1トンを超える巨体がぶつかり合う
手に汗握る「小千谷牛の角突き」
新潟県小千谷(おぢや)市にある「小千谷闘牛場」では、体重1トンもの牛同士がぶつかり合う「小千谷牛の角突き」が、毎年行われています。
2024年は、5月3日(金・祝)に開催される初場所から、2024年11月4日(月・振休)の千秋楽まで全7回行われる予定です。
迫力満点で見ごたえありの「小千谷牛の角突き」。歴史や見どころ、開催情報をご紹介します。
※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
「小千谷牛の角突き」とは?
「小千谷牛の角突き」は、スペインで行われている闘牛とは違い、牛同士の戦いや技を楽しむ格闘技のようなもの。牛同士がぶつかり合う光景は、迫力満点です!
ただし、勝ち負けは決めないのが「小千谷牛の角突き」の最大の特徴です。
勢子(せこ)とよばれる男性たちが、興奮した牛たちを引き離し、引き分けにする活躍が見どころのひとつであり、牛に立ち向かう勢子の勇姿に観客からは拍手が沸き起こります。
「牛の角突き」は、小千谷市以外にも、新潟県長岡市にある「山古志(やまこし)闘牛場」などでも行われています。
1,000年以上の歴史がある「小千谷牛の角突き」
「小千谷牛の角突き」は、古くから受け継がれている小千谷地域の伝統行事です。
1,000年以上の歴史があるといわれており、江戸時代後期の文豪・滝沢馬琴(たきざわばきん)が書いた「南総里見八犬伝」(なんそうさとみはっけんでん)にも描かれています。
また、「小千谷牛の角突き」は、1978年(昭和53年)に文化庁より「牛の角突き習俗」として国指定重要無形民俗文化財に指定されています。
2024年の「小千谷牛の角突き」の開催日をチェック
2024年の「小千谷牛の角突き」は、5月3日(金・祝)に初場所が開催されます。以降も11月まで月1回のペースで、年間で7回開催されるので、ぜひ観戦にでかけましょう。
2024年の開催日
・5月3日(金・祝)※初場所
・6月2日(日)
・7月7日(日)
・8月11日(日・祝)※お盆場所
・9月1日(日)
・10月6日(日)
・11月4日(月・振休)※千秋楽
目の前で繰り広げられる大迫力の戦いに子供は釘付けになること間違いなし♪ 地域の伝統行事を親子で体験してみませんか。
とりっぷノート!どんな牛が戦うの?
角突きに用いられる牛は「赤牛」(あかうし)といわれる褐色肌の「南部牛(日本短角牛)」が多いそう。
全国で唯一、地元の小学校で飼育されている“角突き牛”の牛太郎(ぎゅうたろう)も参加しますよ。
(いこーよとりっぷライター・飯田佐智)
記事を書いた人
飯田佐智(Clay)
小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ(おつまみ♪)を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。
イベント基本情報
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イベント名 | 小千谷牛の角突き(2024年) |
ふりがな | おぢやうしのつのつき |
主催者名 | 小千谷闘牛振興協議会 |
開催期間 | 2024年開催日 ・5月3日(金・祝)※初場所 ・6月2日(日) ・7月7日(日) ・8月11日(日・祝)※お盆場所 ・9月1日(日) ・10月6日(日) ・11月4日(月・振休)※千秋楽 |
開催時間 | 12:00〜15:00(受付10:00~) ※終了時間は取り組み数や取り組み状況により多少変わります |
開催スポット | 小千谷闘牛場 |
住所 | 新潟県小千谷市小栗山2453 |
電話番号 | 0258-59-2003 ※電話窓口は「小千谷市東山連絡所」です |
料金 | 全席2,000円 |
アクセス | 【車】関越自動車道・小千谷ICから約20分 【電車】JR上越線「小千谷駅」から有料シャトルバスに乗車(約10分/片道500円)、バス停「小千谷闘牛場」下車後、徒歩すぐ |
駐車場 | 駐車場あり |
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