川越氷川神社で風鈴まつり開催　
約1,500個の江戸風鈴が境内を彩る

埼玉県川越市にある「川越氷川神社」で、2023年7月1日（土）〜9月3日（日）の期間、川越の夏の風物詩「川越氷川神社 縁むすび風鈴」が開催されます。

祭り期間中は、境内のいたるところに色とりどりの風鈴が飾られ、夜にはライトアップも行われます。

2023年の「川越氷川神社 縁むすび風鈴」の開催情報や見どころをはじめ、「川越氷川神社」の歴史などもご紹介します。

※内容は一部変更または中止になる可能性があります。最新情報および詳細は、公式サイトをご確認ください

小江戸・川越市のパワースポット「川越氷川神社」

境内には22の摂社・末社があります

埼玉県川越市は、江戸時代から川越藩の城下町として栄えました。市街地の中心には、江戸時代の町屋が立ち並ぶ「蔵造りの町並み」が続き、江戸の情緒を感じることから、「小江戸」とも呼ばれています。

そんな埼玉県川越市にある「川越氷川神社」は、今からおよそ1,500年前、古墳時代の欽明天皇2年に創建された歴由緒ある神社です。

ご利益は夫婦円満・家庭円満・縁結び

境内入口に大きくそびえ立つ大鳥居は、木製の鳥居としては日本一の大きさを誇ります

「川越氷川神社」は、素盞嗚尊（すさのおのみこと）、奇稲田姫命（くしいなだひめのみこと）、脚摩乳命（あしなづちのみこと）、手摩乳命（てなづちのみこと）、大己貴命（おおなむちのみこと）の五柱（いつはしら）の神様が祀られています。

祀られている五柱の神様が家族であることから、夫婦円満・家庭円満、縁結びにご利益があるとされています。最近では、縁結びのパワースポットとして知られるようになり、良縁を求めて多くの参拝客が訪れます。

見どころたっぷり「川越氷川神社 縁むすび風鈴」

祭り期間中は、授与所にて風鈴をお土産として購入できます

2014年から始まった「川越氷川神社 縁むすび風鈴」。例年7月上旬～9月上旬に行われています。

境内に約1,500個の江戸風鈴が飾り付けられ、カラフルな風鈴が涼しい音色を響かせます。

風鈴には「願いごと短冊」を掛けることができます。「願いごと短冊」は、正面鳥居をくぐってすぐ左手にある社務所でいただくくことができますよ（初穂料300円）。

書いた願い事は、風に乗って神様に届くのだとか。9月中旬に、しっかりとお祓いされ、その後お焚き上げもされるとのこと。

「川越氷川神社 縁むすび風鈴」には、たくさんの風鈴が吊るされた「風鈴回廊」やライトアップ、境内を流れる「光る川」など見どころがいっぱいです！　

【見どころ1】風鈴回廊

祭りのメインスポットはインパクト抜群！江戸風鈴が奏でるハーモニーを体感しましょう

本殿の東側には、彩り豊かな「風鈴回廊」が設置されています。すべての風鈴が職人の手で作られているため、一つ一つ色も形も音色も異なります。

涼やかな音色を聞きながら回廊を抜けていくと、心が浄化されるような体験ができますよ。

【見どころ2】ライトアップ&「光る川」

風鈴がライトアップされ、境内に浮かび上がっているかのような光景に

祭り期間中の18時30分～20時に行われる「風鈴回廊」のライトアップも必見です。

昼のカラフルな風鈴とは異なって、夜はしっとりと幻想的な雰囲気に包まれます。昼間に立ち寄って、また夜に訪れてみるのもいいですね。

ファンタジックな「光る川」にうっとり

さらに、境内を流れる小川にも灯りが灯され、「光る川」へと変化します。水の中で丸い玉がぼんやりと光ったり、消えたりしながら神秘的な夏の夜を演出します。

2023年の開催情報

「川越氷川神社 縁むすび風鈴」は、SNSでも話題のイベントです

2023年の「川越氷川神社 縁むすび風鈴」は、2023年7月1日（土）〜9月3日（日）の期間に開催されます。

思わず写真に撮りたくなるフォトスポットばかりの混雑必至の祭事です。

川越の夏の風物詩として定着しつつある「川越氷川神社 縁むすび風鈴」。昼夜問わず魅力がいっぱいの祭りに浴衣を着て親子でおでかけしませんか。

とりっぷノート♪おみくじも要チェック！

「あい鯛みくじ」と「一年安鯛みくじ」の2種類あります

「川越氷川神社」のおみくじは、備え付けの竿で「鯛みくじ」を釣り上げるというユニークなスタイル。鯛をデザインしたキュートなおみくじは、アクセサリーとして持ち歩くこともできますよ。（いこーよとりっぷライター・飯田佐智）

記事を書いた人

飯田佐智（Clay）

小学生の娘と金魚2匹と暮らすママライター。旅行、おでかけ、グルメを中心に執筆。趣味はインスタで美味しそうなレシピ（おつまみ♪）を見つけて作ること。海外ドラマが大好きで今まで観た作品は数知れず。