GWは神代植物公園へおでかけ！
色とりどりのつつじを観賞しよう

東京都調布市にある「神代植物公園」では、2024年4月9日（火）から4月29日（月・祝）までの期間、「神代植物公園　つつじウィーク」が開催されます。

約10万本もの樹木が植えられている都内唯一の植物公園「神代植物公園」で開催される、「つつじウィーク」をご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
※品種や株数は変動する場合があります。開花状況などの最新情報は公式サイトやSNSで確認してからおでかけください

「神代植物公園」の歴史と見どころ

東京都調布市の武蔵野の自然が感じられる「神代植物公園」は、1961年に開園した都内唯一の植物公園です。

元々この場所は都内の街路樹などを育てる苗圃でした。戦後になり、神代緑地として一般に公開されるようになり、1961年に開園を迎えた歴史ある公園です。

公園内には、ばら園・つつじ園・うめ園など植物の種類ごとに30のブロックに分けられているため、一年を通して植物に触れ合うことができます。公園内に、植えられている植物は約4,800種類、約10万本にも及びます。

広大な敷地一面に広がるつつじ感動！

「神代植物公園」内のつつじ園は、7,800平方メートルと広大な敷地を誇ります。その広さはなんとサッカーコートより広いというから驚きです。

そんな広大なつつじ園には、約270種類、約1万2,000株ものつつじが植えられています。

ちょうどツツジが見頃を迎える期間には、360度のパノラマを見渡せる「見晴らし台」が特別に設置されます。

注目！古くから伝わるつつじの園芸品種

約270種類もの品種のつつじが植えられている「神代植物公園」ですが、その中でも見逃せない歴史ある園芸品種をご紹介します。

真っ赤な花が印象的！「本霧島」

「本霧島」は、燃えるような真っ赤な色が印象的な、赤つつじの代表的な品種。直径4cmほどの小さな花を枝先にたくさんつけるのが特徴です。

気品ある細い花びらが特徴の「花車」

花びらが細いのが特徴の「花車」。薄紫色の大輪の花をつけます。江戸時代から長崎県の平戸で育成されてきました。

可憐な花姿にうっとり！「酔楊妃」

淡いピンクの花が可憐な「酔楊妃（すいようひ）」。白とピンクのグラデーションが楽しめます。

ピンク色の花が目を引く「老の目覚」

ピンクの一重咲きの花がパッと目を引く「老の目覚め」。花びらが三角形の形をしているのも特徴です。

ガイドツアーに参加してより深くつつじを知ろう！

4月20日（土）と21日（日）には、ガイドボランティアによる「つつじ園ガイドツアー」が開催されます。見頃のつつじをはじめ、さまざまな植物の解説を行いながら、園内を巡ることができます。

ちょうどゴールデンウィーク（GW）頃に見頃を迎えるつつじ。今年のゴールデンウィーク（GW）は、気軽におでかけできる都内の植物公園で過ごしませんか。

記事を書いた人

大縄典子

いこーよとりっぷ編集部／転勤族の夫を持ち様々な土地に縁がある、大学生の息子、高校生の娘がいるママ。結婚後、子育てに専念するため10年以上の専業主婦経験を経て、ひょんなことから社会復帰を果たす。今は様々な自治体とのやり取りをしながら、まちの魅力を伝える仕事に情熱を燃やしています。人と話すことが好き。