81平方キロメートルのまちです。
福岡空港から、車で1時間10分、電車では博多駅から1時間半、西鉄福岡駅から1時間の場所にあります。また、九州新幹線では博多駅から30分で着きます。
このように交通アクセスも充実していますが、有明海や三池山など自然も豊かで、暮らしやすいまちでもあります。
大牟田市では、昭和中期までの日本の主力エネルギーだった石炭の採掘が明治時代からはじまり、日本の近代化を支える産業として発展しました。
8県11市に広がる「明治日本の産業革命遺産」は、日本の工業が50年という短期間で素晴らしく発展したことを示していることが評価され、本市の『宮原坑』、『三池港』、『三池炭坑専用鉄道敷跡』などを含む産業革命遺産が2015年に世界文化遺産に登録されました。
世界遺産以外にも、『大牟田市動物園』、『おおむた「大蛇山」まつり』などの観光スポットやイベント、また、大牟田市のソウルフードでもある『イカタル弁当』や『大牟田ラーメン』などのグルメも魅力で、『草木饅頭』、『粕漬け』、『三池高菜』などはお土産品としても人気です。
世界遺産
宮原坑

当時の面影を残す第二竪坑櫓は、高さ約22mで、現存する鉄鋼製の櫓では日本最古。赤レンガの巻上機室は「イギリス積み」と言われる組み方で、窓や出入り口がアーチ状になっています。
施設ガイドの中には当時、炭鉱で働いていた方も多くいるため、当時の空気感やエピソードを聞きながら、歴史を感じるひとときに浸ることができます。
三池港

明治41年竣工。遠浅で干満の差が大きい有明海において、石炭積み出し用の大型船の入港・停泊を可能にするために築港されました。三池港は築港当時のまま、今も現役で稼働しています。
また三池港では1月と11月の年2回、夕日が航路先端から閘門を通り、まっすぐに伸びる「光の航路」を見ることができ、撮影スポットとして人気です。また周辺には工場群もあり、工場夜景撮影もおすすめのエリアです。
大牟田市石炭産業科学館

日本の近代化とおおむたの発展を支えてきた三池炭鉱の歴史と技術や、石炭産業に関する知識を深めることができるほか、「明治日本の産業遺産革命」の紹介もあります。
イチオシは、地下400mの坑内世界を体験できる「ダイナミックトンネル」。三池炭鉱で行われていた採掘の様子を実際の機械を見ながら、エキサイティングに感じることができます。
スポット
大牟田市動物園
1941年10月1日に開園。動物たちの生活の質の向上を目的とした、様々な取り組みを実施すると共に、動物福祉について理解を深めていただく努力を重ねています。
大牟田市ともだちや絵本美術館
大牟田市動物園内にある美術館で、大牟田市出身の絵詞作家、内田麟太郞さんの「おれたち、ともだち!」シリーズをはじめ、約1,000点の原画を収蔵しています。それら原画のほか立体作品の展示、インスタレーション、絵本の世界観を広げるイベントやワークショップ、マルシェなどを行っています。
体験・イベント
刀剣文化

大牟田市では今でも刀が作られています。大牟田市倉永の工房に4人の刀匠と1人の美術研磨師が在籍し、その作品は全国規模の展覧会で数々のを獲得。作刀に励む傍ら、刀剣文化の普及にも務めています。
ここでは、刀匠に教わる包丁制作や、日本刀風ペーパーナイフ制作、日本刀古式鍛錬見学など様々な体験が可能です。
押し花アート

大牟田市出身のアーティスト・杉野宣雄さんと、その父・杉野俊幸さんが歳月をかけて独自の技術を確立した「押し花アート」。植物が持つ色彩と形を鮮やかに残したまま乾燥させ、再構成する手法は、国内のみならず、世界各国で称賛されています。
押し花文化のふるさと・大牟田で、その魅力に触れてみてください。
おおむた「大蛇山」まつり

毎年7月の第4土曜日・日曜日に開催される大牟田市が一番盛り上がる夏まつり。長さ約10m、高さ約5m、重さ最大3トンもある何台もの山車が、火煙を吐きながら街を練り歩きます。巨大な頭を左右に振りながら、勇壮な掛け声を上げ、縦横無尽に動く姿は、大牟田ならではの風景です。
ルーツは江戸時代までさかのぼり、300年以上の歴史があるとされ、祇園信仰と水神信仰が絡み合った独特の祭礼行事です。
グルメ
イカタル弁当

昔から様々な人に愛され、メディアでも取り上げられた大牟田市人気のソウルフード。
イカゲソの唐揚げとちくわ、昆布の佃煮、おかかとたくあんが乗ったお弁当・・・こちらにタルタルソースをたっぷりかけるのが大牟田流!市内のお弁当屋さんやスーパーでも購入できます。お店ごとに違ったイカタル弁当を是非食べ比べてみてください!
大牟田ラーメン

濃厚な白濁豚骨スープと、少し太めの食べ応えのある麺とが絶妙にマッチ。濃いめの味は、炭鉱で働く人々の胃袋を満たすパワーフードだったのかも。昭和の時代から変わらず愛され続ける味で、お酒の〆にも◎。
大牟田市にはまだまだ素敵な魅力がたくさんあります。HPやSNSで魅力を発信していますので、是非ご確認ください!
まち基本情報
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| 市区町村名 | 福岡県大牟田市 (ふくおかけんおおむたし) |
| 電話番号 | 0944-41-2750 大牟田市観光おもてなし課 |
| アクセス | 【車の場合】 福岡空港から車で約1時間10分 【電車の場合】 JR博多駅から1時間半 西鉄天神駅から1時間 九州新幹線では博多駅から30分 |
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