日本三大田植祭のひとつである<br/>「磯部の御神田」に参加しよう
2023年6月24日

日本三大田植祭のひとつである
「磯部の御神田」に参加しよう

磯部の御神田(2023)
いそべのおみた
見る
三重県志摩市

三重県志摩市の磯部(いそべ)にある「伊勢神宮(内宮)」の別宮「伊雑宮」(いざわのみや)では、2023年6月24日(土)に「磯部の御神田」(いそべのおみた)が執り行われます。

「磯部の御神田」は、日本三大田植祭のひとつで、国の重要無形民俗文化財に指定されています。気になるまつりの内容や見どころをたっぷりご紹介します!

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください
※トップ画像:写真提供:志摩市観光協会

「磯部の御神田」とは

早乙女(さおとめ/田植えをする女性のこと)らが一列に並んで苗植えをします/写真提供:志摩市観光協会
早乙女(さおとめ/田植えをする女性のこと)らが一列に並んで苗植えをします/写真提供:志摩市観光協会

「磯部の御神田」は、毎年6月24日に豊作を願って行われる神事です。「伊勢神宮(内宮)」の別宮「伊雑宮」に隣接する「御料田」(ごりょうでん)で執り行われます。

男たちが"忌竹"(いみだけ/神事の際に汚れを防ぐために立てる竹)を奪い合う「竹取神事」(たけとりしんじ)、苗植えの儀式を行う「御田植神事」(おたうえしんじ)、歌や舞が行われる「踊込み」(おどりこみ)を一日かけて行います。

大阪府大阪市「住吉大社」の「御田植神事」(おたうえしんじ)、千葉県香取市「香取神宮」の「御田植祭」(おたうえまつり)とともに、日本三大御田植祭りのひとつに数えられています。

「御田植神事」の情報はこちら

「磯部の御神田」の見どころを紹介

「竹取神事」(たけとりしんじ)の気迫溢れる光景に胸が熱くなります/写真提供:志摩市観光協会
「竹取神事」(たけとりしんじ)の気迫溢れる光景に胸が熱くなります/写真提供:志摩市観光協会

まずは、勇敢な男たちが大きな団扇(うちわ)についた忌竹を奪い合う「竹取神事」。泥まみれになりながら繰り広げられる争奪戦は、一見の価値ありです!

次に、笛や太鼓による田楽(でんがく)が響き渡るなか、赤いたすきがけをした早乙女たちが苗植えを行う「御田植神事」が行われます。

その後は、踊りを交えながら御料田から伊雑宮の鳥居までの約200mを2時間かけて練り歩く「踊込み」(おどりこみ)を行います。

2023年の開催情報

美しく舞いながら御料田から伊雑宮一の鳥居まで戻ります/写真提供:志摩市観光協会
美しく舞いながら御料田から伊雑宮一の鳥居まで戻ります/写真提供:志摩市観光協会

2023年の「磯部の御神田」は、6月24日(土)に執り行われます。

神事を通して、日本文化の雅な雰囲気を知ることができ、磯部の初夏の風物詩である「磯部の御神田」。豊作を願って親子でお参りしてみてはいかがでしょう。

とりっぷノート♪伊雑宮にお参りしよう

「磯部の御神田」を行う「伊雑宮」の境内は、まるで小さな伊勢神宮のような荘厳な雰囲気です。まつりと合わせてぜひ、お参りしてください。(いこーよとりっぷライター・飯田佐智)

記事を書いた人

飯田佐智(Clay)

小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ(おつまみ♪)を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。

イベント基本情報

  • ページの内容は、掲載時のものであり最新の情報ではない場合もあります。
    お出かけされる際は、最新の公式情報を必ずご確認下さい。
イベント名磯部の御神田(2023)
ふりがないそべのおみた
主催者名御神田奉仕会
開催期間2023年6月24日
開催時間神事の開始8:10〜
開催スポット伊雑宮(御神田)
住所三重県志摩市磯部町上之郷374
電話番号0599-46-0570
※電話窓口は「志摩市観光協会」です
料金無料
アクセス【車】第二伊勢道路・白木ICから約10分
【電車】近鉄志摩線「上之郷駅」から徒歩で約5分
駐車場駐車場あり
備考内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、主催者へお問い合わせください
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公開日2023年05月10日/更新日2023年05月16日